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海へ散骨するには?知っておくべき注意点や流れ、価格相場について

2025.10.10
海洋散骨
チェックリストやカレンダーなど

これまでは日本では、「家族のお墓を先祖代々守り続ける」という考え方が一般的でした。しかし最近では、お墓を持たない供養方法や新しい埋葬方法として、海や山への散骨を選ぶ方が増えています。

なかでも特に多いのが、故人様が生前「死んだら海に還りたい」と望んでいた場合に、ご遺族がその希望を叶えるために海洋散骨を行うケースです。

そこで今回は、故人様の希望を尊重しつつ、ご遺族が納得できる形で海洋散骨を進めるために必要な情報を詳しく紹介します。費用の目安や散骨の流れについても触れていますので、海洋散骨についてお困りの方はぜひ参考にしてください。

【ファミリー散骨】

目次

海洋散骨とは

富士山と海

海洋散骨とは、ご遺骨をお墓に埋葬するのではなく、海にまいて供養する方法です。故人様の火葬後、ご遺骨を細かい粉状にし、海に散骨します。その際、献花や献酒などを行い、故人様を供養します。

また、すでに埋葬されているご遺骨をお墓から取り出し、粉末状にして海にまくことも可能です。

▼シーセレモニー独自のサポート

シーセレモニーでは、海洋散骨のことを『海洋記念葬と呼び、心に残る葬送セレモニーをサポートしています。

海洋散骨が「故人様の新しい旅立ち」といわれていることから、シーセレモニーでは「故人様が海に還る日がご遺族にとっての新しい記念日」となることを願って名付けました。

たとえば、シーセレモニーで海洋散骨を行う際は、全て自社所有のクルーザーを使用しています。そのため、ご遺族は落ち着ける環境で故人様とのお別れの時間をお過ごしいただけます。

海洋散骨は法律で認められている?

献花

現在、日本には散骨に関する明確な法律はありません。だからといって、自由に行えるわけではなく、「節度を持って適切に行うこと」が求められています。

散骨に粉骨は必須

海洋散骨に限らず、海や山などで散骨を行う場合は、ご遺骨を元の形が分からない状態まで必ず粉骨しなければなりません。

もし粉骨をしていない場合、死体遺棄罪に問われる可能性があります。そのようなトラブルを防ぐためにも、散骨を行う際はご遺骨を粉砕し、パウダー状にしてから行うことが基本です。

特別な手続きは必要ない

実は海洋散骨には特別な許可や手続きは必要ありません。海洋散骨業者へ見積りを依頼し契約を締結すれば、すぐに散骨が可能です。

ただし、すでにお墓に埋葬されているご遺骨を取り出して散骨する場合や、散骨を専門業者に依頼する場合には、「埋葬許可証」「改葬許可証」などの書類が必要になります。

マナーを守って散骨する

海洋に所有者はいませんが、厚生労働省のガイドラインにより「海洋散骨の場合、海岸から一定の距離以上離れた海域で行うこと」と定められています。

観光スポットの近くや養殖場の周辺海域では、周りの人に迷惑をかける可能性があるため、散骨を行わないのがマナーです。

また、散骨の際は、目立つ喪服は避けるといったマナーもあります。法律で細かい規定はありませんが、散骨を行う際はさまざまな点に配慮することが重要です。

【散骨に関するガイドライン(散骨事業者向け)】

海洋散骨はこんな方に選ばれている!

夕日に照らされた海と街並み

海洋散骨は「死後は自然に還りたい」という願いを叶えられることから、生前から希望される方も少なくありません。

また、お墓の購入や維持・管理を必要としないため、以下のような方にもおすすめです。

  • お墓の管理を任せられる後継者のいない方
  • 子どもや孫に将来的な負担をかけたくない方
  • 宗教やしきたりにこだわらず、自由な葬送や供養を望む方
  • 海や自然に特別な思い出がある方

 

「海に還りたい」「海が大好きだから遺骨をまいてほしい」など、人それぞれにさまざまな想いがあります。海洋散骨は、その想いを形にするための選択肢の一つです。

自然への回帰を望む方だけでなく、お墓を持たない方の供養方法としても注目されています。

海洋散骨の主な流れ

散骨セレモニーで花びらを海に撒く老婆の手

海洋散骨は個人でも行えますが、その場合、自分自身で船やクルーザーの手配、散骨可能な海域の確認といった準備が必要になります。

さらに、当日も船舶免許を持つ方に操縦を依頼しなければならないため、負担が大きくなることも。

このような理由から、専門の海洋散骨業者に依頼して一任する方法が一般的です。

献酒しているお父さん

海洋散骨を行う際の一般的な流れは以下のとおりです。

海洋散骨の流れ詳細
1.依頼・打ち合わせ

電話・フォーム・LINEなどで問い合わせをする

2.出港

散骨当日は乗船場所に集合し出航する

3.ご遺骨を散骨

水溶性の袋に入ったご遺骨を海へまく

4.献酒・献花

花びらを海に浮かべ、お酒を捧げながら故人様を偲ぶ

5.海域を周回し最後のお別れ

船で花びらの周囲を周回する

6.帰航

出航場所へ帰港する

7.散骨証明書送付

後日、証明書が送られる

海洋散骨は、ただご遺骨をまくのではなく、一つひとつの流れを大切にしながら、心を込めて執り行います。

【お問い合せ・お申込みフォーム】

海洋散骨の種類と費用

電卓と御見積書とボールペン

海洋散骨の費用は、散骨方法によって大きく異なります。

▼海洋散骨の種類と費用相場

海洋散骨の種類費用相場
個人散骨/貸切散骨

150,000〜400,000円程度

合同散骨

100,000〜200,000円程度

委託散骨/代理散骨

50,000〜100,000円程度

できるだけ費用を抑えたい場合は、ご遺族に代わって海洋散骨業者が散骨を行う『委託散骨/代理散骨』がおすすめです。選ぶプランによって異なりますが、相場は5~10万円程度となります。

複数のご家族が同じ船に乗り合わせて行う『合同散骨』は、10~20万円程度。1家族で船を貸切って行う『個人散骨/貸切散骨』は、15〜40万円程度が相場です。貸切にする船の大きさにより費用が変わるため、個別散骨の相場の幅は最も大きくなります。

シーセレモニーでは、『代理散骨プラン』は55,000円(税込)~とリーズナブルな価格設定で提供しています。『ファミリー散骨プラン(貸切散骨)』でも154,000円(税込)〜と、比較的費用を抑えて行うことが可能です。

▼シーセレモニーのサービス価格例

サービス名費用
ファミリー散骨(個人散骨/貸切散骨)

154,000円〜(税込)

合同乗船散骨(合同散骨)

176,000円(税込)/1組2名様

委託散骨/代理散骨

55,000円(税込)〜

年忌法要クルーズ(個人散骨/貸切散骨)

お見積りが必要

※プランやオプション、クルーザーの種類によって価格が変動します
※土日祝日は追加料金が発生する場合があります
※別途、粉骨代が必要となる場合があります

海洋散骨に必要な手続きや注意点

若い女性、受付、フロント

散骨を行う際にはいくつかの注意点があるため、事前に確認しておきましょう。

散骨前には粉骨作業が必要

粉骨前にご遺骨に黙とうを捧げるスタッフ

海洋散骨を行う際は、ご遺骨を約2ミリ以下の粉末状にする「粉骨」が必須です。これはご遺骨の形が分からないようにするための配慮でもあり、一般的なマナーとされています。

ご遺骨をハンマーで砕く作業自体は簡単に思えますが、個人ですべての骨を細かく粉砕するのは、肉体的にも精神的にも負担が大きいと言われています。そのため、とくにこだわりがなければ、粉骨専門業者に依頼するのがスムーズで確実な方法です。

▼シーセレモニーの粉骨サービス

シーセレモニーでは、33,000円(税込)から粉骨サービスを行っています。ご遺骨の状態によって洗浄や乾燥作業が必要となる場合は、別途11,000円(税込)がかかります。専用機器で粉骨したあと、海洋散骨に適した水溶性の紙袋に個包装し、乗船予定のご人数に合わせてご用意が可能です。

環境に配慮して散骨する

海に撒いた花びら

ご遺骨と一緒にまく副葬品は、自然に還るものに限定する必要があります。

たとえば、献花は花びらのみにし、茎や葉は含めないなどの配慮が大切です。また、献酒の際もプラスチックやビニール、金属やガラスを撒かないよう注意しましょう。

これらのことは、厚生労働省の研究事業によって取りまとめられた「散骨に関するガイドライン」にも明記されています。

散骨事業者は、散骨を行うに当たっては、プラスチック、ビニール等を原材料とする副葬品等を投下するなど、自然環境に悪影響を及ぼすような行為は行わないこと。

引用元:厚労省『散骨に関するガイドライン(散骨事業者向け)

▼シーセレモニーの取り組み

シーセレモニーでは、日本海洋散骨協会のガイドラインに基づき、海洋散骨サービスを提供しています。このガイドラインには、「参加者の安全確保義務」「自然環境への配慮」などのルールがあり、それらに則って運営していますので、安心してお任せください。

【日本海洋散骨協会ガイドライン】

散骨を避けたほうが良い場所

海

海や山へ散骨を行う際、以下のような場所では散骨を避ける必要があります。

(1)所有者がいる土地

海には所有者がいないため、適切なエリアであれば散骨が可能ですが、特に山で散骨をする場合は注意しましょう。国や県、個人が所有している土地では、事前に確認して散骨の許可を得る必要があります。

(2)影響を与えてしまう可能性がある場所

エリアによっては、漁場や養殖場として使われている場所や生活用水として使われている水源のある場所もあります。そのような場所での散骨は、周囲の方々に不快な思いを与えたり、トラブルの原因になったりする可能性があるため適していません。

(3)自治体が禁止している地域

観光地のイメージや地域住民の意向を考慮し、散骨に関する条例や規制を設けていたり、指針を制定していたりする自治体があるため事前に確認しましょう。

また、「岸から遠く離れれば問題ない」と考え、自分でボートをこいで行くのも事故のリスクがあるため危険です。安全面にも十分配慮する必要があります。

海洋散骨は業者への依頼ではなく、個人でもできる?

船上で海を眺める女性

ここまで海洋散骨を業者に依頼する場合と個人で行う場合の両方について解説しましたが、「大切な人の供養は業者に頼まず自分で行いたい」と考える方もいるのではないでしょうか。

しかし、個人での散骨はさまざまな準備や配慮が必要で、ハードルが高いのも事実です。そこで、シーセレモニーで執り行っている海洋散骨の例を挙げながら、安全で確実な方法について紹介します。

【結論】個人での海洋散骨はややハードルが高い

老夫婦が女性に相談

個人で海洋散骨を行うには、移動手段の準備や法律・自治体の条例に関する知識が必要です。

たとえば、以下のような問題をクリアしなければなりません。

  • 周囲の目が気にならない散骨場所の選定
  • 沖合まで安全に移動する手段の確保
  • トラブルを避けるための事前確認

 

また、ご遺骨はセンシティブなものだからこそ、粉骨や散骨などの工程で失敗が許されないというプレッシャーもあります。

昨今では、海洋散骨のサービスが充実しており、豊富な情報と経験を持った専門業者に依頼することで手間をかけず、安心して散骨を行うことができます。

おすすめは安心して利用できる海洋散骨業者のプラン

グアムでの海洋散骨の様子

多くの海洋散骨プランでは、ただ海に散骨するだけではなく、故人様とのお別れを思い出深いものにするためのセレモニーも併せて行われています。

たとえば、以下のような内容が含まれることが多いです。

  • 献花や献酒などの儀式
  • 散骨後の会食やオプションサービス
  • 散骨証明書の発行(散骨場所の緯度・経度を記録)

 

特に「散骨証明書」があると、年忌法要の際にその海域を訪れて故人様を偲ぶこともでき、安心感につながります。また、初めて散骨を行うご遺族の負担も軽減されるため、当日も安心して過ごせます。

【プランオプション】

海洋散骨事業者を選ぶ際のポイント

お客様に説明する女性

実際に海洋散骨を行うにあたって、事業者の選び方はとても重要です。

ここでは選ぶ際に注意したい4つのポイントを紹介します。

ポイント1|散骨証明書を発行してくれるか

散骨証明書の発行が可能かを確認しましょう。散骨証明書には「散骨日時」「故人の名前」「散骨場所(経度・緯度)」が記載されます。公的な書類ではないため必須ではありませんが、故人様を想って散骨場所を訪れるときにあると安心できる書類です。

ポイント2|散骨料金の明細提示があるか

散骨にかかる費用が明確に提示されているか確認しましょう。不透明な料金形態はトラブルの原因となります。特に粉骨費用が別途必要な場合が多いので、事前の確認をおすすめします。

ポイント3|日本海洋散骨協会のガイドラインに従って実施されているか

海洋散骨自体は違法ではありませんが、適切なルールを守らなければさまざまなトラブルが発生する可能性があります。

そのため、『一般社団法人日本海洋散骨協会』では、ご遺族が安心・安全に散骨できるよう、以下のようなガイドラインを定めています。

  • 粉骨の義務(ご遺骨を細かく粉末状にする
  • 散骨場所の選定(公衆衛生や環境を考慮)
  • 環境配慮への義務(自然に還るもののみ使用)
  • 参列者の安全義務(事故を防ぐ配慮)
  • 散骨意思の確認義務(トラブル防止のための確認)
  • 散骨証明書の交付義務(散骨場所を記録)
  • 一般市民への配慮義務(周囲の理解を得る努力)

 

このように「節度をもって行う」という部分を具体的に明確化し、これを遵守することで安心できる散骨を可能にしています。このガイドラインを遵守すると誓約した事業者は、「海洋散骨ガイドライン遵守事業者」として登録し、公表されます。

シーセレモニーは、この加盟事業者登録をしており、ガイドラインに従った海洋散骨の実施が可能です。また、周辺住民や漁業関係者とのトラブル防止や環境保全、安全確保などにも細心の注意を払いながら、ご遺族が安心して散骨できるように努めています。

ポイント4|安全第一の運航体制が整っているか

海と船の発着場

海洋散骨を行ううえで、何よりも大切なのは乗船者の安全確保です。しかし、一部のルールやガイドラインを守らない事業者により、運航中に事故が発生する可能性も否定できません。

シーセレモニーでは、国土交通省の安全管理規程に基づいた運航を行っており、安全に散骨セレモニーを実施できる体制を整えています。

▼安全方針等

安全管理規程に係わるガイドラインの安全方針等には、要約すると以下のように記されています。

(1)安全方針

安全管理に係わる事業者の方向性を明確に示した安全方針を設定、事業者内部へ周知する。要員にその内容を理解させ、認知させる。また、安全方針は、必要に応じて見直しを行う。

(2)安全重点施

安全方針に沿い具体的な施策を実施するため、その達成度が把握できるような安全重点施策を策定し、実施する。また、少なくとも1年毎に進捗状況を把握し見直しを行う。

▼運航前の安全確認

海を見ながらチェックしている男性

シーセレモニーでは、以下の安全確認についても必ず実施し、お客様の安心と安全を最優先に、故人様との大切なお別れのお時間をお手伝いいたします。

(1)発航前検査

船長には、「発航前検査」実施が義務付けられており、出航前にエンジン・船体・救命設備などの検査を実施しています。始動後のエンジン状態の確認を行います。

(2)天候チェック

海洋散骨当日だけでなく、事前から気象・海象予報をチェック。船舶の種類や航行する海域によって風や波による影響も異なるので、風速や波の高さといった数値だけでなく、海を熟知した運行管理者が出航直前の海の状況を見て総合的に判断します。

(3)厳格な船舶点検

シーセレモニーでは、国土交通省・日本小型船舶機構によって定期的に実施される検査で安全と認められた船舶のみで運航しています。毎年陸上施設に揚げ、船底の安全点検や整備を行っています。

▼万が一の事態も安心

緊急時は船長やスタッフがお客様を的確に誘導し、安全を確保。航行中は12歳以下のお子さまにライフジャケットの着用を義務付けています。そして、陸上にあるオフィスでも、24時間365日いつでも迅速に対応できる体制を整えています。さらに、日本旅客船協会にて「船客障害賠償責任保険」にも加入しているため、より安心してご利用いただける体制です。

海洋散骨を利用した方々の体験談

白い砂浜と青い海

海洋散骨の方法は、ご遺族の参列人数や家族構成、ご希望に応じて、自由に選ぶことができます。ここではシーセレモニーで執り行った散骨実績とお客様からいただいた声をご紹介します。

個別散骨/ファミリー散骨実績1

個別散骨/ファミリー散骨は、事前に定められた定員数で乗船するプランです。自分たち以外は乗船しないため、散骨エリアに到着するまでの間、故人様が好きだった音楽を流したり、故人様の思い出を語り合ったり、周囲のことは気にせずにご遺族だけの特別な空間で供養できるというメリットがあります。

  • クルーザー:ボーナム28号
  • プラン:個別散骨/ファミリー散骨
  • 乗船人数:6名+1匹
  • 出航場所:湘南・江ノ島・葉山

 

男性1名、女性5名、ペットの柴犬くん1匹での個別散骨/ファミリー散骨を行っていただきました。澄んだ青い海と空の中で、故人様とともにペットのご遺骨も一緒にご散骨しました。

▼「お客様の声」を紹介

今回は大変お世話になりました。
天気も良く印象深く心に残る儀式になりました。
散骨は母のたっての希望でしたので、とても感謝しています。
柴犬の相手までさせてしまうくらい心を許せる担当者さんでしたので、安心しておまかせすることができました。
本当にありがとうございました。

▼動画でのご紹介はこちら

個別散骨/ファミリー散骨実績2

ご親族3人で海洋散骨クルーズ

  • クルーザー:アニー号
  • プラン:個別散骨/ファミリー散骨
  • 乗船人数:3名
  • 出航場所:浜松町CRIB桟橋

 

こちらのお客様は、女性3名で個別散骨/ファミリー散骨を行っていただきました。ディズニーランド近くの海域まで赴き、故人様のご遺骨を散骨、最後に黙祷して供養しました。

▼「お客様の声」を紹介

先日は、散骨クルーズありがとうございました。
今回、いろいろ相談に乗っていただいたり変更したりとご迷惑もおかけしましたが、そちらに散骨クルーズをお願いして、本当によかったです。

個別散骨/ファミリー散骨実績3

リビエラ号での散骨クルーズ

  • クルーザー:リビエラ号
  • プラン:個別散骨/ファミリー散骨
  • 乗船人数:6名
  • 出航場所:横浜 ぷかり桟橋

 

こちらのお客様は、男性2名・女性4名で個別散骨/ファミリー散骨を行っていただきました。故人様のご遺骨を散骨し、シャンパンを献酒。そして最後に黙祷して供養しました。

▼「お客様の声」を紹介

昨日までの一連の全て、数々のわがままにも関わらず、全てにご親切にご対応頂き、本当にありがとうございました。
本当にやって良かった。
この気持ち、本当に素晴らしいです。
私たち家族各々の一生の財産になります。
ありがとうございました。

【個別散骨/ファミリー散骨の実績】

代理散骨実績1

横浜ベイブリックが見える場所で海洋散骨クルーズ

代理散骨は、シーセレモニーのスタッフがご遺族に代わって故人様のご遺骨を散骨するプランです。

  • ご要望:故人様の生まれ育った横浜で散骨して欲しい
  • プラン:代理散骨
  • 散骨場所:本牧ふ頭付近の海域

 

遠方のご遺族から「故人様の生まれ育った横浜で散骨して欲しい」とご希望があり、横浜で散骨を執り行いました。当日の代理散骨の様子を収めたお写真をデータにてお渡ししたところ、天候に恵まれたことや故人様も喜んでいるとお礼のお手紙をいただきました。

▼「お客様の声」を紹介

海洋散骨完了報告を頂きまして、ありがとうございました。
写真ですがダウンロードし拝見致しました。
色々とご親切に対応して頂きありがとうございました。

代理散骨実績2

ミッドブルー

  • クルーザー:ミッドブルー号
  • プラン:代理散骨
  • 散骨場所:東京湾の羽田空港周辺

 

ミッドブルー号で散骨を執り行いました。羽田空港周辺の海域は飛行機の滑走路も近いため、大迫力の飛行機を背景に、故人様の新たな旅立ちにもぴったりなスポットです。散骨式終了後にお客様へのご報告として、当日の写真をデータにてお渡しをさせていただいております。

【代理散骨の実績】

海洋散骨に関するよくある質問

子どもが手を合わせて黙とうする

海洋散骨を行う際に、よくある質問について解説します。

海洋散骨後の供養方法は?

海洋散骨が終わると、「散骨証明書」が発行されます。散骨証明書には、故人様のお名前、散骨日時、散骨場所(経度・緯度)が記載されており、これをもとに後日供養を行うことができます。

シーセレモニーでは、命日や一周忌、三回忌などの節目に合わせて、散骨場所を訪れる「法要クルーズ」が可能です。故人様の眠る海を訪れ、献花や献酒を行うことで引き続き心を込めた供養を行えます。

また、海洋散骨を選ばれた場合でも、分骨という形で一部のご遺骨を手元に残し、納骨堂や手元供養を利用して供養する方法もあります。

▼代表的な手元供養品

  • ミニ骨壺:コンパクトなデザインで、仏壇や棚で供養できる
  • フォトフレーム:故人様の写真と一緒にご遺骨を納められる
  • アクセサリータイプ:ペンダントやブレスレットに加工し、身に着けられる

 

このように、海洋散骨後も大切な方を偲ぶ方法は多様にあり、ご遺族の想いやライフスタイルに合わせて選ぶことができます。

海洋散骨を行うタイミングはいつ?

海洋散骨には決まったタイミングはありません。ご遺族の意向に基づいて、適切な日程を選んで行うことができます。

一般的には、春や秋が散骨に適した時期とされています。特に、4〜6月と9〜11月は気候が穏やかで船が揺れにくく、海の状態も安定しやすい時期です。このため、多くの方がこの時期に散骨を選ばれることが多いです。

また、故人様の命日、誕生日、四十九日、一周忌など、節目のタイミングに合わせて散骨を行う方も多いです。こうした特別な日に行うことで、ご遺族にとって心の区切りをつけやすくなる場合もあります。

事前に散骨業者と相談し、ご遺族が納得の上で最適な日程を決めることが大切です。

関連記事:海洋散骨はどのタイミングがおすすめ?大切な故人様をお見送りする時期

海洋散骨を行う際の服装や持ち物は?

海には観光や仕事で訪れている人も多いため、周囲への配慮から海洋散骨は喪服ではなく平服で参加するのが望ましいとされています。安全面を考慮し、動きやすい服装とヒールの低い安定した靴を選ぶと良いでしょう。

また、海上は陸に比べて風が強いこともあるため薄手の羽織を用意し、気温差に備えて着脱しやすいスタイルが安心です。日差しや船酔いが心配な方は、日焼け止めや酔い止め薬を持参しましょう。

海洋散骨で故人の思い出の品を一緒に流すことはできる?

結論からいうと、一般的には制限があります。理由は、環境保護の観点から「自然に還らないもの」は海に流すことが禁止されているためです。

一緒に流せるものの例としては、以下があります。

  • 水溶性の手紙
  • 生花(ただしラッピングや針金などは不可)
  • 環境に配慮した素材(紙製の折り鶴など)

 

一方で、流せないものの例は、以下のとおりです。

  • プラスチック類
  • 金属・ガラス・陶器
  • 布やビニールなど自然に還らないもの

 

「思い出の品そのもの」を流すのは難しい場合が多いですが、代わりに水溶性の手紙や環境対応の供養品を用意することで、気持ちを込めて故人様を送り出すことができます。

また、業者によっては「メモリアル品の持ち込みルール」や「代替提案(例:船内でのお別れ式後に品物をお持ち帰りいただく)」が用意されているので、依頼予定の散骨業者に相談するのがおすすめです。

海洋散骨を専門とするシーセレモニー

クルーザー・散骨シーン・献花

シーセレモニーでは、全国海洋散骨協会が定める所定のエリアで散骨を執り行っており、安心してご利用いただけます。

散骨エリア

船のデッキにいる人と夕日

散骨を行う主なエリアは、国内では北は北海道から南は沖縄まで、海外ではハワイ・グアム・バリと複数個所での散骨が可能です。

どのエリアも岸から遠く離れているため、周囲に迷惑をかけることはありません。散骨エリアに到着するまでの時間も、故人様との最後のひとときを静かにお過ごしいただけます。

【散骨エリア】

散骨プラン

ファミリー散骨シーン

シーセレモニーでは、ご遺族のご意向に合わせて選べる、『ファミリー散骨プラン』『合同乗船散骨プラン』『代理散骨プラン』の3つの散骨プランを提供しています。

中でもファミリー散骨プランでは、乗船人数や理想の散骨イメージに合わせてクルーザーを選ぶことが可能です。10名様前後で乗れる小型クルーザーから、70名様まで乗れる大型クルーザーまで取りそろえているため、大人数での散骨を希望される場合でも、最適なクルーザーが見つかります。

また、オプションを利用すれば、散骨後の食事の追加や、生花で作成された祭壇の用意も可能です。

経験豊富なコンシェルジュがご遺族のご意向をお伺いし、丁寧にプランを作成いたします。初めて海洋散骨を行う方も安心しておまかせください。

手元供養もシーセレモニーでご用意

大切な人を亡くし、ご遺骨との別れに心が揺れてしまうという方も多いのではないでしょうか。そのようなときにおすすめなのが、手元供養です。粉骨したご遺骨の一部を手元に残すことで、故人を身近に感じることができるため、多くの方に選ばれています。

シーセレモニーでは、さまざまなデザインの骨壺やアクセサリー、インテリア商品などをそろえております。故人様のイメージにぴったりなものや、周囲にご遺骨であることが分かりにくいデザインのものなど、幅広い商品をご提供していますので、ご希望のものをお選びください。

手元供養は海洋散骨とともにご検討いただくことも可能ですので、気になる場合はぜひシーセレモニーへお気軽にご相談ください。

【手元供養品】

想いに寄り添うシーセレモニーの海洋散骨

散骨セレモニーとして東京湾に花びらを撒く子供たち

故人様にとって、散骨は新たな旅立ちの日となります。

シーセレモニーでは、ご遺骨をただ海へ還すだけでなく、ご遺族にとってもその日が新しい記念日となるよう願いを込め、『海洋記念葬』と呼んでおります。

シーセレモニーの海洋記念葬は、散骨ガイドラインに基づいた安心のプランでご案内しております。ご遺族の想いに合わせたプラン作成が可能で、初めての方でも専門コンシェルジュが丁寧にサポートいたしますので、安心してご利用いただけます。

海洋散骨をご検討の際は、どうぞお気軽にシーセレモニーへご相談ください。

【ファミリー散骨】


監修者 | 島田 快

散骨ディレクター・終活カウンセラーを務めております島田です。皆さまからいただきました疑問の声にお応えしながら、少しでも海洋散骨のご不安を和らげるお手伝いを出来ればと思っています。海洋散骨に限らず、終活や墓じまいに関してのお悩みなどもお気軽にお寄せください。

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