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自然葬は新しい弔いの形!海洋散骨で故人様を見送ろう

2021.03.02
海洋散骨
山の中にある石の階段

日本ではこれまで先祖代々のお墓を守ることで故人を供養するのが一般的でしたが、最近ではお墓だけに頼らない新しい供養の方法が少しずつ注目を集め始めています。

「遠方にあるお墓を管理しきれない」「また将来的にお墓を見てくれる後継者がいない」などの理由でお墓を持たない人が増えており、『自然葬』を希望される方も多くなりました。

しかし、自然葬が「いったいどのような葬送方法なのか」知っている方も少ないようです。そこで今回は、自然葬の種類やメリット、デメリット、また散骨との違いをご紹介します。

最近良く耳にする『自然葬』とは

大自然と流れる川

自然葬とは、お墓などの人工物を用いず、海や山などの自然の営みの中に遺骨を還す葬送方法のことです。

現在、日本で注目されている主な自然葬には、海で行う海洋葬・海洋散骨、木をシンボルとする樹木葬などがあります。さらにユニークなものだとヘリコプターなどを使って行う空中葬、風船を使うバルーン葬、宇宙葬などもあります。

お墓を持つという従来の供養の形が徐々に変化している現代では、新しい供養の方法として海や山への散骨を選ぶご遺族様や、生前より自然葬を希望される方が増えています。

自然葬と散骨は何が違う?

青い空と雲

自然葬という呼び方は、お墓を持たずにご遺骨を自然に還す方法の総称です。自然葬はいくつかの方法に分けられ、そのうちのひとつが散骨です。

ほかにも注目されている樹木葬と呼ばれるものは、ご遺骨を土の中に埋葬する形がとられているのに対して、散骨はご遺骨をパウダー状にして自然へ還す方法です。日本で広く行われつつある散骨の代表的なものは、海洋散骨や山林散骨です。

自然葬が増えている背景

小さな滝と川

近年、自然葬を選択する方が増えている背景にはいくつかの理由があります。

大きな理由としてお墓を建てる際にかかる費用面の負担が大きいことがあげられます。お墓を建てるということは、建立費だけでなく、その後の維持や将来撤去することになる場合にも費用がかかるということです。

また、自然環境に人工物である墓石や墓標などを増やすのは決して自然に優しいことではないという自然保護の観点から自然葬を選ぶ方も多いようです。そのほか、故人様が生前から自然葬を望んでいた場合など、さまざまな背景によって自然葬を選択する方が増えているといえます。

代表的な自然葬は樹木葬と海洋散骨の2つ

青空と海

自然葬は、複数の方法や手段に分けられますが、なかでも代表的なのが「樹木葬」と「海洋散骨」です。どちらもお墓を建てるものではないため、ご遺族様の負担が軽減されるという特徴を持っています。

お墓と同じ扱いの樹木葬

木に止まるセミ

樹木葬とは、お墓を建てる代わりに樹木を墓碑として、ご遺骨を木の根本に埋葬したり、埋葬した場所に樹木を植えたりする埋葬方法です。

樹木葬の特徴は、樹木がお墓と同じ扱いになるため、墓埋法が適用されるという点です。そのため、墓地として認可を受けた土地でなければ樹木葬を行うことはできません。

法律の決まりがない海洋散骨

夕日と海

海洋散骨は、その名のとおりご遺骨を海へまく散骨方法です。樹木葬と違い、海への散骨に関する法律はありませんが、マナーやルールを守り、節度を持った散骨を行うことが大切です。

具体的には、漁場や養殖場、海水浴場の近くで散骨をしない、といった散骨場所の選択に注意しましょう。海洋散骨には代行(委託)散骨や合同散骨、船をチャーターして行う個別散骨の3つの方法があります。予算やご遺族様のご都合に合わせて散骨方法を選択できるのが特徴です。

自然葬のメリットとデメリット

切り花と数珠

「経済的な負担も軽い」「自然環境にも優しい自然葬に興味はあるけれど、わからないことが多くて不安を感じる」という人も多いはずです。

ここでは、自然葬のメリットとデメリットをご紹介します。

自然葬であげられる3つのメリット

晴天の空と青い海

まず、自然葬は宗教にとらわれないという点が大きなメリットです。宗旨や宗派にこだわらず行えるのは自然葬ならではでしょう。

次に挙げられるのが費用の負担が少ないという点。お墓を建てるコストだけでなく、お墓と違い一代限りということもあり、将来の負担も軽減できます。継承者が不要な点も大きなメリットといえます。さらに、自然回帰やエコ志向の考え方に合致することも自然葬のメリットといえます。

また、比較的自由なスタイルで行えることもメリットです。たとえば、ペットと一緒に埋葬や散骨をしてもらえる場合などもあります。

周りの理解が得られない可能性があるデメリット

3世代で集まる家族

メリットが複数ある一方で、将来ご遺骨を取り出すことができない点や、親族や周りの方からなかなか理解を得られない場合がある、というデメリットも考慮する必要があります。

家族や親族とは、トラブルを避けるためにも自然葬を行う前に話し合いの場を設けます。また、樹木葬の場合はシンボルとした木が枯れてしまうこともあります。その後、新しく植え替えるかどうかはその霊園の方針にもよるため、事前確認が必要です。

故人様やご遺族様の気持ちに寄り添う供養の形を選ぶ

蓮の花

故人様を供養する方法は、ご本人のご希望やご遺族様のご意向に沿って選ぶことが大切です。お墓を建てる場合は、費用面の検討に限らず、将来そのお墓をどうしていくのかというお墓の維持や撤去についてもしっかりと考えておきましょう。

シーセレモニーでは、自然葬のひとつ、海洋散骨をご遺族様のご要望に沿った形で実現するためのプランやクルーザーを多数そろえています。気になる方はぜひお気軽にご相談ください。専門知識を持つスタッフが丁寧に対応いたします。


監修者 | 島田 快

散骨ディレクター・終活カウンセラーを務めております島田です。皆さまからいただきました疑問の声にお応えしながら、少しでも海洋散骨のご不安を和らげるお手伝いを出来ればと思っています。海洋散骨に限らず、終活や墓じまいに関してのお悩みなどもお気軽にお寄せください。

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