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初盆でやってはいけないことはある?家族や親戚と行う特別な供養方法

2025.05.28
年忌法要
お墓

「今年の夏に初盆を迎えるが、具体的に何をしたらよいのかわからない」という方は意外と多いのではないでしょうか。

初盆(はつぼん)は、故人が亡くなってから最初に迎えるお盆のことで、地域によっては新盆(にいぼん・あらぼん)とも呼ばれます。

故人の霊が初めて里帰りをする大切な時期であり、通常のお盆よりも丁寧な供養が求められます。

今回は、初盆と通常のお盆の違いや供養方法、注意すべきマナー、やってはいけないことなどをわかりやすくお伝えします。

初盆と通常のお盆の違い

自宅に飾られた提灯

お盆は、先祖の霊を自宅に迎え、感謝の気持ちを伝える日本の伝統的な行事です。

通常のお盆では、提灯(ちょうちん)を飾り、仏壇に精霊棚や盆棚と呼ばれる祭壇を設け、精進料理、初物の野菜や果物などをお供えします。

一方で初盆は、故人様が亡くなってから初めて里帰りする特別な機会です。そのため、通常のお盆よりも念入りな準備と供養が求められます。

提灯を飾りお供えをするだけでなく、親戚や友人などを招いて僧侶にお経を上げてもらい盛大に法要を行うことが多いです。

初盆の時期と確認すべきポイント

カレンダーと赤鉛筆

初盆の期間は、基本的には通常のお盆と同じく8月13日〜16日の4日間に行われるのが一般的です。ただし、一部の地域では7月13日〜16日に行う場合もあるため、地域の風習に従うことが大切です。

また、初盆とされるのは、故人様が亡くなって「四十九日を過ぎた後に迎える最初のお盆」です。

故人様が亡くなった時期によっては、その年のお盆が四十九日より前になることもあります。その場合、翌年のお盆が初盆となります。

初盆に必要な供養の準備

初盆を迎えるにあたっては、以下のような準備が必要です。

  • 僧侶の手配と法要の日程調整
  • 親族・知人への案内状の送付
  • 祭壇(精霊棚)の準備
  • 提灯の飾り付け(白提灯を使用)
  • お供え物の準備
  • 会食の段取り(必要に応じて)

 

特に僧侶の予定や会場の予約などは早めに進めると安心です。

案内状には日程、場所、服装などの案内を明記し、2〜3週間前までに送るのが望ましいとされています。

初盆でお供えするもの

お線香のイメージ

初盆にお供えするものは、仏教における「五供(ごく)」が基本となります。

  • 香(線香など)
  • 花(供花)
  • 浄水(きれいな水)
  • 灯燭(ろうそく)
  • 飲食(果物・菓子・精進料理など)

 

飲食物をお供えする際は、常温で日持ちのするものを選ぶのが望ましく、特に夏場となるお盆の時期は衛生面にも配慮しましょう。

例えば、和菓子やゼリーなどは五供の形式を守りながらも、法要後に親族や参列者に分けやすいためおすすめです。

供花は菊やカーネーション、トルコキキョウなどの清らかな花が好まれます。故人が生前に好きだった花を添えるのも心のこもった供養になります。

初盆で避けるべきことやマナー

白い花とろうそく

初盆を滞りなく行うために、避けるべき行動やマナー違反についても把握しておきましょう。

ろうそくの火を息で吹き消す

仏教では、人の息は「不浄」とされており、ろうそくの火を息で消すのはタブーとされています。火は故人の霊を導く灯火でもあり、丁寧に扱うべき存在です。

火を消す際は、手であおぐか、専用の消し金(火消し)を使いましょう。

トゲや毒のある花を飾る

バラのようなトゲのある花や、毒のある彼岸花・水仙などは供花にふさわしくありません。また、花びらが散りやすい椿や暗い印象を与える黒い花も避けられることが多いです。

ただし、故人が生前に好んでいた花であれば例外とされることもあります。

慶事を行う

初盆の期間中は、お祝い事である慶事を控えるのが礼儀とされています。

結婚式や入籍などの祝い事と初盆が重なった場合は、弔事を優先させるのがマナーです。

動物性食品や日持ちしないものの供え物

仏教の不殺生の教えに基づき、動物性の食品(肉・魚など)は避けるのが一般的です。

また、夏場は食品が傷みやすいため、常温で保存可能なものを選びましょう。

法要後は家族や親戚と会食を

会食用の和食

初盆の法要後には、僧侶や親戚を招いた会食の場を設けるのが一般的です。この会食は、故人を偲ぶとともに、親族同士が交流を深める機会でもあります。

会食の場所もついては特に決まりはなく、法要会館に併設されている部屋や近くのお店、自宅などさまざまです。

近年では、クルーザーを貸し切って海上で会食を行う形式も注目されています。参加者の状況や予算に応じて、柔軟に対応しましょう。

なお、親戚との関係性や人数によっては、会食を省略して法要のみ行うケースも増えています。

関連記事:年忌法要とは?故人を供養する目的や準備について

供養と会食を同時に行える「海洋散骨」

晴天の空と青い海

法要後の会食を何か特別な思い出に残るようなものにしたいとお考えでしたら、海上で供養をしながら会食もできる「海洋散骨」という方法もあります。

海洋散骨とは、ご遺骨をパウダー状にして海にまくことで故人様を供養する自然葬のひとつ。お墓を持たない供養方法として、近年注目を集めています。

会食を伴う海洋散骨では、ご遺族の皆さまでクルーザーに乗り、沖へ出た後に散骨セレモニーを行い、そのまま船上で故人様を偲びながら会食を行えます。

広々とした海上で故人様を送りながら、親しい人たちと語らう時間は、心に残る特別なひとときになるでしょう。

シーセレモニーの海洋記念葬

それぞれに思い出深い初盆を

僧侶と庭

初盆は、故人様が初めて帰ってこられる特別な期間です。通常のお盆と違い、親戚を招いた盛大な法要を行い、会食の場を設けることが一般的なため、事前に日時の調整や案内状の送付などさまざまな準備が必要になります。

また、地域や家族の風習によって異なる部分もあるため、不安な点があれば早めに確認し、余裕を持って準備を進めましょう。

初盆を始めて経験する方は、さまざまな準備の多さに戸惑うこともあるかもしれませんが、できる範囲で心を込めた供養を行うことが大切です。

初盆の過ごし方や海洋散骨についてご不明な点や疑問がございましたら、どうぞお気軽にシーセレモニーまでご相談ください。経験豊富なスタッフが心を込めてサポートいたします。


監修者 | 島田 快

散骨ディレクター・終活カウンセラーを務めております島田です。皆さまからいただきました疑問の声にお応えしながら、少しでも海洋散骨のご不安を和らげるお手伝いを出来ればと思っています。海洋散骨に限らず、終活や墓じまいに関してのお悩みなどもお気軽にお寄せください。

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