LINEでご相談 お問い合わせ・お申し込み
03-6809-644724時間受付(営業時間9:30~18:30)
海洋散骨ナビ
海洋散骨ホーム 海洋散骨ナビ 海洋散骨を執り行う際に知っておきたいマナー

海洋散骨を執り行う際に知っておきたいマナー

2023.04.28
海洋散骨
紫と白の切り花

時代の流れや日本人の死生観の変化により、供養方法にも選択肢が増えてきました。そのなかの一つが、海洋散骨です。

海洋散骨とは、故人様のご遺骨を海に撒く供養方法です。死後は大自然の海に還りたいという思いを持つ方に多く選ばれています。しかし、一般的な埋葬方法とは異なるため、常識やマナーなどを知らない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、海洋散骨について詳しく知らない方や、興味はあるけれど具体的なマナーを知らないので不安という方に向けて、海洋散骨のマナーを詳しく解説していきます。

海で散骨するマナーとは

東京の街並みが見える海

海洋散骨は、一般的な葬送と同様に節度を持ち、マナーを守って行うことが大切です。散骨を行う海域周辺の施設や住民に迷惑をかけないよう、さまざまなことに配慮しなければなりません。環境への配慮のほか、参列する際の服装についても海洋散骨ならではのマナーが存在します。

また、海洋散骨のマナーを紹介する前の大前提として、「ご遺骨を海に撒いても法律違反にならないの?」という疑問を持たれる方も多いのではないでしょうか。そういった点も踏まえて、散骨する際のマナーを紹介していきます。

散骨は決められた海域で行う

海洋散骨は、総務省から「マナーを守った葬送のひとつとして行われる限りは違法ではない」と示されており、どなたでも自由に行える葬送方法の一つです。だからといって、どこにでも散骨をしていいわけではなく、散骨する場所や海域には十分な配慮が必要です。

例えば、沿岸や養殖場、漁場、船舶航路といった人々の生活と密着している場所で散骨を行うことはマナー違反です。また、自治体で海洋散骨禁止エリアを設けているケースもあります。

ご遺骨はパウダー状に

桐箱に収められた粉骨済のご遺骨

海洋散骨をする場合、ご遺骨をそのままの形で撒くことはできません。そのままの形で海に撒いてしまうと、死体遺棄罪などの法律違反に問われる可能性もあります。

そういったトラブルを引き起こさないためにも、必ずご遺骨はパウダー状になるまで砕く、粉骨を行ってください。海洋散骨事業者が守るガイドラインでは、ご遺骨を2ミリ以下にまで砕く必要があります。

また、粉骨を行うことで自然に還りやすくなります。自然環境に配慮するなら、きれいな粉状になったご遺骨を水溶性の紙袋に収め、散骨の際にそのまま海に撒くのが得策です。

環境に配慮しながら故人様へ向けて供養する

献花を行う様子

海洋散骨では、故人様への供養として献花と献酒を海へ捧げます。

お花を流す際、海をきれいに保つために花の部分だけを散らし、茎や葉、包み紙は流さないようにします。貴金属やプラスチック、ビニール類など自然へ還ることのないものを撒くのは禁止されています。

海洋散骨の当日は喪服を避ける

カジュアルな洋服で船に乗る親子

一般的な法事の場合、参加者は喪服を着用するのがマナーです。しかし、海洋散骨を行う当日は、喪服ではない動きやすい服装で参加する必要があります。

その理由としては、散骨をするために利用するクルーザーの乗船場所が、人目に触れるところにあるからです。乗船場所の近くには、観光地として賑わっているところも多く、そのような場所で喪服を着た集団がいると、場の雰囲気を壊してしまいます。そのため、周囲の方々への配慮として平服を身につけます。

動きやすい服装と靴で参加する

船のデッキから見える景色

平服とひと口にいってもさまざまなものがありますが、動きやすさを重視します。当日の天候によっては船が大きく揺れたり、雨でデッキが濡れて足元が不安定になったりと、転倒してしまうリスクがあるからです。

また、靴に関しても、女性はヒールの高い靴は避け、ローヒールパンプスや靴底が滑りにくい材質の靴を選んでください。

散骨専門業者への依頼で安心

洋上に浮かぶ中型クルーザーのミッドブルー号

海洋散骨は、専門業者に依頼せず、個人で行うことも不可能ではありません。しかし、周りに配慮しながら散骨に適した場所を見つけ、さらに散骨まで行うにはややハードルが高いです。また、そこに行くためのクルーザーの手配や、ご遺骨の粉骨作業などを個人だけで行うのは非常に手間が掛かります。

そのため、基本的には散骨専門業者に依頼をするのがおすすめです。散骨におけるマナーについても、事前に詳しく教えてもらえるので安心して散骨に臨めます。

海洋散骨に関する疑問や不安はシーセレモニーへ

かわいらしい花

シーセレモニーでは、ご遺族様の心情を一番に考え、自然環境や周辺施設にも配慮し、マナーを守った全国海洋散骨船協会が定める海域にて海洋散骨を行っております。

経験豊富なコンシェルジュによる万全のサポート体制

相談するシーン

海洋散骨は、従来の葬送方法よりも情報が少ないため、疑問や不安も多いかと思います。シーセレモニーでは、散骨とクルーズの両方を熟知したコンシェルジュが、事前の打ち合わせの段階より、お客様の疑問や不安を解消いたします。

打ち合わせにはご遺族みなさまでお越しいただくことも可能です。ご遺族様の疑問や不安に丁寧にお答えしますので、どのようなささいなことでもお気軽にご相談ください。事前の打ち合わせだけでなく、当日のセレモニーを行う際も、シーセレモニースタッフ一同が心を込めてお手伝いさせていただきます。

ご家族だけでできる散骨プラン

献酒で故人様を見送る

ご家族そろって海上で心に残るセレモニーを開きたいという場合も、安心して海洋散骨を実施できます。ファミリー散骨プランでは、クルーザーをご家族様のみで貸切にし、落ち着いた環境で故人様の新たな旅立ちを見守ることができます。

散骨スポットにお花がただよう様子

献花は片手に持って撒くのに充分な量のお花を花びらの状態でお渡しします。献酒には四合瓶の日本酒を使用しております。さらに追加で、故人様の思い出のお花や好んだお酒をシーセレモニーがご用意することも可能です。

また、散骨に必要となる粉骨サービスを行っておりますので、お気軽にご相談ください。そのほかの業者に粉骨を依頼される際は、その旨もご相談いただけるとスムーズです。

マナーを守って快い笑顔で故人様をお見送り

広大な海と青い空

広々とした海で行う海洋散骨は、明るい未来への希望を感じさせるようなイメージがあるのではないでしょうか。生前から亡くなったらお墓ではなく、大自然に還してほしいという希望を遺されている方も少なくないようです。

従来のお葬式とは異なる面の多い海洋散骨ですが、マナーを守って執り行うことで、ご遺族様も安心して故人様の新たな旅立ちをお送りできます。海洋散骨に興味をお持ちの方は、ぜひお気軽にシーセレモニーにご相談ください。


監修者 | 島田 快

散骨ディレクター・終活カウンセラーを務めております島田です。皆さまからいただきました疑問の声にお応えしながら、少しでも海洋散骨のご不安を和らげるお手伝いを出来ればと思っています。海洋散骨に限らず、終活や墓じまいに関してのお悩みなどもお気軽にお寄せください。

この監修者の記事一覧

この記事が気に入ったら
「いいね!」
散骨プランはこちら散骨プランはこちら

お問い合わせ・お申し込み

ご料金のことやご日程など、お客様のご要望に沿って海洋散骨の詳細を決めていきます。
ご不明点やご相談も弊社のコンシェルジュが丁寧に対応させていただきますので、お気軽にお問合せ下さい。
お電話でのお問い合わせ
03-6809-644724時間受付(営業時間9:30~18:30)
LINEでのご相談
お問い合わせ・お申し込み