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お葬式は必要ない?お葬式をしない場合のメリット・デメリットとは

2025.04.23
お葬式のお悩み
女性が手を合わせて黙とうしている

多くの方が、一度はどなたかのお葬式に参列したことがあるのではないでしょうか。日本では、誰かが亡くなった際にお葬式を執り行い、故人様をお見送りすることが一般的な習慣となっています。

しかし、なかにはお葬式を行わず、直葬(火葬式)のみで故人様を見送る選択をする方もいます。そこで今回は、お葬式をしない選択肢のメリット・デメリットや、近年注目されているお墓を持たない供養方法についてお伝えします。

お葬式をしなくても違法ではない

手を合わせている女性

「お葬式をしないなんて法律に反するのでは?」と疑問に思う方もいるでしょう。しかし、実際にはお葬式を行わなくても違法ではありません。

お葬式は、法律で義務付けられているものではなく、執り行うかどうかはあくまで個人の選択に委ねられています。

ただし、火葬と埋葬については必ず行わなくてはならないものとして法律で定められています。

お葬式をしない場合の一般的な流れ(直葬の流れ)

直葬のイメージ

お葬式を行わずに故人様を見送る方法として、一般的には「直葬(火葬式)」が選ばれます。直葬は、通夜や告別式を省略し、火葬のみを行うシンプルな形式です。直葬を選んだ場合の流れを見ていきましょう。

  1. ご逝去
  2. 死亡届の提出・火葬許可証の取得
  3. ご遺体の搬送と安置
  4. 火葬
  5. 骨上げ(ご遺骨の回収)
  6. 納骨・供養(希望の方法で実施)

医師による死亡確認後、死亡診断書が発行されます。死亡届を自治体に提出し、火葬許可証を受け取りましょう。その後、遺体を安置する場所に搬送し、必要に応じて保冷措置を行います。この間、焼香やお線香をあげて供養するのが一般的です。

火葬場によっては、簡単な読経を依頼することもできます。火葬の所要時間は1〜2時間程度です。火葬後、ご遺骨はご遺族が骨壺へ納めて持ち帰ります。一定期間ご自宅にご遺骨を安置し、故人様の希望やご遺族の意向に沿った方法で納骨や供養が行われます。

お葬式をしない場合のメリット・デメリット

手元供養の納骨袋

お葬式をしないという選択肢には、経済的な負担の軽減や精神的・体力的な負担を減らすメリットがありますが、周囲の理解を得る難しさや、納骨に関する問題が生じることもあります。直葬を選ぶ前に、事前にしっかりと情報を収集し、納得のいく形で供養を行うことが大切です。

主なメリット

1.費用を抑えられる

一般的なお葬式には、100万円以上の費用がかかることも珍しくありません。
一方、直葬(火葬式)は、10〜20万円程度で行えるため、経済的な負担を大きく軽減することができます。

2.精神的・体力的負担の軽減

お葬式を行わないことで、香典や参列者の対応が不要になり、ご遺族の精神的・体力的な負担が軽減されます。故人様との時間をゆっくりと過ごせるのもメリットの一つです。

主なデメリット

1.周囲の理解を得るのが難しい

お葬式をしないことに対して、親戚や参列希望者など周囲の人々の理解を得ることが難しい場合があります。特に、伝統的にお葬式を重視している家庭や地域では、反対の意見を受けることもあるでしょう。また、お葬式をしないことで弔問客を自宅に迎えることになるため、負担が大きいと感じる方もいます。

2.納骨に関する問題

菩提寺に納骨を予定している場合、お寺によってはお葬式をしないことで納骨を断られるケースがあります。直葬であっても納骨できるよう、事前にお葬式をしない意向を説明し、納骨が可能かどうかを確認することが大切です。

「お墓も持たない」選択もできる

納骨のイメージ

直葬で故人様をお見送りした後、ご遺骨をお墓に納骨するという選択肢のほかに、お墓以外の供養方法を選ぶことも可能です。

近年、「お墓の継承者がいない」「お墓の管理が難しい」などの理由で、墓じまいを選択する方も増えています。新たな供養方法として納骨堂や永代供養墓、自宅での供養、またはご遺骨を大自然に還す樹木葬、海や山への散骨などがあります。

納骨・埋葬

大きなお墓とお花

納骨堂や永代供養墓にご遺骨を納める方法で、従来のお墓の形態とは異なり、より柔軟で手間の少ない選択肢として注目されています。

納骨堂は、屋内にある施設で、ロッカー式や仏壇式など、さまざまなタイプがあります。比較的管理がしやすく、継承者がいなくても利用できるため、近年人気が高まっています。また、永代供養墓では、施設が故人様の供養を行ってくれるため、ご遺族の負担を軽減できるのがメリットです。

手元供養

手元供養の骨壷

手元供養は、ご遺骨の一部を自宅に保管し、故人様を身近に感じながら供養を行う方法です。ミニ骨壺に納めたり、アクセサリーとして身につけたりと、さまざまな手元供養品があります。それぞれのライフスタイルに合わせた供養が可能なため、人気の供養法となっています。

自然散骨

沖縄の海

自然散骨は、海や山などに故人様のご遺骨を撒いて供養を行う方法です。海洋散骨をはじめとする自然散骨は、自然と一体化することで故人様を送り出したいという希望をかなえる手段として人気があります。しかし、散骨には守らなければならないルールやマナーがあり、専門業者に依頼するのが一般的です。

故人様を供養する海洋散骨という選択肢

数珠を持ち手を合わせる

お葬式は、残された人々が故人様と最後のお別れをするための貴重な儀式ですが、必ずしも行わなくてはならないというものではありません。「身内のみの少人数で見送りたい」「宗教的な儀式にこだわりがない」などの理由で直葬を選ぶ方も増えています。

グアムでの海洋散骨の様子

直葬を検討しており、また、お墓も特に必要ないとお考えの方は、自然散骨で故人様を供養する方法を検討してみてはいかがでしょうか。その中でも「海洋散骨」は、自然を愛する方たちにに好まれ、自らの将来の供養方法として生前から希望されることも多い供養方法です。

代理散骨クルーズのお仕度

シーセレモニーの海洋散骨では、専門のコンシェルジュがご遺族の想いを汲み取り、故人様のお見送りにふさわしいプランをご提案いたします。基本プランに限らず、故人様の遺志を尊重し、またご遺族のご希望に沿った柔軟なプラン作成が可能です。散骨する海域や献花に使用する花の変更、散骨後のサポートやご相談も承ります。

海洋散骨に興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にシーセレモニーにご相談ください。

海洋記念葬


監修者 | 島田 快

散骨ディレクター・終活カウンセラーを務めております島田です。皆さまからいただきました疑問の声にお応えしながら、少しでも海洋散骨のご不安を和らげるお手伝いを出来ればと思っています。海洋散骨に限らず、終活や墓じまいに関してのお悩みなどもお気軽にお寄せください。

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