今回は、神奈川県横浜市・ゲートブリッジ沖にて執り行われたファミリー散骨のご様子をご紹介いたします。
まずは乗船場所のぷかり桟橋で、ご家族・ご親族の皆様ご一緒に記念写真をお撮りしました。

本日ご乗船いただいたのは、リビエラ号です。
船長より安全のための注意事項をご案内し、救命胴衣をご着用いただいた後、皆さまにご乗船いただきました。
出航から約15分のクルージングで、ベイブリッジ沖へと到着いたします。
散骨スポットに到着するまでの間、ご家族はご持参の故人様のお写真と一緒に記念撮影をされたり、富士山を背景にお写真を撮られながら、のんびりとお過ごしになられていました。
船長が穏やかな海域を選び、ご散骨に適したポイントへご案内いたします。
なお、ご散骨場所の緯度・経度は、後日お送りする『散骨証明書』に記載しておりますのでご安心ください。
ポイントに到着しましたら、いよいよセレモニーの開式です。
まずは故人様のご冥福をお祈りし、皆さまで黙祷を捧げました。
続いて、水溶性の紙に収められたご遺骨をお一人ずつにお渡しし、お気持ちの整った方から順に海へとお還しいただきました。
お子様も思い出を胸に、精一杯のお別れをされるご様子がとても印象的でした。
故人様もきっとお喜びになられていることでしょう。
続いて、献酒・献花の順に式を進めてまいります。
弊社でも献酒用のお酒をご用意しておりますが、故人様が生前お好きだったお酒や、お供えになりたいお花などがございましたら、ご持参いただくことも可能でございます。
今回は、生前故人様がお好きだったというウイスキーとワインをご家族がご持参くださいました。
故人様も、ご家族とともに生前お好きだったお酒を味わいながら、きっとお喜びになられていることでしょう。
故人様を想いながら、色とりどりの花びらを皆さまに撒いていただきました。
青空の下、青い海に浮かぶ花びらが波に揺られて道を描く様子は、まるで故人様とご家族を繋いでいるかのようでした。
献花の後にはマリンベルを8回鳴らしながら、その花の道を囲むようにゆっくりと周回し、これをもって最後のお別れとなりました。
セレモニーの閉式後、ご家族の皆さまは笑顔で手を振りながらお見送りくださいました。
『お父さん、お母さん、また会いに来るからね。』
故人様はこれから横浜の海から広い世界へと旅立ち、いつまでもご家族・ご親族の皆さまを見守ってくださることでしょう。
末永くご健勝とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
シーセレモニーでは合同乗船プランやご乗船が難しい場合、代理でのご散骨もございます。
ご粉骨のお立合いも承れますのでご希望がございましたらご相談くださいませ。