近年、葬送方法の一つに散骨が注目されています。散骨は海や山などに行き、粉末状にした遺骨を撒きます。しかし、人によっては「山に入る体力がない」「海に行くには船がいる」といった問題もあります。
多忙な方や高齢の方などさまざまな理由により、直接散骨を行えない方もいるのではないでしょうか。そういった方向けに散骨代行というサービスがあります。今回は散骨代行の概要や散骨プランについて紹介します。
散骨代行とは
散骨代行とは、散骨業者に依頼して遺骨を撒いてもらう方法です。「代行散骨」「代理散骨」といった呼ばれ方もします。
「散骨を検討中だけどさまざまな事情から乗船が難しく、同行できない」「あまり費用をかけられない」といった悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。そういった方におすすめなのが散骨代行です。
また、散骨代行を検討する際は大切な遺骨を任せるからこそ、信頼できる業者選びが重要です。明瞭な料金体系、散骨場所や散骨マナーなどの知識の有無などを考えて業者を選びます。相談時の対応だけでなく、過去の実績や口コミなどで確認できることが多いです。
散骨代行の流れ
大切な方の遺骨を預ける際には、どのように供養するのかを知っておきたいものです。散骨代行の一連の流れをご紹介します。
▼3つのステップ
- STEP1:業者選定
- STEP2:粉骨
- STEP3:散骨代行
STEP1:業者選定
まずは散骨を代行してもらう業者を選定します。先述したとおり、過去の実績や価格、口コミ等から判断して業者を選びます。
STEP2:粉骨
次に、散骨代行業者へ遺骨を送ります。散骨する際、遺骨は粉末状にしなければならないため、必ず粉骨を行ってもらいます。自分でできる場合は粉骨したものをお送りすれば問題ありません。
STEP3:散骨代行
最後に、定められた海域で遺骨を散骨します。供養のための献花や献酒、黙祷もご遺族に代わりスタッフが行うのが一般的です。
シーセレモニーの代理散骨プラン
散骨を代行してもらう際、遺族に配慮したプランを立ててくれる専門業者が理想です。
シーセレモニーの『代理散骨』プランでは、あまり費用をかけられないという方にも安心です。価格は55,000円、遺骨の持ち込みはもちろん、郵送にも対応。粉骨サービスもございます。
また、散骨当日には乗船場所からお見送りも可能です。散骨時には献花や献酒、黙祷を行い、スタッフがご遺族に代わり心を込めてお見送りします。
ほかにも、散骨完了時にその場所の緯度経度を正確に測定し、散骨証明書に記載。正確な散骨場所がわかり、年忌法要の際もその海域でお参りできます。
代理散骨の実績
代理散骨業者を選ぶ際に一つの目安となるのが過去の実績や口コミです。
シーセレモニーでは、貸切のファミリー散骨プランや合同乗船散骨プラン、代理散骨プランも数多く執り行っています。過去に代理散骨を行ったご遺族様から、「亡くなった家族にも喜んでもらえる供養となった」というお声もいただきました。
※東京にて代理散骨
時期:2021年5月23日
中型パーティー船タイプ:ミッドブルー号
海域:東京湾
近年では、遠方や自宅などから一緒に見送りたいという方も増加しています。そういったご遺族がリモートで散骨に参加できるよう、「オンライン乗船」を組み込んだ代理散骨も承っています。
「直接散骨はできないけれど、大切な人を海へ還してあげたい」とお考えの方はシーセレモニーにお気軽にご相談ください。