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コロナ禍でも安心できる海洋散骨。ソーシャルディスタンスで悩んでいる方にもおすすめ

2024.05.29
海洋散骨
小さな島々が見える海

「散骨に興味があるけれど、コロナ禍の今でも散骨はできる?」と疑問に思っている方は多いのではないでしょうか。近年お墓を持たない選択肢の一つとして散骨が注目されています。

有名人が散骨したニュースが取り上げられ、散骨に興味を持った方も数多くいるのではないでしょうか。

今回は、散骨に興味を持っているた方に向けて、コロナ禍でも行える海や山での散骨についてご紹介します。

近年、海や山で行える「散骨」が人気を増している

夕焼けが綺麗に見える海

日本では明治時代以降からご遺骨をお墓に入れて供養するという方法が受け入れられてきました。ほとんどの日本人にとってご遺骨を火葬した後は先祖代々からのお墓に納め、家族がお墓を守って行くのが当たり前という時代が長く続きました。

きれいな山

しかし、最近ではお墓を持たずに行う「自然葬」と呼ばれる散骨や樹木葬などの葬送方法を望む方が増えてきています。

「死後は自然へ還りたい」と願う方が増え、少子化や核家族化によって多くの家庭でお墓の継承が難しくなってきています。このような背景により、自然葬が注目されています。

散骨のメリット

海洋散骨のシーン

散骨は、現代の価値観とマッチしているため、今後もますます選択する方が増えると予想されます。ここでは、なぜ散骨が選ばれているのか、そのメリットについて紹介します。

故人様の遺志を尊重できる

散骨の大きなメリットの一つは、故人様の遺志を尊重できることです。

幼少期を過ごした故郷や何度も訪れた旅行先、趣味を楽しんだ場所など、「思い入れのある場所に還りたい」と願う方は多くいます。散骨は、そのような故人様の願いを叶えられる葬送方法です。

維持・管理の負担を軽減できる

ご遺骨をお墓に納骨する場合は、お墓の維持・管理やお寺との付き合いが不可欠です。後継者の方は、時間を割いてお墓参りやお墓掃除を行う必要があります。

しかし、散骨ではそのような維持・管理が一切不要です。ご遺骨を自然に還すことで、物理的な管理が必要なくなります。

経済的な負担を軽減できる

一般的にお墓を建てるためには、約100〜200万円かかるといわれています。それに加え、年間のお墓の管理料もかかるため、長期的に見れば負担は大きくなります。

一方で、散骨は一度の費用で済み、その後の経済的な負担が一切ありません。霊園や寺院に定期的に支払う管理料が不要となるため、経済的な面で大きなメリットです。

散骨のデメリット

相談するカップルのイメージ

メリットの多い散骨ですが、いくつかのデメリットも存在します。十分に検討したうえで、供養方法を決めることが大切です。

心の拠り所がなくなる

一般的なお墓は、故人様を偲ぶための重要な場所とされてきました。お墓参りを通じて故人様に語りかけ、心の平安を得ることができます。

しかし、散骨はお墓のような物理的な拠り所が存在しません。ご遺骨を海や山に撒いた場合、その場所に足を運ぶことで故人様を偲ぶことはできますが、心の拠り所としての機能が弱くなることがあります。故人様を身近に感じたいというご遺族にとっては、寂しいと感じることもあるようです。

散骨に抵抗を感じる方もいる

家族や親族のなかには、ご遺骨を撒くことに抵抗を感じる方がいるかもしれません。特に、宗教や伝統を重んじる方は散骨に反対する可能性もあります。

家族や親族ときちんと話し合いを行い、それぞれの意見を尊重することが大切です。

海の散骨はこんな方に最適

富士山が見える海

散骨と聞いて最も多くの人がイメージするのが海への散骨「海洋散骨」ではないでしょうか。

広々とした海でご遺骨とともに花や思い出の品などを撒くさわやかなお別れのセレモニーを思い浮かべる方が多いようです。

海洋散骨は、特に海が好きな方に向いています。例えば、サーフィンや釣り、ヨットなどを趣味にしていた方にとって海は特別な場所です。故人様が好きだった場所に還ることで、ご遺族も安らぎを感じられます。

山の散骨はこんな方に最適

紅葉と山々

一方、海ではなく、山へ散骨を希望している方もいます。海とは異なり、山は国有地や私有地である可能性があるので、事前に散骨する場所を見つけなければなりません。

ただし、自分の山を持っている場合は散骨がしやすいといえます。注意点は、水源のそばのように周囲に影響がある場所で散骨をしないことです。山を持っていない場合は山林散骨の業者へ依頼します。

迷っているならはじめは「海洋散骨」がおすすめ

浅瀬に停泊する船

「海と山、どちらで散骨しよう・・・」と迷っている場合は、海洋散骨がおすすめです。

海洋散骨は山への散骨に比べて制限が少なく、実施が比較的容易です。広い海は所有者がいないため、一部の海域を除いて自由に散骨ができます。

また、多くの海洋散骨業者が存在しているため、比較的費用を抑えられます。セレモニーの準備や段取りはプロに任せられるため、全てを自分一人で準備する必要がありません。分からないことをいつでも聞ける安心感もあります。

シーセレモニーの「海洋散骨」から始めてみませんか

透き通った海と快晴

海洋散骨は、お墓を持たない選択肢を検討している方におすすめできる供養の方法です。

シーセレモニーでは東京都の基準に合わせてコロナ対策を実施。徹底した3密回避を行いながら誰もが安心できる海洋散骨セレモニーを行っています。

外出を避けたいという方のために、家にいながら行えるオンライン乗船や代理散骨プランのご用意もあります。最近では海洋散骨だからといって、必ずしも海に出かけなくてはならないわけではありません。

さまざまなご要望にも可能な限りお応えします。供養の選択肢として海洋散骨を検討している方は、お気軽にシーセレモニーまでお問い合わせください。


監修者 | 島田 快

散骨ディレクター・終活カウンセラーを務めております島田です。皆さまからいただきました疑問の声にお応えしながら、少しでも海洋散骨のご不安を和らげるお手伝いを出来ればと思っています。海洋散骨に限らず、終活や墓じまいに関してのお悩みなどもお気軽にお寄せください。

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