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実際に墓じまいを行う方法と注意点・流れ

2023.09.27
墓じまい
お墓と造花

これまでの日本において、お墓は家族が受け継いでいくのが一般的な考え方でした。しかし現在では、時代の流れとともに供養に対する考え方も変わり、供養方法も多様化しています。その一つが、お墓を持たない供養方法です。

先祖代々の墓を墓じまいすることで無縁墓を回避し、お墓を維持管理する負担がなくなるというメリットがあります。しかし、墓じまいは人生で何度も経験するものではなく、どのようにすればいいのか分からないという方も少なくありません。

そこで今回は、実際に墓じまいをする場合の方法や手続きについて、具体的に解説していきます。

墓じまいの流れ

墓じまいや改葬を行う際の一般的な流れは以下のとおりです。

1.関係者に相談

話し合う家族

いきなり墓じまいを実行するのではなく、親族や檀家となっているお寺の住職に事前に相談し、墓じまいに対する理解を得ることが大切です。

親族の一人ひとりに話をするのは手間が掛かりますが、これをクリアしないと後々トラブルを引き起こす可能性があります。

2.墓じまい後の供養方法を決める

数珠と線香、花

一度墓じまいをすると元の状態に戻すことは不可能です。そのため、お墓に納骨されていたご遺骨をどのように供養していくのかについても、事前にしっかりと決めておく必要があります。具体的な供養方法としては、以下のようなものが挙げられます。

  • 取り出した遺骨を新しい場所(個人墓や永代供養墓など)に移す
  • 散骨などの自然葬など行い、手放す
  • 手元供養にして個人で保管する

3.行政手続きを進める(市区町村により異なる)

顧客対応を行う女性

市区町村によって異なりますが、以下のような手順で必要書類を入手していくことで手続きが完了します。

  1. 役所「改葬許可申請書」を入手する
  2. 改葬先「受入証明書」を入手する
  3. 移転先「埋葬許可証」を入手する
  4. 役所に以上の必証書類を提出し、「改葬許可証」を入手する

4.閉眼供養を行い、ご遺骨を取り出す

墓に向かって手を合わせる僧侶

閉眼供養とは、現在のお墓に宿っている魂を抜き出すという仏事です。閉眼供養を行わないと、墓じまいを許可しないという寺院や霊園も多くあります。

閉眼供養は僧侶にお経を読んでもらいます。その際にはお布施として数万円、さらにお車代として距離に応じた金額を僧侶に支払うのが一般的です。

5.墓石の撤去

撤去中の墓石

閉眼供養を済ませた後、墓石を撤去し、借りていた墓所を更地にします。

墓石の解体工事は石材店に依頼します。

6.遺骨の供養の方法

花が供えられたお墓

新しい供養先へご遺骨を納骨する際には、その墓地管理者に「改葬許可証」を提出します。そして、僧侶に開眼供養を行ってもらった後に納骨が完了します。ご遺骨を自宅で保管する場合には、改葬許可証は必要ありません。

しかし、将来的に予定が変わるかもしれないため、手元供養の場合でも改葬許可証は大切に保管しておきましょう。

墓じまいの注意点

家族3人でお墓参り

墓じまいを行う際に注意しておきたい点として、以下が挙げられます。

親族間でのトラブル

墓じまいする際の注意すべき点として、最初に挙げられるのが親族とのトラブルです。故人様やご先祖様を供養するお墓参りができなくなると、昔からの価値観をもった親族は受け入れられない場合もあります。

お墓の継承者だけで決めてしまうのではなく、できる限り多くの親族に相談して、皆が納得した上で行う必要があります。

墓じまいを強行に進めるのではなく、分骨といった妥協点を見つけることも大切です。

寺院とのトラブル

墓じまいをすると、これまで檀家として付き合いのあった寺院から離檀することになります。そして、檀家から離れる場合は、これまでの感謝の気持ちも含めて離檀料を渡すのが一般的ですが、その際に住職から高額な離檀料を請求されたというトラブルもあるようです。

こういったトラブルを回避するには、墓じまいをする前に住職に相談しておきます。離檀料についても事前に話し合い、金額を決めておくとトラブルを回避できます。

石材店とのトラブル

墓じまいで墓石を撤去する場合、石材店に解体撤去工事を依頼します。その際に石材店から、法外な価格を請求されたというトラブルがあります。そうならないためにも、複数の石材店から見積もりを取って、サービスと価格が釣り合っているかを見比べる必要があります。相場としては、1平方メートルあたり8~15万円程度です。

墓じまいで大きなトラブルに発展する前に、国民生活センターや弁護士に相談をするのもおすすめです。特に、寺院や石材店との金銭問題は年々増えているため、自分たちだけで解決しようとせず、第三者や公的機関を頼ってください。

そして、墓じまいの必要性や将来的な供養のビジョンについてもっと知りたいという方は、以下のリンク先を参照ください。

参考記事:墓じまいとは?お墓を処分する必要性と今後のあり方

墓じまい後の遺骨の供養方法

古いお寺

「墓じまいすることに決めたけれど、その後はどのように供養すればよいのか」と悩む人も多いようです。しかし、時代の流れやライフスタイルの変化により、昔と比べて供養方法の選択肢も増えてきました。

自分にあった供養方法を選択

墓じまい後の供養方法としては、永代供養墓や合祀墓への埋葬、自然葬でご遺骨を撒く、自宅などの身近なところにご遺骨を保管するなど、その方法はさまざまです。どの方法が正しいというのはありません。

最も大切なのは、自分や家族の生活スタイルに合っており、無理のない範囲でできる方法を選ぶことです。

関連記事:「墓じまい」した後に行う供養の方法とは? 海洋散骨・永代供養・納骨堂・手元供養について

墓じまい後の供養方法として自然散骨もおすすめ

空と海と都心

核家族化や少子高齢化が進み、お墓の管理が難しくなってきました。そのような問題の解決策として、さまざまな供養の方法が考えられます。

近年では、お墓を持たずに供養ができる自然散骨という方法に注目が集まっています。

散骨のメリット

散骨とは、海や山に粉末状にしたご遺骨を撒いて供養する方法です。散骨の最大のメリットは、供養にお墓を必要としないということです。ご遺骨を全て撒くことで供養が完了するため、後継者がいなくても困りません。

そして、費用についても、これまでの供養方法よりも安く抑えられるうえに、お墓の維持費が一切掛からない点に魅力を感じている方も多いといいます。

自然に還れる供養方法

散骨は、海や山といった自然に直接ご遺骨を撒くため、「自然に還る」という意味で、生前から「思い出のある場所に自然散骨してほしい」と希望する人もいます。

特に、海洋は全て一つに繋がっているという考えから、ご遺族様がどこにいても海に向かって手を合わせられるといった考え方もあります。

関連記事:海へ散骨するには?知っておくべき散骨時の注意点や散骨の流れ・価格相場について

海洋散骨ならシーセレモニーへ

朝日と海

自然散骨とは、海や山に粉末化したご遺骨を撒く供養方法です。

しかし、どこにでも散骨をしていいわけではなく、各自治体が制定している条例やルールに則って行う必要があります。もしも、そういったことで迷っているなら海へ散骨する海洋散骨がおすすめです。

シーセレモニーの海洋記念葬

シーセレモニーでは、海洋散骨を行う日を、故人様の新たなる旅立ちの日と位置付け、「海洋記念葬」と呼んでいます。そして、故人様やご遺族様に寄り添った海洋散骨プランを提供しています。

例えば、ご家族のみでクルーザーを貸切にできる『ファミリー散骨プラン』、ご遺族様に代わってスタッフが散骨を行う『代理散骨プラン』、ほかのご家族と同じ船に乗ることでリーズナブルな価格で散骨ができる『合同乗船散骨プラン』など、参加人数や予算に応じて自由に選べるプランを取りそろえています。

海洋散骨の実績

海に献花をする様子

ここでは、実際にシーセレモニーの散骨プランをご利用いただいたお客様の散骨エピソードをご紹介します。

ファミリー散骨

大野様お写真

  • クルーザー:アニー号
  • プラン:ファミリー散骨
  • 乗船人数:3名
  • 散骨場所:東京湾

こちらのお客様は、3名でファミリー散骨を行っていただきました。天候にも恵まれ、穏やかな東京湾で故人様をお見送りされました。奥様は散骨に少し抵抗もあったようですが、実際に旦那様のお見送りをしてみて、故人様のご意向を叶えることができ、とても明るく前向きなお気持ちになれたようで、大変お喜びいただけました。

「お客様の声」を紹介

先日はありがとうございました。母も喜んでいました。
海が大好きだった父も喜んでいるかと思います。
大変お世話になりました。

ファミリー散骨の実績詳細はこちら

海洋散骨に対する疑問や不安は、経験豊富なスタッフが全てお答えいたします。新しい供養の方法、海洋散骨をぜひシーセレモニーにお手伝いさせてください。

海洋記念葬とは


監修者 | 島田 快

散骨ディレクター・終活カウンセラーを務めております島田です。皆さまからいただきました疑問の声にお応えしながら、少しでも海洋散骨のご不安を和らげるお手伝いを出来ればと思っています。海洋散骨に限らず、終活や墓じまいに関してのお悩みなどもお気軽にお寄せください。

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