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遺骨の処分方法!正しく法律を理解して適切に処理しましょう

2023.08.02
供養のお悩み
骨壺とお花

現代の日本では、経済的理由でお墓を買えなかったり、跡継ぎがいないために墓じまいをしたりするケースが増加しています。その結果、お墓や納骨堂に納めることができない遺骨をどのようにしたらいいのかと、頭を悩ませている方も少なくありません。

そこで今回は、遺骨を処分するための法律やルールをしっかり把握し、お墓や納骨堂などに納めなくても法律に抵触することなく遺骨を処分する方法について解説していきます。

本来であれば、遺骨を「処分」するという表現も適さないかもしれません。しかし、さまざまな事情でお悩みになり調べる方も多いことから、今回はあえて「処分」と記述してご説明していきます。

遺骨の処分方法と法律

骨箱

本来遺骨は大切なものです。そのため、遺骨の取り扱いには法律によって決まりがあります。どのような事情があっても遺骨を捨てたり埋めたりすることは法律違反です。

どのような罪に問われるのか

もし、勝手にご遺骨を捨てた場合、『刑法』第百九十条では「死体、遺骨、遺髪又は棺に納めてある物を損壊し、遺棄し、又は領得した者は、三年以下の懲役に処する。」と定められています。

あるいは、ご遺骨を自分の都合で埋めた場合は、「墓地、埋葬等に関する法律」の第4条の「埋葬又は焼骨の埋蔵は、墓地以外の区域に、これを行つてはならない。」という、認可された場所以外での埋葬を禁止する項目に抵触します。

出典:e-Gov法令検索「刑法」「墓地、埋葬等に関する法律

法律に則ったご遺骨の処分方法

やむを得ずご遺骨を処分する場合でも、必ず法律を守る義務があります。

では、法律を守り、遺骨を処分する方法はどのようなものがあるのか、代表的な処分方法について具体的に解説していきます。

【処分方法1】火葬場で引き取ってもらう

骨壺とフォトフレーム

本来ならば、火葬場でご遺体を火葬した後、ご遺骨を骨壷に収めて遺族が持ち帰りますが、それをせずにそのまま火葬場で遺骨を引き取ってもらうことも可能です。つまり、最初から遺骨を引き取らなくて済むのであれば、処分の必要もないというわけです。

しかし、残念ながらこの対応ができる火葬場は限られています。例えば、喉仏のように主要な骨だけを骨壺に収める「部分収骨」が認められている西日本では遺骨の受け取り拒否が可能ですが、「全部収骨」が主流の東日本では断られるケースが多いようです。

それぞれ住んでいる地域によって対応が異なるため、遺骨の引き取りを希望する方は一度自治体・火葬場に確認してみてください。

【処分方法2】焼き切り処分でご遺灰にする

火葬場にいる喪服の人

骨壷に収めるご遺骨を一切遺さずに、遺灰となるまで火葬することを、焼き切りといいます。遺灰の状態になれば、火葬場の方でそのまま適切な処分を行ってもらえるため、引き取りをする必要もありません。

しかし、焼き切りをするためには、非常に強い火力が必要です。そのため、焼き切りを行っている火葬場を事前に探しておかなければなりません。さらに、焼き切りを希望する場合には、火葬前にその旨を必ず伝えておきます。

【処分方法3】永代供養を利用する

永代供養

経済的負担を軽減したいという理由でご遺骨の処分を希望するなら、寺院や霊園が運営する永代供養を利用するのもおすすめです。

永代供養墓のなかでも、血縁関係のない多くの方と同じ場所に埋葬される合祀墓の多くは、埋葬後の管理を全て運営者に任せられます。

最初の契約時に費用を支払うだけで、月々の維持管理費が掛からないところが多いのもメリットの一つです。

【処分方法4】樹木葬を選択する

樹木葬

シンボルとなる木の下に、ご遺骨を埋葬する樹木葬もあります。

建物内に納骨する永代供養塔とは違い、土に埋葬することから、ゆっくりと時間を掛けてご遺骨を自然に還せます。自然環境に配慮した処分をしたいという方が選択するようです。

【処分方法5】散骨で自然に遺骨を撒く

青い空

既に火葬を終え、ご遺骨となってから時間が経っている場合の処分方法としては、散骨があります。ご遺骨をそのままの形で捨てることは遺棄罪となりますが、ご遺骨をパウダー状になるまで粉骨し、供養のためにご散骨を撒くのは違法ではないとの法務省による見解があります。

散骨は、ご遺骨を海や山などに撒いて、自然に還ることで供養する自然葬の一つです。樹木葬がご遺骨を「埋める」のに対して、散骨はあくまでもご遺骨を「撒く」という違いがあります。お墓を必要としないため、散骨後にかかる負担もなく適切に処分できるのが特徴です。海洋散骨や山林散骨だけでなく、最近では技術の進歩によって宇宙に撒く宇宙散骨などもあります。

遺骨の処分方法と費用について

費用を抑えたい場合は火葬場で遺骨を引き取ってもらうのも一つの方法です。ただし、先程紹介した通り、可能な地域は限られています。また、火葬場や自治体等に費用・実施可能か事前に相談しておかなければなりません。結果的な費用としては無料で行える場合もありますが、自治体によって異なります。

処分方法費用備考
自治体回収(0葬・焼き切り)0円~西日本が多く、自治体によって異なる
散骨0円~散骨な可能な場所に限る
散骨業者への依頼が良い

遺骨を確実に処分する場合、遺骨を粉末状に粉骨して散骨するのが費用を抑えられます。しかし、粉骨は精神的・肉体的にも負担が大きく、散骨する際は周りへ迷惑にならないようルールを守り、節度をもって行うことが求められます。

また、散骨を粉末化するためには専用の道具が必要です。そういった道具の費用も鑑みても、散骨は専門業者に依頼をするのがおすすめです。

遺骨の処分は海洋散骨がおすすめ

広大な海と空

散骨の種類はいろいろありますが、そのなかでも有名なのは、「海洋散骨」や「山林散骨」といった、自然散骨です。特に、所有者のいない海で行う海洋散骨の人気が高くなっています。

シーセレモニーでは、海洋散骨を個人様の新たな旅立ちの日とし、海洋記念葬と名付けています。故人様の生前の願いや、ご遺族様の希望に沿って、安心してお見送りできるような海洋散骨プランを提供しています。

シーセレモニーの海洋散骨プラン

代理散骨クルーズのお仕度

シーセレモニーの海洋散骨プランは、ご遺族様たちだけでクルーザーを貸切にして散骨ができる「ファミリー散骨プラン」、諸事情により散骨に参加できないご遺族様に代わって散骨を行う「代理散骨プラン」など、故人様やご遺族様それぞれの事情に合わせた散骨が可能です。

散骨エリアも、東京や神奈川、大阪に高松、さらには沖縄やハワイまでと幅広く、それぞれの場所でプランをお選びいただけます。

シーセレモニーの海洋散骨プランでしたら、遺骨の処分でお悩みの方にとって納得できる方法が見つかるはずです。海洋散骨に興味のある方はお気軽にお問い合わせください。


監修者 | 島田 快

散骨ディレクター・終活カウンセラーを務めております島田です。皆さまからいただきました疑問の声にお応えしながら、少しでも海洋散骨のご不安を和らげるお手伝いを出来ればと思っています。海洋散骨に限らず、終活や墓じまいに関してのお悩みなどもお気軽にお寄せください。

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