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散骨に手続きは不要?トラブル防止のために知っておきたい事前準備

2021.07.28
海洋散骨
晴れた空と富士山

葬儀を終えて四十九日を迎えたら、お墓へ遺骨を埋葬するのが一般的です。

しかし、最近ではお墓の後継者がいないことや遠方にあるお墓を管理できないことから、よりよい供養の方法を求めて墓じまいをする人が増えてきています。そのなかには、細かく粉砕した遺骨を海や山などの自然にまく散骨という方法を選ぶ方も多くいらっしゃいます。

「散骨に興味はあるけれど手続きの方法がわからない」「また何らかのトラブルに巻き込まれるのではないか」と不安に感じている人は意外と多いかもしれません。

こちらでは、実際に散骨で故人様を見送る場合にどのような手続きを行えば良いのか、トラブル防止のための事前準備や散骨プランの内容についてお伝えします。

散骨における手続きは不要

紙とえんぴつ

散骨を検討している方は、ご遺骨を勝手に散骨して良いものか、違法になるのではないかと悩んでしまうかもしれません。

しかし、現在の日本では散骨に関して明確に定められた法律が存在しないため、散骨を行うための許可や手続きなどは必要ありません。

埋葬方法の法律にも触れるものではない

開けた土地

埋葬方法に関して、「墓地、埋没法に関する法律(墓埋法)」で墓地以外の区域に埋葬することが禁じられていますが、散骨は想定外の埋葬方法だったため、墓埋法に触れるものではないと考えられています。

さらに1991年には、当時の法務省と厚生労働省が散骨について、「葬送の為の祭祀として節度をもって行われる限り遺骨遺棄罪に該当しない」と見解を述べているため、現在も散骨は違法ではないと解釈されているようです。

法的に行わなければならない手続きが存在しないため個人で自由に散骨することも可能ですが、トラブルにつながってしまうことも考えられるため、専門の業者に依頼するようにしましょう。

万が一に備えて、準備しておくと良い書類

書類とペン

専門の業者に散骨を依頼する場合、依頼から散骨までをスムーズに行うため、そしてトラブル防止のために用意しておくと良い書類が3種類あります。

依頼する業者によっては、ご遺骨に事件性がないか、どなたのご遺骨であるかを確認するために書類(コピー含め)を求められる場合がありますので、万が一に備えて準備しておくと安心です。

火葬許可証

1つ目の書類は、火葬許可証です。

火葬許可証とは、死亡届を提出した後に役所から発行される火葬を許可する証明書のこと。火葬許可証が手元にないと、ご遺体を火葬することができないため、発行後に紛失しないよう大切に保管しておきましょう。

埋蔵許可証

2つ目は、埋蔵許可証です。

埋蔵許可証は、火葬場に火葬許可証を提出してご遺体を火葬した後に、ご遺骨をお墓や納骨堂に埋葬する際に必要となる許可証のこと。

改葬許可証

3つ目は、改葬許可証です。

改葬許可証とは、お墓や納骨堂など、すでに埋葬している場所からご遺骨を取り出して別の場所に移したり、別の埋葬方法で納骨したりする際に必要となる書類のこと。

故人様の生前のご希望を叶えるためであったり、お墓を管理する跡継ぎがいなかったり、さまざまな理由でお墓に納骨されているご遺骨を取り出して散骨という形で改めて供養する場合は「改葬許可証」を発行してもらいましょう。

これらは各自治体に申請して発行してもらうことができます。ご遺骨のお引越しという解釈になるため、散骨でも改葬許可証の必要性が高くなります。自治体によっては、散骨を禁止していたり、条件を制限していたりするため散骨したい場所がどのような条例になっているか事前に確認しておきましょう。

シーセレモニーが提供する安心の海洋散骨サービス

海を眺める子ども

シーセレモニーは、東京と横浜で海洋散骨を実施しています。散骨するためには、ご遺骨を粉砕する必要がありますが、シーセレモニーでは粉骨サービスもご提供しています。

打ち合わせの際にご遺骨を持参していただいたり、遠方の方であれば弊社まで送っていただいたりして粉骨に進みます。東京23区の方であれば、出張料16,500円(税込)で自宅までご遺骨をお引取りに伺います。

ご遺骨の状態に合わせて、異物を取り除いたり、洗浄・乾燥(オプション)を行ったりして、専用機械で2mm以下のパウダー状にします。さらにご乗船される人数分、粉砕したご遺骨を水溶性の紙袋に包装してお渡ししますので面倒な作業はございません。

シーセレモニーであれば、ご遺骨の粉砕からクルーザーからの散骨までまとめて行うことができるため、ご遺族様の負担を少なく、安心してご利用いただけます。

ご遺族様の思い出に残るようなセレモニー

明るい散骨

シーセレモニーでは、散骨の儀式を「海洋記念葬」と名付け、故人様のご遺骨をただ海に還すだけではなく、ご遺族の皆様にとって新しい思い出の日になるような心温まるセレモニーを実現しています。

ご用意しているプランは主に3つあります。まず、ご家族のみで散骨できるファミリー散骨、次に、他のご遺族様と同船して行う合同乗船散骨、そして、弊社のスタッフがご遺族に代わって散骨させて頂く代理散骨プランです。

散骨場所では、心を込めてご遺骨を海に還した後、黙祷をささげ、献花や献酒をします。ご希望であれば、故人様のお好きだったお花やお酒をまき、音楽を流すことも可能です。その後、その海域周辺をゆっくりと3週周りながら、故人様を見送るひとときを過ごします。

また、たった一度きりのセレモニーではさみしいと感じられる場合には、年忌法要クルーズで海上での供養を続けることもできます。故人様の記念日に、皆さまで再び散骨場所を訪れて、思い出話に花を咲かせるのは、故人様にとってもよい供養になるのではないでしょうか。

故人様の旅立ちを笑顔で送るための事前準備が大切

鳥に餌をあげている様子

散骨を行う前に、手続きの有無や必要な書類を把握して準備ができていると、安心して当日を迎えることができます。当日バタバタと準備するのではなく、故人様とのお別れの時間に集中できるよう、気持ちに余裕のある行動を心がけましょう。

必要な書類や手続き、散骨セレモニーの内容などに関して、疑問や不安な点がございましたらスタッフが丁寧に対応いたしますので、シーセレモニーまでお気軽にご相談ください。


監修者 | 島田 快

散骨ディレクター・終活カウンセラーを務めております島田です。皆さまからいただきました疑問の声にお応えしながら、少しでも海洋散骨のご不安を和らげるお手伝いを出来ればと思っています。海洋散骨に限らず、終活や墓じまいに関してのお悩みなどもお気軽にお寄せください。

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