終活で生前予約をするメリットとは？永代供養・散骨・樹木葬の特徴を紹介

2024.01.22

終活

自分の人生をより良い形で終わらせるために、「終活」という考え方が広まりつつあります。

終活は、身辺整理や資産確認など、やらなければいけないタスクが多いです。そのなかでも、葬儀や供養について事前に計画し、生前予約を行う方もいます。終活の一環として、自身が希望する葬儀のスタイルや供養方法を決定しておくことで、家族に負担をかけずに準備を進められます。

この記事では、終活で生前予約をするメリットや供養方法について解説をします。

終活で生前予約をするメリット

終活を進める際に、自身の葬儀方法を生前予約することにはいくつかのメリットがあります。代表的なものとしては、以下が挙げられます。

通常、葬儀の決定は亡くなった後にご遺族が行うケースがほとんどです。しかし、大切な人が亡くなった直後は心身ともに大きな負担がかかります。そのなかで葬儀の準備を行うため、「あのとき、ああすればよかった」と、ご遺族が後悔することも少なくないようです。

故人様自身が葬儀の生前予約をしておくことで、自身の希望に沿った葬儀や供養方法を選択できます。さらに、ご遺族の負担も減らせるというメリットがあります。

生前におおよその葬儀費用を把握できることもメリットの一つです。葬儀にかかる費用は、葬儀の規模や形式などによって大きく異なります。生前予約では、打ち合わせの段階で入金を済ませることもできるため、家族の費用の負担を軽減できます。

葬儀後の供養方法についても、生前予約を受け付けている所は数多くあります。それぞれの供養方法の特徴は、以下のとおりです。

永代供養は、寺院や霊園にご遺骨の管理や供養を委託する方法です。個人墓や合祀墓、納骨堂などさまざまな種類があるのが特徴です。単身世帯や核家族の増加が理由で、永代供養の需要が高まっています。お墓の後継者がいない場合や、残された家族に迷惑を掛けたくない方に向いている供養方法です。

散骨は、海や山などの自然に粉末化したご遺骨を散布する供養方法です。この方法は、ご遺骨が自然の一部として還ることが大きな特徴です。また、一度散骨をすると、その後はお墓の管理が不要になるというメリットもあります。

樹木葬は、墓石の代わりに樹木を墓標とする埋葬方法です。樹木葬も永代供養と同じく、寺院や霊園が運営しているため、生前予約を受け付けている場合があります。自然のなかでも、特に好みの樹木がある方に選ばれている供養方法です。

散骨をする際には、ご遺骨を粉末状にする粉骨が必須です。また、永代供養や樹木葬を利用する場合でも粉骨を条件としている場合があります。

粉骨は個人でも行えますが、精神的にも肉体的にもご遺族の負担が大きいため、こだわりがなければ専門業者に依頼するのが得策です。

シーセレモニーでは、33,000円（税込）から粉骨サービスを提供しています。手作業と専用の機械を組み合わせ、丁寧にご遺骨を粉末化します。粉骨の生前予約も可能ですので、お気軽にご相談ください。

シーセレモニーでは、海洋散骨を故人様の新たなる旅立ちの日と考えて、『海洋記念葬」と呼んでいます。ご遺族様だけで散骨を行う『ファミリー散骨プラン』やご遺族様に代わってスタッフが散骨を行う『代理散骨プラン』など、利用しやすいプランを提供しています。

また、将来的に海洋散骨を希望されている方の相談も常時受け付けており、『生前予約プラン』もご用意しております。海洋散骨に興味を持たれましたら、お気軽にシーセレモニーまでお問い合わせください。