時代や死生観の変化に伴い、故人の供養方法にもさまざまな選択肢が増えてきました。そのなかの一つが分骨です。
分骨とは文字通り、故人のご遺骨を分けて供養する方法ですが、場合によってはトラブルを招いてしまう恐れもあります。
そこで今回は、分骨をする際に起こりやすいトラブルや、それぞれの回避方法について詳しく解説をします。また、分骨後の供養方法についても、併せて紹介していきます。
目次
分骨で起きやすいトラブルとは
分骨をする際に起こりやすいトラブルとして、以下のようなものが挙げられます。
親族同士のトラブル
故人の親族が多い場合、分骨を快く思わない方がいるかもしれません。特に、ご年配の方は「ご遺骨を分ける」という行為を嫌う方が多いといいます。故人に対する供養の仕方に正解はありません。
しかし、親戚の方々の意見を聞かず、独断で分骨を進めてしまうと、トラブルに発展する可能性があります。
骨壺にカビが生えてしまう
分骨が行われた後に起こるトラブルとしては、保管していた骨壷やご遺骨にカビが生えてしまうケースです。
特に高温多湿な日本の住宅環境は、カビが発生しやすいといえます。
分骨のトラブルを回避するポイント
上記のようなトラブルを回避するには、次のようなポイントに注意します。
事前に親族と相談する
親族同士のトラブルを回避するには、何よりも事前に話し合いをすることが大切です。
分骨をしたい理由やその目的を丁寧に説明することで、分骨に納得してもらえる可能性も高くなります。
密閉性の高い骨壺を使用する
骨壷や中のご遺骨にカビを発生させないためには、密閉性の高い骨壷を用意してご遺骨を収めることが重要です。
また、できるだけ高温多湿の環境を避け、風通しが良い場所での保管を行います。
分骨後は散骨による供養方法も
分骨後の供養方法にもいくつかの選択肢があります。そのなかで最近注目を集めているのが散骨という供養方法です。
散骨はご遺骨を粉末状に砕いた後に海や山に撒く供養方法です。シーセレモニーではご遺族様に寄り添った散骨サービスを展開しています。
家族だけで行えるファミリー散骨プラン
クルーザーをチャーターして、家族だけで海洋散骨が行える貸切プランです。参列する人数に合わせて最適なサイズのクルーザーをお選びいただけます。
自分たちだけで貸切にできるため、散骨エリアに到着するまでに、船上で故人の好きだった音楽を流したり、思い出話で盛り上がったり、自由にお過ごしいただけます。
代理散骨も対応可能
何らかの事情で散骨に参加できない場合は、ご遺族様に代わってシーセレモニーのスタッフが散骨を行います。オンライン乗船のオプションを追加していただくと、ご自宅にいながら当日の散骨の様子をリアルタイムでご覧いただけます。
この他にも故人様やご遺族様の希望に沿った海洋散骨ができるプランやオプションを用意しています。シーセレモニーの海洋散骨プランの興味を持たれましたら、お気軽にお問い合わせください。