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分骨にかかる費用と相場

2023.09.06
お骨のお悩み
お墓の見本

親族が遠方に住んでいたり、お墓の管理が難しかったりする場合、ご遺骨を複数の場所に分けて保管する、分骨という供養方法を選択される方もいます。分骨は新しい考え方のため、世間一般に広く周知されているわけではありません。しかし、現代の日本人のライフスタイルにも適しており、今後広く利用される供養方法になるともいわれています。

そこで今回は、分骨のやり方によって違いがある費用相場の違いについて、詳しく解説をしていきます。また、分骨後の供養方法として最近注目を浴びている散骨に掛かる費用についても紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

分骨の費用相場

2つ並んだ骨壺

分骨は主に2つのケースがあります。それぞれ費用感が変わってきますので確認していきましょう。

<1.火葬場で行うパターン>

火葬場での最後の別れ

分骨をする方法として大きく2つありますが、そのうちの1つが納骨前に火葬場で分骨するケースです。

火葬場で分骨する際の費用

納骨前の火葬場で分骨をする場合、その費用は安価に抑えられます。具体的には、分骨をするための骨壷やペンダントなどの容器代と、自治体によっては無料~300円程度で発行してもらえる「火葬証明書(分骨証明書)」の費用のみです。そのため、平均で5,000~10,000円程度で実施できます。

一つ注意する点は、分骨証明書は分骨する骨壷の数だけ必要になるので、発行してもらう枚数を間違えないようにします。

分骨証明書とは

分骨証明書とは、そのご遺骨が特定の故人のものであるということを証明する大切な書類です。故人の名前と性別、死亡した年月日が記載されています。分骨したご遺骨をお墓や永代供養墓に納骨する際に提出が必要ですが、分骨後に手元供養をするのであれば分骨証明書は必要ありません。

しかし、将来的に手元供養から別の場所へ納骨するケースも少なくないため、万一に備えてこのタイミングで発行してもらうのが得策です。

分骨をスムーズに進めるコツ

火葬後に骨上げを行った後、そのままご遺骨を取り分けるため、事前に葬儀社の担当者に分骨を伝えておくと、一連の流れをスムーズに進めることができるはずです。そして、分骨したご遺骨を納める骨壷も、必要数をこのときまでに用意しておきます。

関連記事:分骨で注意したいトラブルと回避するポイント

<2.遺骨を取り出して分骨するパターン>

お墓と供えられた花

既に納骨されていたご遺骨を取り出して分骨をする場合は、火葬場で行う場合と比べて第三者が多く関わることから、手続きが複雑になり、その分費用も高くなります。

納骨後に分骨する際の手順

まずは、現在ご遺骨が収められているお墓の管理者に連絡し、分骨証明書の発行とご遺骨を納めるための骨壷を必要数用意します。

次に、お墓の管理者から許可を得た後、石材店に連絡し、墓石を動かしてご遺骨を取り出します。最後に、納骨されたご遺骨を取り出す際には開眼供養という仏事を行うのが通例です。

ご遺骨を取り出して分骨する時の費用相場

分骨証明書の発行やご遺骨を納める骨壷などの容器代は、平均で5,000~10,000円程度が必要です。また、石材店に墓石の移動を依頼する場合の費用相場は、20,000~30,000円といわれています。

さらに、開眼供養に掛かる費用としては、お経を読んでもらった僧侶に対して、10,000~30,000円程度のお布施を用意する必要があります。お布施のほかに僧侶のお車代が別途掛かる場合もあるようです。

分骨証明書をなくしてしまった場合

証明書の見本

分骨後に手元供養を行い、その後改めて納骨をする場合にも分骨証明書が必要です。その際、もし分骨証明書を紛失していたとしても、分骨前のお墓があった自治体に再発行の手続きを行うことで、再度分骨証明書を受け取れます。

手続きでは、故人の氏名や亡くなった日、火葬日が分かっているとスムーズに再発行してもらえるようです。反対に火葬日があやふやだと手続きに時間が掛かってしまうため、亡くなった日と火葬日はあらかじめ書き残しておくと安心です。

骨壷代

骨壺の見本

分骨したご遺骨を納めるために、骨壷は必要不可欠です。骨壷は地域によって大きさも異なります。

最近では、素材やデザインなどに工夫が施された骨壷が多く、手元供養の場合には自宅の雰囲気と合うものを選ぶ人も多いようです。

価格もさまざまで、10,000円前後が相場となっていますが、高額なものは50,000円も超える物も少なくありません。

分骨と散骨の関係性

太陽光が反射した海

分骨は、あくまでもご遺骨を分けるという行為であり、その後の供養については、各々が真摯に向き合っていかなければなりません。

ご自身の宗教観やライフスタイルに合わせた供養方法を選ぶことが大切になりますが、近年注目を集めているのが、海洋散骨です。

海洋散骨とは

ファミリー散骨シーン

海洋散骨とは、手元にあるご遺骨を粉末状になるまで砕き、海に撒いて故人を供養します。「死後は自然に還りたい」と希望する方に選ばれている供養方法です。海洋散骨は個人で行うことも可能ですが、ご遺骨の粉骨やクルーザーのチャーターなどの手配を考えると、専門業者に依頼をするのがおすすめです。

依頼をした場合の費用ですが、委託散骨で50,000円程度から行えます。あるいは、ご遺族様が船に乗って散骨に参加する形式だと、100,000~300,000円程度です。

シーセレモニーの海洋記念葬

青空と広大な海

シーセレモニーでも、故人様の生前の願いやご遺族様の希望に寄り添った海洋散骨プランを数多く提供しています。クルーザーをチャーターして、家族だけで海洋散骨が行えるファミリー散骨プランや、ご遺族様に代わってシーセレモニーのスタッフが散骨を行う代理散骨プランなど、ご遺族様の利用しやすいプランを自由にお選びいただけます。

シーセレモニーの散骨エピソード

実際に多くのお客様にご利用いただいているシーセレモニーの散骨エピソードの一部をご紹介します。

アニー号でのファミリー散骨

  • クルーザー:アニー号
  • プラン:個別散骨/ファミリー散骨
  • 乗船人数:5名
  • 散骨場所:羽田沖(東京湾)

こちらのお客様は、5名で個別散骨/ファミリー散骨を行っていただきました。人数分にご用意した水溶性の袋に故人様のお骨を包装させていただきました。お1人様ひとつずつお手にとり、みなさまそれぞれに故人様への想いを込めて、東京の海へお還ししました。

「お客様の声」を紹介

先日は、あたたかく素敵な催しをありがとうございました。
天候も、桜の時期もちょうど良く、波も穏やかな中、家族で母を見送ることができました。
父から、「海に散骨もいいね」「そうだね」と話していたエピソードを打ち明けられてホロリとさせられました。
帰り道に「願いを叶えてくれて、ありがとう」と言ってもらいました。
お写真のURLと、散骨証明書、無事に確認させていただきました。ありがとうございます。
改めまして、私からも、島田さんをはじめ、シーセレモニーの皆様による温かい記念葬をありがとうございました。
また何かの折に、クルーズのご相談させてください。
本当に、ありがとうございました。

ファミリー散骨の実績詳細はこちら

シーセレモニーでは専門コンシェルジュが、ご遺族様の希望に沿った散骨プラン作成のお手伝いをいたします。供養方法で迷っている方、経済的な不安を抱えている方も含めて、シーセレモニーにお気軽にご相談ください。

海洋記念葬とは


監修者 | 島田 快

散骨ディレクター・終活カウンセラーを務めております島田です。皆さまからいただきました疑問の声にお応えしながら、少しでも海洋散骨のご不安を和らげるお手伝いを出来ればと思っています。海洋散骨に限らず、終活や墓じまいに関してのお悩みなどもお気軽にお寄せください。

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