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密葬とは? お葬式と一緒に考えておきたい供養の方法

2025.04.16
お葬式のお悩み
葬儀の段取り

近年、葬儀の形が多様化し、従来の「一般葬」に代わり、小規模で執り行う「密葬」や「家族葬」を選ぶ方が増えています。密葬とは、親しい家族や近親者のみで執り行う葬儀を意味し、故人様との最後の時間を静かに過ごせることが特徴です。

密葬と家族葬はどちらも似た形態のお葬式ですが、その違いがよくわからないという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、「密葬とはどのような葬儀なの?」という疑問をお持ちの方に向けて、密葬の基本的な流れや特徴を解説するとともに、家族葬との違いや注目されている「自然葬」についてもご紹介します。

密葬とは

葬儀の段取り2

密葬とは、後日改めて本葬やお別れの会を行うことを前提として、家族や親族など親しい人たちだけで行う葬儀のことです。

例えば、故人様が会社の社長や著名人など交際範囲が広い方の場合、お葬式を行うとお知らせや準備だけでも相当な時間がかかります。また、多くの会葬者の対応にも追われ、故人様との最後のお別れがゆっくりできなくなってしまうこともあります。

そのため、日を改めて本葬やお別れの会を行い、家族や親族だけで心おきなくゆっくりと行う葬儀が密葬です。

密葬と家族葬との違い

造花とフォトフレーム

密葬と同じように、家族や親族を中心とした少人数の葬儀形式に「家族葬」があります。

大きな違いは、密葬は本葬やお別れの会を開催するのに対し、家族葬では本葬やお別れの会を行いません。また、家族葬では一般の弔問客を受け入れる場合があるのに対し、密葬では一切受け付けず、ご逝去についても本葬まで公にしないという違いもあります。

一般的な密葬の流れ

造花

ここでは一般的な密葬の流れをご紹介します。

1.ご逝去

亡くなったら葬儀会社へ連絡し、故人様を迎えに来てもらいます。

2.ご安置

自宅、または葬儀社や斎場の霊安施設に安置します。

3.通夜

僧侶に読経を依頼し、焼香で供養します。

4.葬儀・告別式

葬儀では僧侶が故人様に引導を渡し、戒名を授けます。ご遺族は通夜と同じように焼香で供養します。

5.火葬

火葬場で故人様のご遺体を火葬します。

6.初七日法要

斎場や寺院に戻り、初七日法要を執り行います。

7.本葬やお別れの会など

厳密な時期は決まっていませんが、落ち着いたら本葬やお別れの会を開催します。

密葬の費用相場

デスクの上に置かれた白い電卓

密葬の費用は、40~100万円が相場といわれています。費用の幅が広いのは、葬儀の形式がさまざまであることが主な理由です。通夜や葬儀・告別式を省略して火葬のみを行う場合の費用は20~40万円、高くても50万円程度です。

密葬は近親者のみで葬儀を執り行った後に、本葬やお別れの会を行うため、全体の費用が高くなるケースもあります。

密葬と一緒に考えておきたい供養

密葬のメリットは、ご遺族だけでゆっくりとお別れができることです。そして、その後の本葬やお別れの会の準備にも時間をかけられます。ご遺族の負担をなるべく減らし、故人様の遺志や希望に沿ったお葬式を行いたいという方は密葬も選択肢のひとつです。

また、葬儀形式と同様に価値観や考え方の多様性に伴い、供養方法も変化しています。近年では、自然に還る「自然葬」を行う方も増えています。

故人様の遺志を尊重できる自然葬

お供えした線香

自然葬とは、ご遺骨を自然に還すことで故人様を供養する方法です。従来の墓石を建てる形式とは異なり、自然環境に配慮しながら故人様のご遺骨を自然の一部として弔います。環境保護への意識の高まりや、価値観の多様化などを背景に、近年注目を集めている供養方法です。

1.樹木葬

墓石の代わりに樹木を墓標とする埋葬方法です。シンボルツリーの周りにご遺骨を埋葬したり、個別の樹木の下に埋葬したりする形式があります。霊園や寺院の敷地内で行われることも多く、近年では里山を再生することを目的にした樹木葬も増えています。

樹木葬の多くは後継ぎを必要としないため、ライフスタイルの変化に伴い、後継者不足に悩むご遺族にも選ばれる供養方法です。また、宗教的な制約もなく、自然志向で明るいイメージから選ばれる方も多くいます。

2.里山散骨

自然が豊かな里山にご遺骨を撒いて、故人様を供養する方法です。生前、故人様が「いずれは自然に還りたい」との考えをお持ちだった場合、里山散骨を選ぶことでその想いや遺志を尊重した供養ができます。

散骨は、ご遺骨と視認できないほど細かく粉骨したうえで行うことが求められます。散骨に関するマナーに沿って行うことが大切で、専門業者へ依頼して行うのが一般的です。

3.海洋散骨

ご遺骨を粉末状にしてから海へ撒いて供養する方法です。散骨場所や方法には、環境保護や周辺への配慮の観点から、一定のルールが設けられています。個人での散骨も可能ですが、トラブルを避けるためにも専門業者へ依頼するのが安心です。

故人様が生前「海が好きだった」「自然に還りたいという願いを持っていた」などの理由で選ばれる方が多くいます。海洋散骨もほかの自然葬と同様、墓地を必要としないため、供養の負担軽減という意味でも注目されている供養方法です。

シーセレモニーの海洋散骨で故人様の旅立ちを大切な記念日に

献花をしているシーン

お葬式の方法には、密葬や家族葬、自然葬などさまざまな選択肢があります。その中でも、シーセレモニーではご遺族の想いに寄り添った海洋散骨を行っています。「海洋記念葬」と呼び、開放感あふれる海の上で故人様を偲び、プライバシーが守られた船上から穏やかにお見送りできるのが魅力です。

ご家族だけで過ごす「ファミリー散骨プラン」

散骨セレモニーとして東京湾に花びらを撒く子供たち

シーセレモニーでは、家族や親しい方が故人様との最後のお別れを大切にできる「ファミリー散骨」プランをご用意しています。このプランは、ご遺族が故人様との思い出を共有しながら、心温まるひとときを過ごせることを重視しています。

ファミリー散骨は、プライベートな空間で心ゆくまでお別れができるのが特徴です。開放感あふれる海の上で、ゆっくりと故人様に向き合いながら、家族だけの特別な時間を持つことができます。

オプションで特別なお別れセレモニー

散骨プランに合わせてご利用できるオプションも豊富に取りそろえています。例えば、故人様の好きだった花を使用した献花や、お好きな音楽を流しながらのお別れなど、さまざまな希望に沿った形でセレモニーを執り行うことができます。また、会食や故人様の人生を振り返る時間を設けることも可能で、家族全員が心を込めてお見送りできるように配慮されています。

プランオプション

海洋散骨に興味のある方はお気軽にシーセレモニーにご相談ください。経験豊富なスタッフが些細なご質問にも丁寧にお答えいたします。

シーセレモニーの海洋散骨


監修者 | 島田 快

散骨ディレクター・終活カウンセラーを務めております島田です。皆さまからいただきました疑問の声にお応えしながら、少しでも海洋散骨のご不安を和らげるお手伝いを出来ればと思っています。海洋散骨に限らず、終活や墓じまいに関してのお悩みなどもお気軽にお寄せください。

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