本日は、横浜・ぷかり桟橋から出航した「リビエラ号」で行われたファミリー散骨の様子をご紹介します。
お子様やお孫さんたちも一緒にご乗船され、世代を超えて心をひとつにする、あたたかな時間となりました。
ご家族がそろったところで、まずはライフジャケットをご着用いただき、船の前で記念撮影を。
その後、船長からのご説明を受けて、いよいよ出航です。
この日、お見送りされたのはご依頼主様のお父様。
本来は8月30日(金)、49日忌にあたる日にご散骨を予定されていましたが、あいにくの天候で延期に。
そして晴れ渡ったこの日、ようやく皆さま揃ってのお見送りが叶いました。
船はぷかり桟橋を離れ、青空の下をゆっくりと沖へと進んでいきます。
船上では、皆さま景色を眺めたり、写真を撮ったりと和やかな雰囲気。
海風を感じながら、お孫さんたちも楽しそうに過ごされていました。
道中、左手には米軍基地を望みながら進みます。
やがて、船は散骨ポイントである波の穏やかなベイブリッジエリアへと到着。
ご散骨の準備が整いました。
ここから、ご散骨セレモニーの始まりです。
ご遺骨をお一人ずつ手に取っていただき、それぞれの想いとともに海へとお還しいただきました。
続いては献酒。
その後、お花を海へ手向けていただきます。
最後に黙祷を捧げ、マリンベルの音が青空に響きわたります。
セレモニーは静かに、心を込めて締めくくられました。
帰港までは、しばらく余韻に浸りながらのクルーズ。
船の2階デッキにも上がっていただき、いつもとは違う高さから横浜港の景色を眺めていただきました。
この日はちょうど、帆船「海王丸」がぷかり桟橋近くに停泊中。
ゆっくりと近づき、その横を通り過ぎながら船は桟橋へと戻ります。
やがて船はぷかり桟橋に到着。
皆さまが笑顔でご下船される姿を見届け、お手伝いできたことを心から嬉しく思いました。
お孫さんたちの、にこにこした笑顔に、スタッフ一同もほっと安堵。
ご家族の皆様が歓談されながら、あたたかな時間を過ごされていたことがとても印象的でした。
この度のご乗船、誠にありがとうございました。
皆様のこれからが、穏やかでやさしい日々に包まれますよう、心よりお祈り申し上げます。