
海洋散骨で船をチャーター、どのような船を選べば良いのか
一口に船と言ってもさまざまな種類があり、使用目的によって選ぶ船は違います。海洋散骨を行う際には、どのような船を選べばよいのでしょうか。今回は、海洋散骨における船の選び方について詳しくお伝えします。
Contents
散骨に適した船とは
海洋散骨を行う場合に適しているのは、できるだけ大きな船です。散骨のセレモニーでは、参列者がデッキの一か所に集まることが多く、小さな船では船体が傾いてしまう危険性があります。船体が大きい方がより安定感はあるため揺れも少ないです。
また、船自体が大きいだけでなく、デッキの広さがあることも重要です。参列者がゆったりと集える程度の広さがあると自由なセレモニーを行いやすいでしょう。細長い船体のものより、横幅のある船がおすすめです。
シーセレモニーはさまざまなクルーザーをそろえている
海洋散骨は自由度の高い葬送方法であり、ご遺族様によってご希望の形もさまざまです。
シーセレモニーではご遺族様のご希望に添えるよう、豊富な種類のクルーザーをご用意しています。
乗船される方の人数やセレモニーで行いたいプランなどに応じて、適切なクルーザーをご紹介します。また、定員人数までなら何名乗船しても料金は変わりません。故人様とゆかりのあるみなさまで、特別なひとときをゆっくりと過ごしていただけます。
中型以上のクルーザーがおすすめ
クルーザーは、一般的に小型・中型・大型というように大きさで分類されます。
ご遺族様で散骨セレモニーを行う場合は、中型以上のクルーザーがおすすめです。船内は広めのつくりになっているため、セレモニーをゆったりとした空間で行えるのはもちろん、かけがえのないひとときを落ち着いた空間で過ごすことができます。10名様以上でのご利用も可能なので、ご遺族様だけでなく多くのご親族の方も乗船していただけます。
シーレイ42号
スタイリッシュな船体が美しいシーレイ42号は、定員12名の中型クルーザーです。乗船桟橋はぷかり桟橋、横浜エリアでのファミリー散骨に対応できます。
船内のメインフロアは、上品な木目調のインテリアに白いソファー席が設置され、ホテルのラウンジのような温かみがある落ち着いた空間です。高い位置に多くの窓があり、外の光を取り込めるよう設計されているため船内にいても十分な明るさを感じられます。また、モニターもあるためDVDの上映も可能です。
ミッドブルー号
こちらは、定員20名のやや大きめな中型クルーザーで、乗船エリアは東京と横浜です。乗船場所としては、ぷかり桟橋、朝潮小型船乗り場、竹芝小型船発着所、日の出埠頭小型船ターミナルの4か所を利用できます。
ミッドブルー号の最大の特徴は、後方デッキにある特注のボックスソファーです。広々としたソファーには、最大10名様が腰掛けられ、この場所で飲食もできます。ラウンジのような船内には個室やソファー席が多数あり、会食を楽しめるほか、モニターやマイクも完備しています。
ルーカス号
より多くの方が出席されるセレモニーでは、定員70名の大型クルーザー、ルーカスがおすすめです。運行エリアは東京と横浜、乗船桟橋は、ぷかり桟橋、お台場パレットタウン桟橋、朝潮小型船乗り場を利用できます。
クルーザーの2階部分がすべて屋上デッキになっているため、とても広いのが特徴です。多くの方が参加される場合でも、デッキで集合写真を撮影できます。マイクやモニターのほか、最新式のLED照明による非日常的な演出も可能です。
中型以上のクルーザーでできること
船内やデッキの空間に余裕のある中型以上のクルーザーでは、散骨セレモニーを終えた後、みなさまでゆっくりと会食を楽しめます。
シーセレモニーでは、お食事メニューとしてシェフおすすめビュッフェ、アニバーサリービュッフェという2種類のビュッフェプランと本格船上BBQのプランをご用意しています。
また、生花をふんだんに用いた生花祭壇も中型以上のクルーザーなら設置可能です。故人様のお好きだった花のご用意もできます。
安心・安全に運航するために
海洋散骨を行うためには、何より安心・安全な環境を整えることが必要です。
シーセレモニーでは、お客様により安心していただけるよう、船の運航中の事故や怪我に対応できる船客保険、運行中以外の事故に対応する旅行業保険、食中毒といった不慮の事故に対応する事業活動包括保険の3つの保険に加入しています。また、散骨プランをご利用の際にかかる費用には、すべて保険料が含まれています。ご不明な点はどのようなことでもお気軽にご相談ください。