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ご遺志を尊重できる供養|海洋散骨のメリットやマナーをご紹介

2025.10.15
海洋散骨
東京湾を進むクルーザー

少子化や過疎化といった社会の変化に伴い、お墓に対する考え方や埋葬方法が多様化しています。なかでも、新しい供養の形として広まりつつあるのが海洋散骨です。

「死後は自然に還りたい」「大好きな海で眠りたい」といった故人様の遺志を尊重する方法として、また、お墓の維持に不安を抱えているご遺族の選択として、散骨を選ぶ方が増えています。海洋散骨は故人様の新しい旅立ちであり、ご遺族にとって大切な節目となる日です。

今回は、海洋散骨を選択するメリットや散骨の際のマナー、海洋記念葬と呼ばれるシーセレモニーの海洋散骨についてご紹介します。

【海洋記念葬とは】

海洋散骨は自然に還ることを願う葬儀・供養

海洋散骨

海洋散骨はご遺骨を海へ散骨し、故人様が自然に還ることを願うものです。お墓への埋葬が一般的な日本でも、新しい供養の形として少しずつ広がってきました。

その背景には、お墓の継承者問題や、自然に還る供養を望む方が増えていることが関係しています。伝統的な納骨とは異なり、広大な海を墓標とすることで、故人様が自然の一部となり永遠の安らぎを得ると考えられています。

シーセレモニーでは、ご遺族の手で海へ散骨していただく日が特別な思い出となるよう、海洋散骨を「海洋記念葬」と呼んでいます。

関連記事:海の上で行う「海洋葬儀」とはどのようなサービス?

海洋記念葬を選ぶメリット

穏やかな海と青空

海洋記念葬には、ご遺族と故人様の双方に利点があるのが特徴です。

ここでは、海洋記念葬を選ぶことで得られるメリットを5つご紹介します。

メリット①費用を抑えられる

海洋記念葬の大きなメリットの一つは、費用を抑えられることです。墓地の購入や墓石の建立には数百万円かかることもあり、さらに毎年の管理費や法要時のお布施など、ご遺族にとって大きな経済的負担となります。

その点、海洋記念葬はプランによって異なりますが、費用はおおよそ5〜40万円程度で実施可能です。大切な方をしっかり供養しながらも費用を抑えたい方にとって大きな魅力といえます。

メリット②維持・管理の負担がない

女性がお墓をきれいにしている

お墓を建てても、継承者がいなかったり遠方でなかなかお参りできなかったり、高齢で管理が難しくなるケースも少なくありません。

海洋記念葬はお墓を持たない供養方法であるため、維持や管理の心配が不要です。「子どもや孫に負担をかけたくない」という想いから散骨を選ぶ方も多く、世代を問わず支持されています。

メリット③故人様の遺志を尊重できる

「死後は海に還りたい」「自然の一部になりたい」といった故人様の願いを叶えられるのが大きな魅力です。

近年では、生前から散骨を希望される方も増えており、故人様の想いを叶える供養方法として選ばれています。

メリット④宗教・宗派を問わない

海洋記念葬は特定の宗教や宗派に縛られることなく行えます。伝統的な葬儀や埋葬とは異なり、自由な形で故人様を見送ることができます。

そのため、異なる考え方や信仰を持つご家族・ご友人がともに参列できる点も魅力です。希望に応じて僧侶が船に同乗し、散骨海域で読経をあげるサービスを利用することもできます。

メリット⑤自由な葬送セレモニーができる

伝統的な形式にとらわれず、「自分らしいお別れをしたい」と考える方に適しています。たとえば、クルーザーを貸し切り、故人様が好きだった音楽を流したり、思い出の品を飾ったりと、自由な演出が可能です。

献花や献酒などのサービスが用意されている場合も多く、希望に応じて取り入れることができます。

関連記事:自然葬の種類や費用は?メリット・デメリットも詳しく解説

ご遺族や親しい方のみで故人を送り出すファミリー散骨

てのひらに乗せた桜の花びら

シーセレモニーでは、クルーザーを一隻チャーターして行う「ファミリー散骨プラン」をご用意しています。貸切にすることで、ご遺族や生前親しくしていたご友人などの少人数から葬送セレモニーが可能です。

「遺族だけで静かに故人を送りたい」「故人が好きだった曲を流しながらクルージングしたい」など、散骨プランにご希望がありましたら、ファミリー散骨プランを検討してはいかがでしょうか。

ご遺族の想いや故人様のご意思に合わせ、柔軟に対応いたします。

選べるクルーザー

小型クルーザーSC-30

クルーザーは、6名様まで乗船可能な小型のものから70名様ほどが乗れる大型クルーザーまで豊富にご用意しています。

船の定員までであれば何名様のご利用でも料金は変わりません。ご遺族や親しい方々の皆様ご一緒に故人様をお見送りいただけます。10名様まででしたら、アットホームな雰囲気が演出できる小型クルーザーがおすすめです。

また、中型・大型のクルーザーでは、ビュッフェやバーベキューといったお食事のオプションが追加できます。海洋記念葬では親族一同が集まる機会でもありますので、ぜひ故人様の思い出話をしながらみなさんでお食事を楽しんでください。

クルーザーによって利用できる桟橋や散骨できる場所が異なりますので、コンシェルジュへご相談ください。ご遺族様のご希望に合わせてクルーザーをご提案いたします。

【シーセレモニーのクルーザー】

葬送セレモニーで花を捧げる

遺骨を東京湾に散骨する女性と見守る家族

シーセレモニーのファミリー散骨には、故人様をお送りするため献酒や献花といったサービスが基本プランに含まれています。

献酒しているお父さん

また、ご遺族が手紙を読み上げたり、故人様の好きだった音楽を流したりすることも可能です。献花や献酒を追加するオプションもあります。

【プランオプション】

献花

故人様の好きだった花をたくさん海面に浮かべて、在りし日の姿に思いを馳せるのも良いでしょう。

【散骨エピソード】

散骨の際に気を付けるマナー

すり鉢と遺灰

散骨する際は、周囲や環境へ配慮して行うことが大切です。

ここでは、散骨の際に気を付けるべきマナーについて解説します。

ご遺骨は必ず粉骨する

散骨のマナーで重要なのが、ご遺骨を粉骨することです。2ミリ以下の粉末状にして、元の形が分からない状態にしてから撒きます。

ご遺骨をそのままの形で海に撒いてしまうと、事件と誤認される恐れがあります。粉骨は散骨を適切に行うために必要な工程です。

副葬品は自然に還るものにする

散骨に添える副葬品は、必ず自然に還るものに限定します。献花は茎や葉を含めず花びらのみを用い、献酒も容器ごと投げ入れないよう注意しましょう。

ビニールやセロハン、金属やガラス類など自然に還らないものは海に流してはいけません。環境に配慮した副葬品を選ぶことが、散骨の基本的なマナーです。

周囲への配慮を忘れない

散骨の際は、周囲への配慮を忘れないことが大切です。服装は喪服ではなく平服で参加するのが望ましいです。海には観光や仕事で訪れている方も多く、散骨に理解のない方もいるため、目立つ喪服は避けましょう。

散骨を行う場所は観光スポットや養殖場など周囲に影響を及ぼす場所を避け、迷惑にならない海域を選ぶことがマナーです。

散骨できるエリア

夕焼けの海

故人様が海の中で安らかに眠れるよう、散骨は他人に迷惑のかからない場所で環境に配慮し行うことが大切です。

シーセレモニーでは、散骨場所を全国海洋散骨船協会が定める所定のエリアで行っています。東京の場合は羽田空港と東京ディズニーリゾートの沖合、横浜の場合は大黒ふ頭と横浜中華街の沖合の海域です。

▼東京エリア

東京の散骨エリアマップ

▼横浜エリア

横浜の散骨エリアマップ

▼湘南エリア

湘南エリアの散骨マップ

開放感のある広々とした海域で、故人様との思い出を懐かしみながら、ゆっくりとお別れの時間をお過ごしいただけます。

海洋散骨を実施された後も、故人様のご供養は続いていきます。ご遺骨を散骨した海域の緯度経度を正確に記した「散骨証明書」をお渡ししますので、その場所を何度でも訪れて故人様を弔うことが可能です。

故人様とご遺族様の希望をかなえる海洋記念葬

きれいな海と砂浜。そして快晴の空

貸切で行うファミリー散骨プランは、故人様やご遺族のご希望を反映させやすい散骨プランです。「自分たちらしい葬送セレモニーにしたい」とお考えでしたら、ぜひ一度ご相談ください。

シーセレモニーでは、ご予算やご希望を聞き、さまざまなプランのなかから最適なものをご提案させていただきます。供養に関するご相談は、お気軽にシーセレモニーへお問い合わせください。

【海洋記念葬とは】


監修者 | 島田 快

散骨ディレクター・終活カウンセラーを務めております島田です。皆さまからいただきました疑問の声にお応えしながら、少しでも海洋散骨のご不安を和らげるお手伝いを出来ればと思っています。海洋散骨に限らず、終活や墓じまいに関してのお悩みなどもお気軽にお寄せください。

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