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手元供養とは?種類や費用、メリット・デメリットなどの基礎知識を解説

2023.11.20
手元供養
コンパクトな仏壇

近年、故人の死生観や宗教観の多様化に伴い、供養方法にも選択肢が増えてきました。従来の『お墓参りをする』という供養方法ではなく、自宅で故人様を供養する『手元供養』も新しい方法の一つです。

そこで今回は、宗派を問わずに誰でも実践できる手元供養の方法や、手元供養以外のお墓を持たない供養方法について詳しくお伝えいたします。

手元供養とは

簡易仏壇

手元供養とは、故人様のご遺骨を自宅で保管し、供養することです。

手元供養は、お墓という選択肢以外で、故人様をできるだけ身近に感じたいとう方に選ばれている供養方法です。

例えば、以下のような場合に、自宅でいつでも故人様を供養できます。

  • 先祖代々のお墓が遠方にある場合
  • お墓を継承できない場合 など

手元供養は、お墓以外で故人様とのつながりを大切にしたい方にとって最適な方法の一つといえます。

手元供養の種類と費用

手元供養はお墓を立てることに比べて手軽に始められるのが特徴です。手元供養の種類は大きく以下の3つに分けられます。

  • 骨壷
  • アクセサリー
  • 加工

これらのうち、ご遺骨を加工するものに関しては、近年ダイヤモンドに加工する方法が注目されています。それぞれの特徴や費用などを確認したうえで、ご遺族にとって適した種類を選びましょう。

骨壷

骨壺と数珠

骨壷は自宅で手元供養をする際に最も一般的な方法であり、大きさやデザインなどもご遺族様の希望で選ぶことができます。

骨壺を設置する際は、写真立てやミニ仏壇などを準備する方もいます。骨壷の費用は1〜10万円程度で、お墓を立てたり、散骨をしたりする場合にかかる費用と比べてかなり安く抑えられます。

アクセサリー

ペンダント

粉骨したご遺骨をアクセサリーに封入する手元供養の方法もあります。この方法であれば、普段からアクセサリーを身につけることで、場所にかかわらず故人様を身近に感じながら供養をすることが可能です。

ペンダントやブレスレット、指輪など、さまざまなアクセサリーからお好みのデザインを選び、ご遺骨を封入します。アクセサリーの種類や素材にもよりますが、費用は5千〜3万円程度です。

加工

ダイヤモンド

近年注目されている手元供養品として、御遺骨を加工してダイヤモンドにする方法があります。

故人様のご遺骨から炭素を抽出することで、ダイヤモンドに加工します。加工したダイヤモンドは、ネックレスや指輪、ピアスなど、お好みのアクセサリーにすることができます。ご遺骨をダイヤモンドに加工する際の費用は、45〜200万円程度です。

シーセレモニーのダイヤモンド葬

ご遺骨加工 ダイヤモンド

シーセレモニーでは、ご遺族様のご希望に合わせてダイヤモンドやサファイヤといった宝石の加工を行っています。

御遺骨はスイスで4~6ヶ月間かけて宝石へ加工します。その後は日本国内で6~8週間かけてジュエリーに加工します。

ご希望にお応えするため、丁寧にお打ち合わせを行ってから職人の手で一つひとつ製造する『カスタムオーダー形式』をとっています。最高品質の唯一無二のご遺骨ジュエリーで、大切な方を身近に感じられます。

ダイヤモンド葬の詳細や価格はこちらからご確認ください。

ご遺骨で作る世界に一つのダイヤモンド

手元供養を行うタイミング

手元供養を行うタイミングは大きく2回に分けられます。

1回目は、葬儀後すぐのタイミングです。火葬場でご遺体を火葬し、ご遺骨となった直後に自宅へと持ち帰って手元供養を始めます。現時点でお墓を持っていない場合や、今後お墓を立てる予定がない場合などに手元供養を選ぶ方がいます。

2回目は、お墓に納骨されていたご遺骨を取り出して、手元供養に切り替えるタイミングです。例えば、墓じまいをして永代供養にする際、ご遺骨の一部を手元供養にすることもできます。このように、ご遺族様の状況に合わせて供養方法を選択できるのは手元供養の良さといえます。

手元供養のメリット

老夫婦の写真と手を合わせる女性

どのような供養方法にも長所短所が存在します。手元供養においてのメリット・デメリットを知っておくことで、自分に合った供養方法を選択することができます。

手元供養のメリットは以下のとおりです。

故人様を身近に感じられる

手元供養の最大のメリットは、故人様の存在を身近に感じられることです。

「故人様を失った喪失感や悲しみを乗り越えたい」というご遺族様が手元供養を行うことにより、「故人様がそばで見守ってくれている」と感じることができ、心の安らぎや平穏につながります。

経済的負担が少ない

従来一般的であったお墓への納骨には、お墓を建てる費用や管理費などがかかります。お墓を建てる場合の費用相場は100~200万円ほどで、経済的負担が大きいのが現実です。

一方、手元供養の場合、一般的に数千~数万円の小さな骨壷やアクセサリーなどを購入するだけでも可能です。そのため、お墓を建てるときのような費用がかからず、経済的な負担を軽減できます。

宗派を問わず自由に供養できる

お墓には宗派があり、それによって種類や作法が異なります。一方、手元供養は宗派による規制がありません。自宅に手元供養品を置く際も、通常の仏壇すら設置する必要がなく、自由に祭壇を作って故人様を供養できます。

また、故人様を供養するために移動する必要がないため、ご遺族の好きなタイミングで供養できるのも大きなメリットです。

手元供養のデメリット

複数のメリットを持つ手元供養ですが、デメリットといえる特徴もあります。手元供養のデメリットは以下のとおりです。

親族の同意を得られにくい

手元供養は新しい供養方法の一つです。日本では、昔から故人様の供養のためにお墓を建てることが一般的で、お墓を代々受け継ぐことが良しとされてきた文化があります。そのため、手元供養に対して偏見を持たれる方もいらっしゃいます。

親族のなかに手元供養の考え方を受け入れられず、同意を得るのに時間がかかってしまう可能性があります。

紛失してしまうおそれがある

手元供養は、小さな骨壷やアクセサリーなど、仏具を自宅に設置したり、身につけたりできる手軽さが人気です。しかし、その手軽さ故に、災害が起きて自宅が被災してしまった際に、紛失してしまうリスクが高いというデメリットがあります。

関連記事:手元供養とは? 知っておきたいメリット・デメリットや方法について

シーセレモニーのおしゃれな手元供養品

kanataの手元供養品

ご自宅での手元供養では、ご遺骨を収めるためのミニ骨壺や祭壇に飾るフォトフレームなどを手元供養品として利用するのがおすすめです。

シーセレモニーでは、ご自宅で使いやすい手元供養品を販売しています。材質やデザインにもこだわったミニ骨壺や、粉末化したご遺骨も一緒に収納できるメモリアルフォトスタンドなど、1万円台から購入が可能です。

手元供養品の詳細と価格の一覧はこちら

手元供養品

手元供養の際に必要な粉骨

粉骨のイメージ

手元供養を行う際は、ご遺骨をそのままの状態で供養することも可能です。しかし、パウダー状に粉骨することで質量が減り、管理しやすくなります。

また、ご遺骨を粉骨しておくことで、分骨や散骨を行う際にスムーズに進められます。粉骨はご自身で行うことも可能です。しかし、ご遺骨を砕く作業は精神的にも肉体的にもつらい思いをすることがあります。そのため、専門業者に任せるのが得策といえます。

専用の機器で丁寧に粉骨を行うスタッフ

シーセレモニーでは、粉骨プランをご用意しています。専用の機械を使用し、2mm以下の細かい粉末状に粉骨します。ご遺骨の量が多い場合には、複数回に分けて丁寧に粉骨いたします。

さらに、ご希望があればご遺骨の一部を手元供養品に収めたり、ご自宅でご供養できるように分骨したりすることも可能です。

粉骨プランの詳細はこちら

粉骨について

関連記事:散骨の際に欠かせない遺骨のパウダー化

一部を手元供養、残りは散骨する方法も

分骨

故人様を供養する際、ご遺骨を分骨する方法もあります。例えば、ご遺骨の一部を手元供養にして、残りのご遺骨を散骨にすることも可能です。

その際、ご遺骨の量が多いとカビが発生するリスクが高まります。少量を手元供養にすることで、自宅での管理も容易になります。

また、散骨以外にも新しいお墓への納骨や、永代供養墓・納骨堂と契約するなど、ご遺族様のライフスタイルや宗教観に合わせた供養方法を選択できます。

関連記事:手元供養をした後、残りのご遺骨は海洋散骨で供養しませんか

お墓を持たない供養方法

手元供養以外にも、お墓を持たずに供養できる方法はいくつかあります。ここでは、代表的な3つの方法をご紹介します。

散骨

きれいな海

散骨とは、粉末化したご遺骨を自然に撒くことで供養する方法です。

故人様とご遺族の想いを形にできる新しい葬送方法です。散骨場所は山や海が一般的で、「死後は自然に還りたい」という希望を持つ方や、お墓の管理が難しく墓じまいをする方を中心に、近年人気が高まっています。最近では、散骨の一種として、宇宙に散骨する宇宙葬も注目されています。

永代供養

永代供養墓

お墓の管理や供養などを霊園や寺院に任せるのが永代供養です。個人でお墓を建立する場合、月々の管理費や修繕費などが必要となりますが、永代供養では初期費用を支払うことで、ほとんどの場合その後の費用がかかりません。

永代供養墓には、個人や家族単位で使用する個別墓から、血縁関係のない大勢の方と一つのお墓に入る合祀墓までさまざまな種類があります。

納骨堂

納骨堂 仏壇型

納骨堂とは、骨壺に入ったご遺骨を収蔵する建物です。納骨堂にはロッカー型や仏壇型などの種類があります。

維持管理費として定期的に費用が必要になる霊園や寺院もありますが、個人墓の管理維持費よりは安価に抑えられます。また、納骨堂は交通アクセスの良い場所にあることも多く、お参りに行きやすいといったメリットもあります。

関連記事:「墓じまい」した後に行う供養の方法とは? 海洋散骨・永代供養・納骨堂・手元供養について

シーセレモニーの散骨プラン

献花をするお子様

シーセレモニーでは、故人様やご遺族様の希望が叶えられる、いくつかの海洋散骨プランを提供しています。

貸切クルーザーを利用した「ファミリー散骨プラン」

ご遺族様や特別に親しかったご友人など、限られた方のみが参加できるプランです。自社所有のクルーザーを貸切にできるため、船内で故人様の好きな音楽を流したり、お食事を楽しんだりとご遺族様の希望を最大限に取り入れられます。

リーズナブルな価格でできる「合同乗船散骨プラン」

複数のご遺族様が1隻のクルーザーに乗り合い、順に海洋散骨を行うプランです。ファミリー散骨プランのようにクルーザーを貸切にするわけではないため、リーズナブルな価格で散骨が行えます。

全てスタッフにお任せできる「代理散骨プラン」

何らかの事情で散骨に参加できないご遺族様に代わり、シーセレモニースタッフが散骨セレモニーを行います。セレモニー後は、当日の様子が見られる写真や散骨証明書を郵送させていただきます。

各散骨プランの詳細はこちら

散骨プラン

シーセレモニーの散骨対応エリア

ベイブリッジ

シーセレモニーでは、以下のエリアでの海洋散骨に対応しています。

  • 東京
  • 横浜
  • 湘南、江ノ島、葉山
  • 横須賀、浦賀
  • 真鶴、小田原、湯河原
  • 銚子
  • 南房総(千葉、保田)
  • 大阪
  • 高松
  • 沖縄
  • ハワイ

それぞれのエリアによって貸切にできるクルーザーが異なります。また、エリアごとに利用できる乗船桟橋が複数あるので、ご希望に合わせて自由にお選びいただけます。

散骨対応エリアの詳細はこちら

散骨エリア

プランに合わせた多様なオプション

献酒しているお父さん

シーセレモニーでは、海洋散骨プランで利用しやすいオプションを提供しています。

例えば、献花や献酒をする際に故人様の好きだったお花やお酒を追加で用意したり、船内で食事会を催したりなど、故人様の新たな旅立ちの日をお見送りするオプションを揃えています。

また、当日参加できないご遺族様がリアルタイムでセレモニーを見られるように、オンラインで繋がるリモートオプションも人気です。

オプションの詳細はこちら

プランオプション

手元供養で大切な故人様を身近に感じながら供養しよう

手元供養は、自宅やご自身のそばで故人様を供養できる新しい供養方法です。「お墓を建てるつもりはない」「墓じまいをして、故人を身近に感じながら供養したい」という方は、手元供養を検討してみてはいかがでしょうか。

シーセレモニーでは、手元供養に欠かせない粉骨サービスや手元供養品の販売のほか、ダイヤモンド葬や海洋散骨を含めさまざまなプランを提供しています。興味のある方は、ぜひお気軽にご相談ください。


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