親族が亡くなってから1年後の命日が一周忌といいます。一周忌では家族や親族、縁の深かった人を招き法要を行います。
一般的な流れとしては僧侶に読経をしてもらい、お焼香、食事会を開催します。その後、年忌法要として三回忌、七回忌、十三回忌の法事が続きます。
現代社会では法事を行うことが仏教行事の一つとして一般的でした。しかし、時代の流れとともに価値観が多様化したことにより、供養方法も変化。一人ひとりの考えを重視した供養方法を取り入れる人が増えてきました。
命日にはお墓参りが一般的
命日に行う供養は地域やその家族によって異なりますが、一般的にお墓参りをしたり、仏壇に手を合わせたりして供養する方法ではないでしょうか。
そして一周忌や三回忌、七回忌などの区切りの年には法要を行う人も多くいます。日本にはお盆やお彼岸などにお墓参りをするなどの数多くの法事的習慣があるので、自分に合った供養方法を自由に選ぶことができます。
お墓参り以外の供養方法
少子高齢化や核家族化が進む現在では、お墓の管理を心配して墓じまいするケースが増えています。お墓参りをする供養から、それぞれの環境に合った供養方法へ変化してきているともいえます。
墓じまい後に永代供養や納骨堂に遺骨を納めたり、自然に遺骨を撒く自然散骨をしたり、さまざまな供養方法の選択ができるようになりました。
お墓を持たなくても、永代供養墓や納骨堂の場所で手を合わせて供養できます。故人が極楽浄土に行けるように願い、故人の思い出話をしながら供養する方法は増えました。
人それぞれの供養方法
前述したように、供養方法の多様化によって人それぞれの選択ができるようになりました。
たとえば、寺院や霊園が管理してくれる永代供養墓に遺骨を移す人もいれば、お参りしやすいようにアクセスのよい納骨堂に遺骨を移す人もいます。
お墓を持たない選択、管理や費用の負担を抑えたい人は自然散骨の供養方法を選択できます。散骨は、近年人気が高まり、生前に希望する人もいるほどです。墓じまいを検討している方で、供養方法が決まっていない方は散骨も視野に入れてみましょう。
年忌法要クルーズはシーセレモニー
供養方法はさまざまありますが、管理や費用面での負担を考えると海や山への散骨がおすすめです。しかし、散骨する際にはマナーや注意点があります。散骨の規制、禁止エリアのある地域や自治体もあります。
そういったトラブルを避けるためにもルールやマナーを熟知している散骨事業者に依頼することをおすすめいたします。
シーセレモニーでは、海洋散骨サービスを提供しています。故人様の遺骨を散骨した海域を巡り、船上で会食なども楽しめる法事や法要の年忌法要クルーズプランもご用意しています。人数や予算に応じて、クルーズ船を選ぶこともできます。海洋散骨を検討されている方は、ぜひシーセレモニーにお問い合わせください。