LINEでご相談 お問い合わせ・お申し込み
03-6809-644724時間受付(営業時間9:30~18:30)
海洋散骨ナビ
海洋散骨ホーム 海洋散骨ナビ 墓じまいで起こり得るトラブルと事前に知っておきたい対策

墓じまいで起こり得るトラブルと事前に知っておきたい対策

2024.06.19
墓じまい
墓じまいで起こり得るトラブル、事前に知っておきたい対策

「お墓の後継者がいない」「お墓が遠方にあり管理が行き届いていない」などの理由で墓じまいをお考えの方は多いのではないでしょうか。

実際に墓じまいをするうえで、親族やお墓のある寺院・霊園、石材店とのやりとりは欠かせません。トラブルを起こさず、スムーズに墓じまいをするためにはトラブル例や対策について事前に少しでも知っておくことも大切です。

今回は、墓じまいで起こりがちなトラブルとその具体的な対策について詳しくお伝えします。考えられるトラブルとはどういったものでしょうか。

墓じまいでよくあるトラブルと対策

森林と墓場墓じまいで最も起こりやすいトラブルは親族間の金銭的な問題やお墓に対する考え方の違いです。墓じまいは経済的な負担が軽くなるなどメリットもありますが、一方で親族や寺院とトラブルになることも多いと耳にしたことがある人もいるのではないでしょうか。

また、菩提寺(ぼだいじ)や石材店とのトラブルも起こりやすいといわれています。お寺や業者によって費用も異なり金額も大きいため、事前に話し合いが不可欠です。

ここでは、墓じまいでよくあるトラブルと対策を解説します。

親族間のトラブル

家族で話すシーン親族間で起こりやすいトラブルは、親族の合意を得ないまま墓じまいをしてしまい、後から問題になってしまうというケースです。今後お墓をどのようにしていくのかという決定権はお墓の継承者にあるものの、親族の意見を無視することで思わぬトラブルを招く原因につながります。

お墓の継承者が決めた墓じまいであっても、親族にとっては大切な心のよりどころを失うことになってしまう可能性もあります。

また、墓じまいにはさまざまな費用が必要ですが、その負担も事前に明確にしなければなりません。親族間のトラブルを防ぐためには、墓じまいを検討している理由やこれからの供養方法、費用のことなどについて、あらかじめじっくりと話し合うことが欠かせません。

菩提寺とのトラブル

菩提寺(ぼだいじ)とのトラブル お寺の階段菩提寺とは、簡単にいえばお墓があるお寺のことをいいます。一般的に檀家(だんか)を辞める際は、長くお世話になった菩提寺に対して「離檀料(りだんりょう)」というお布施を払います。

しかし、なかには菩提寺から法外な離檀料を請求されるなど、トラブルに発展してしまうケースもあります。

そのような事態を防ぐためには、菩提寺に対してこれまでの感謝を伝えつつ、誠意を持って墓じまいをすることを伝えます。

また、高額な離檀料を求められた際には、第三者へ相談することも大切です。住んでいる、またはお墓がある地域の相場を確認も行います。

石材店とのトラブル

撤去中の墓石墓じまいをする場合、当日は石材店にお墓の撤去作業を委託します。その際に依頼した石材店とトラブルになるケースがあります。

墓じまいにかかる費用は一律ではありません。そのため、悪質な石材店のなかには高額な料金を請求するケースがあります。

金銭トラブルを避けるためには、あらかじめいくつかの石材店から見積もりを取り、料金を比較することが重要です。また、契約書の内容をしっかりと確認し、納得してから契約を結ぶようにしましょう。

トラブルなく墓じまいをするための流れ

お墓に布をかぶせるイメージ墓じまいでのトラブルを避けるためにも、正しい手順を踏むことが大切です。ここでは、トラブルなく墓じまいをするための流れをステップに分けて紹介します。

ステップ①親族に相談する

墓じまいをする際には、まずは親族と話し合うことが大切です。

自分の判断で墓じまいをすると、親族の意向と合わずトラブルになることがあります。墓じまいをする際には必ず親族に相談し、理解を得ましょう。

ステップ②移転先を決める

実際に墓じまいをする前に、新しい納骨先を決めておく必要があります。墓じまいが終わってから移転先を決めると、墓地が空いていないケースもあるため、注意が必要です。

納骨先が見つかったら「受入証明書」を発行してもらいます。

ステップ③墓じまいをする旨を伝える

墓じまいを円滑に進めるためには、現在のお墓の管理者に対して墓じまいを行う旨を伝えることが重要です。

管理者に連絡する際には、墓じまいを行う理由を明確に説明します。例えば、「遠方に引っ越したため、頻繁にお参りができなくなった」「後継者がいなくなり、お墓の管理が難しくなった」などの具体的な理由を伝えることで、管理者も納得しやすくなります。

許可が下りると、墓じまいの際に必要となる「埋葬許可証」が発行されます。

ステップ④改葬手続き

役所で改葬の手続きを行います。「改葬許可申請書」に必要事項を記入し、現在のお墓がある場所を管轄している市役所や区役所の窓口に提出しましょう。

改葬許可申請書は、事前に発行された「埋葬許可証」と「受入証明書」を提示して発行してもらいます。

ステップ⑤閉眼供養をする

墓じまいをする場合は、ご遺骨を取り出す際に閉眼供養を実施します。閉眼供養とは、墓石に宿った故人の魂を取り出す儀式です。

最も一般的な方法は、菩提寺に依頼することです。菩提寺がない場合は、地域の寺院やインターネットで依頼することもできます。

ステップ⑥お墓を撤去する

ご遺骨を取り出したら、お墓を解体・撤去します。お墓の解体や撤去は石材店に作業を依頼することが一般的です。

事前に発行された「改葬許可証」を石材店に提示すると、お墓の解体や撤去に入ることができます。

ステップ⑦新しい供養先に納骨する

墓石の撤去と遺骨の取り出しが完了したら、新しい供養先で納骨を行います。これで、墓じまいのステップは終了です。

墓じまい後のご遺骨の行き先は決めておく

晴天の青空と大きな鳥居お墓がなくなった後、ご遺骨の供養方法はさまざまな方法が増えました。

個人のお墓を持たずにご遺骨を供養する方法として、寺院や霊園による永代供養や自宅でご遺骨を管理する自宅供養または手元供養、海や山への散骨などがあります。いずれの供養方法はお墓の維持管理にかかる費用を軽減できることもあり、選択肢の一つとして検討する人が増えてきているようです。

シーセレモニーではご遺族のお気持ちに寄り添った海洋散骨を行っております。自然葬とも呼ばれる海洋散骨は「海が好き」「お墓を持たずに自然に還りたい」と考える人に選ばれています。

円滑に墓じまいをするために相談は必要不可欠

円滑に墓じまいをするために相談は必要不可欠最後に、墓じまいは先祖代々からのつながりを絶ってしまう寂しさを感じる方も多いかもしれません。しかし、お墓というこれまで親しんだ形がなくなったとしても、さまざまな方法でご先祖様の供養は十分に可能です。

将来へ向けて円滑に墓じまいを行うためには、ご親戚や菩提寺との事前相談は欠かせません。皆さんでじっくりと話し合うことは、今の暮らしに合った供養の方法を見つめ直すまたとない機会になるかもしれません。

遺骨を東京湾に散骨する女性と見守る家族

シーセレモニーではご遺族の要望に寄り添う海洋散骨を行っております。

クルーザーを貸切にして行うファミリー散骨やご遺族に代わってスタッフが散骨を行う代理散骨といったプランがあります。

海洋散骨についてご不明な点やご相談がございましたら、お気軽にお問い合わせください。


監修者 | 島田 快

散骨ディレクター・終活カウンセラーを務めております島田です。皆さまからいただきました疑問の声にお応えしながら、少しでも海洋散骨のご不安を和らげるお手伝いを出来ればと思っています。海洋散骨に限らず、終活や墓じまいに関してのお悩みなどもお気軽にお寄せください。

この監修者の記事一覧

この記事が気に入ったら
「いいね!」
散骨プランはこちら散骨プランはこちら

お問い合わせ・お申し込み

ご料金のことやご日程など、お客様のご要望に沿って海洋散骨の詳細を決めていきます。
ご不明点やご相談も弊社のコンシェルジュが丁寧に対応させていただきますので、お気軽にお問合せ下さい。
お電話でのお問い合わせ
03-6809-644724時間受付(営業時間9:30~18:30)
LINEでのご相談
お問い合わせ・お申し込み