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ご遺骨を自宅に置くのは良くない?保管方法や注意点を解説

2025.06.11
お骨のお悩み
骨壺

近年、供養のスタイルは多様化し、「お墓を持たない」「自宅で供養したい」と考える方が増えています。なかでも、大切な故人様のご遺骨を自宅で保管する「自宅供養」や「手元供養」は、新たな供養の形として注目されています。

しかし一方で、「ご遺骨を自宅に置くのは良くないのでは?」「何か悪い影響があるのでは?」と不安に感じる方も少なくありません。

今回は、ご遺骨を自宅に保管することが良くないといわれる理由や、正しい保管方法や注意点、将来的な供養の選択肢などを詳しくご紹介します。

ご遺骨を自宅に置くのは本当に「良くない」のか?

自宅でご遺骨を保管する「自宅供養」や「手元供養」は、法律上まったく問題ありません。

むしろ近年では、「故人様を身近に感じていたい」「いつでも手を合わせられる場所にいてほしい」との想いから、自宅で供養する方も増えてきました。

手入れが行き届いたお墓

一方で、宗派によっては「ご遺骨はお墓に納めてこそ成仏できる」と考える場合もあり、そうした宗教的な価値観や世代・地域の習慣によって「良くない」と感じる方がいることも事実です。

大切なのは、ご家族の想いを尊重しつつ、信仰や環境に合った納得のいく供養方法を選ぶことです。

ご遺骨を自宅に置くのは良くないといわれる理由

骨壷とロウソク

自宅でのご遺骨の保管が「良くない」といわれるのは、法律ではなく、主に文化的・宗教的な価値観や実務面での懸念によるものです。以下では、その具体的な背景についてご説明します。

伝統的な供養観との違い

お花とお墓

日本では古くから、「亡くなった人はお墓に納めて成仏する」という考え方が根づいています。

特に年配の方や地方ではその意識が強く、「ご遺骨を家に置いたままでは故人が安らかに眠れない」といった心情を抱く方も少なくありません。

こうした伝統的価値観から外れる供養の形が、違和感や不安を呼ぶ原因になっていることがあります。

家族・親族とのトラブルリスク

ご遺骨の扱いは非常にデリケートな問題です。

自宅での供養を希望していても、ほかのご家族や親族が「早く納骨してあげるべきだ」と考えている場合、意見がぶつかってトラブルに発展するケースもあります。

管理上の問題

納骨の入れ物

日本は湿気が多い気候のため、長期間ご遺骨を自宅で保管する際には、カビの発生や骨壺の劣化といった問題が起こる可能性もあります。

適切な管理を怠ると、大切なご遺骨を傷めてしまう恐れもあるため、「自宅で保管するのは良くない」と考える方もいます。

ご遺骨を自宅に置いても大丈夫!適切な保管方法とは

ご遺骨を骨壺に入れている

大切なご遺骨を自宅で安全に保管するには、適切な環境づくりが欠かせません。

ここでは、ご遺骨の正しい保管方法をご紹介します。

1.密閉性の高い容器を選ぶ

湿気や汚れを防ぐため、密閉性の高い骨壺を使うことが大切です。

蓋がしっかり閉まる骨壺や、ゴムパッキン付きのものは湿気を防ぎやすく劣化を防止します。素材や耐久性も確認し、扱いやすいものを選びましょう。

2. 乾燥剤を活用して湿気対策

湿気対策の乾燥剤

ご遺骨をカビや劣化から守るために、骨壺の中に乾燥剤を入れるなどの湿気対策をしましょう。

湿度が高い環境では特に効果的で、長期間の保管でも状態を良好に保つポイントです。

3. 直射日光や湿気の少ない場所に保管

骨壺は直射日光の当たらない、湿度の低い安定した環境で保管しましょう。

風通しの良い室内の棚や仏壇の上など、温度や湿度の変化が少ない場所が理想的です。

4. 手元供養品を活用

納骨用のガラスの入れ物

近年は、故人様を身近に感じられるデザインの手元供養品が人気です。

ミニ骨壺や写真立て一体型、ペンダント型のメモリアルジュエリーなど、多彩な選択肢があります。

手元供養品

トラブルを防ぐために|自宅でご遺骨を保管するときの注意点

家の仏壇

故人様を大切に想い安らかに供養するためには、いくつかのポイントに気を付ける必要があります。

家族や親族と十分に話し合う

自宅でご遺骨を供養する際は、家族や親族と事前によく話し合っておくことが大切です。

一人の判断で決めてしまうと、意見が合わずトラブルになることもあります。お互いの考えを尊重しながら、みんなが納得できる供養方法を選びましょう。

適切な環境での管理を心がける

手元供養用の納骨袋

湿気や汚れによる劣化を防ぐために乾燥剤を入れるなど湿気対策をし、骨壺も定期的に清掃しましょう。日頃のこまめな管理が、ご遺骨を清潔で良い状態に保つポイントです。

将来の供養方法も考えておく

長期間自宅で保管していても、いずれは散骨や納骨など別の供養方法に移ることもあります。将来のことを見据えて、家族の意向も確認しながら、柔軟に対応できるように準備しておくことが安心です。

関連記事:遺骨を自宅で保存しても大丈夫?手元供養の種類や注意点を解説

自宅保管の後の供養はどうする?

お寺とお花

ご遺骨を自宅で一定期間保管した後、ライフスタイルの変化や気持ちの整理に応じて、別の供養方法へ移行する方も少なくありません。

ここでは、代表的な選択肢をご紹介します。

納骨堂に納める

都市部を中心に増えている納骨堂は、屋内で遺骨を保管・供養できる施設です。

宗派を問わないところも多く、天候や季節に左右されずお参りできる点も人気の理由です。

永代供養を利用する

お墓の継承者がいない場合や、将来の管理が不安な方に選ばれているのが永代供養です。

寺院や霊園が永続的に供養を行ってくれるため、後の世代に負担をかけずに済みます。

自然散骨を選ぶ

ご遺骨を粉末状にし、海や山など自然に還す供養方法です。

個人で行うことも可能ですが、節度や周囲への配慮が求められます。マナーを守った散骨を行うためにも、専門業者へ依頼することをおすすめします。

自然に還る供養を考えるならシーセレモニーの海洋散骨

散骨シーン(献花)

「自然に還してあげたい」「手元供養に区切りをつけたい」とお考えの方には、海洋散骨という選択肢があります。シーセレモニーでは、ご遺族の想いに寄り添いながら故人様の旅立ちを丁寧にサポートいたします。

小型のクルーザーから大型船まで、目的や人数に応じた多彩なプランをご用意。少人数で静かに見送ることはもちろん、ご親族みなさまで賑やかに故人様を送り出すことも可能です。

マルコポーロ船内で過ごす社員のみなさま

また、船上での会食も承っており、和やかな雰囲気のなか故人様との最後のひとときをお過ごしいただけます。

専門のコンシェルジュがご希望に沿ったプランをご提案し、心に残るお見送りを形にします。ご遺骨の扱いや供養方法に悩んでいる方は、まずはお気軽にご相談ください。

海洋記念葬


監修者 | 島田 快

散骨ディレクター・終活カウンセラーを務めております島田です。皆さまからいただきました疑問の声にお応えしながら、少しでも海洋散骨のご不安を和らげるお手伝いを出来ればと思っています。海洋散骨に限らず、終活や墓じまいに関してのお悩みなどもお気軽にお寄せください。

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