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新たな葬送の形として海や山への散骨が注目される理由

2023.09.11
海洋散骨
夕暮れ時の海

大切な方のご遺骨を供養する方法は、お墓に埋葬するだけだと思っている方も多いのではないでしょうか。たしかに、これまでの日本における供養といえば、先祖代々のお墓を子孫が守り続けることが一般的でした。

しかし、近年では時代の変化に伴い、供養方法も多様化しています。例えば、海や山へご遺骨を撒いて供養する散骨も、近年注目を集める葬送方法の一つです。では、お墓に埋葬するという従来の方法から、なぜ今散骨が注目されているのでしょうか。

そこで今回は、散骨が注目される理由や、シーセレモニーが提供する海洋記念葬と呼ばれる海洋散骨プランについてご紹介します。

海や山への散骨が注目されている理由

スカイツリーと都心と海

近年、海や山などの自然環境に粉末化した遺骨を撒いて供養する散骨の需要が高まっています。これまでの日本では考えられない供養方法が広まりはじめたきっかけとして、以下の要因が考えられます。

散骨は違法行為ではない

現在のように散骨が葬送方法の一つとして広がる前は、散骨は違法行為なのではないかと思われることが多く、一般的に認知された葬送方法ではありませんでした。

しかし、1991年に総務省が「節度を持って散骨を行う場合に限り違法性はない」との見解を示したことで、新しい葬送方法として散骨が注目を浴びることになったと考えられます。

著名人が散骨を行う

散骨という供養方法が世間一般に知れ渡るきっかけとして、芸能人や政治家などの著名人が散骨を行ったことも挙げられます。テレビや雑誌などで散骨という言葉を知ることで、散骨に対する抵抗感や物珍しさが薄れました。

このように、国に認められたことや著名人が行ったことによって、散骨は広く一般にも知れ渡るようになりました。そして、現在では主に、”ライフスタイルの変化”と”故人様の希望”という2つの大きな理由によって散骨の需要が高まっているようです。

次の項目では、それぞれの理由について詳しく解説していきます。

ライフスタイルの変化

公園で遊ぶ家族

散骨を行う方が増えた理由の一つ目として、日本人のライフスタイルの変化が挙げられます。

少子高齢化と核家族化の影響

先祖代々のお墓は、後継者が管理する必要があります。しかし、少子高齢化や核家族化によって、将来的にお墓を維持・管理していく後継者がいないという世帯が増加していきました。

代々受け継がれてきたお墓があっても、ご家族やご親戚がお墓から遠い場所に住んでいたり、身内がほかにいなかったりする場合、高齢者だけでお墓の管理・維持にかかる費用の支払いを続けなければならず、お墓の維持が難しくなります。

経済的負担を軽減

たとえ後継者がいたとしても、新しく墓地を購入する際に価格が高騰していることで、経済的にお墓を建てることが厳しいという理由も挙げられます。そのため、墓地の購入や維持・管理が不要な散骨を選択する方が増えつつあると考えられます。

墓じまい後の選択肢

先祖代々のお墓の管理が難しい場合、墓石を撤去する墓じまいをすることになります。そして、墓じまい後に手元に残ったご遺骨の供養方法の一つとして、霊園や寺院が運営する合祀墓への納骨があります。

しかし、血縁のない大勢の人と同じお墓に入ることに抵抗のある方も多く、代わりに海や山への散骨を選択する方も多いようです。

このように、日本人のライフスタイルが変化し、お墓を守り続けていくことが物理的・金銭的に難しくなったことが、散骨を選択する方が増えた最大の理由といえます。

故人様のご希望

お父さん

散骨が増えたもう一つの理由は、故人様が生前に散骨を希望されていた場合です。

「死後は自然に還りたい」という願い

海や山に行くことが好きだった方や開放感のある自然に戻りたいと考える方など、お墓に入るよりも自分らしいという理由で散骨を選ぶ方も少なくありません。

特に、海はどの場所にいても一つに繋がっているという理由から、海洋散骨を選ぶ方が多くなっています。

家族に迷惑を掛けたくない

家族に迷惑を掛けたくないことを理由に散骨を希望する方もいます。

自分がいなくなった後に「家族に迷惑をかけたくない」「将来無縁墓地になってしまうかもしれない」など、遺された家族や後継者に迷惑を掛けたくない気持ちから、「一度、海や山にご遺骨を撒いてしまえば管理する必要がない」と散骨を希望する場合もあります。

山が好きなら山への散骨という選択肢も

ハイキングを楽しむ夫婦

山登りが趣味という方や故郷に思い出深い山があるという方は、自然と山への散骨に憧れを抱くのではないでしょうか。雄大な山で自然に還るイメージにロマンを感じるという方もいるかもしれません。

里山散骨独自のルールを理解する

原則的に所有者のいない海洋での散骨とは違い、山への散骨を検討する場合は、その土地の所有者の許可を取らなくてはなりません。土地の所有者は個人とは限らず、国や自治体、企業などの場合もあるため、散骨をしたい特定の里山があるなら事前にしっかりと所有者を把握する必要があります。

また、海洋散骨と同様に、里山散骨を行う場合は、必ずご遺骨を細かいパウダー状にしたうえで節度のある行動をすることが重要です。ご遺骨の元の形が分かる状態で散骨してしまうと、場合によっては死体遺棄罪などの罪に問われます。

マナーを守り、環境への配慮も忘れずに

山には登山客などが多く訪れるため、水源のあるところや建物の周辺では散骨を行わないといったマナーもあります。そして、お供物などもその場に放置せず、自分たちで持ち帰る必要があります。

このように、海洋散骨に較べて制約が多いため、山への散骨を請け負っている専門業者というのは現時点ではあまり一般的ではないようです。

海への散骨ならシーセレモニーの海洋記念葬

広い海の上に船が浮かぶ

シーセレモニーでは、ご遺族様のみの貸切で行うファミリー散骨プラン(貸切散骨)と、スタッフがご遺族様の代わりに散骨を行う代理散骨プランをご用意しています。

さらに、貸切の船ではなく、ほかのご遺族さまと合同乗船して散骨を行う合同乗船散骨プランにも対応可能です。ここでは、ファミリー散骨と代理散骨のプランについて、それぞれのプランの特徴や違いをご紹介します。

<ファミリー散骨の特徴>

散骨セレモニーで東京湾に花びらをまく人

シーセレモニーのファミリー散骨プランは、故人様の旅立ちの日をご遺族様だけでお見送りできるプランです。

自社クルーザーを貸切にできる

ミッドブルー

ファミリー散骨プランでは、ご遺族様の人数に合わせてクルーザーを貸切にできます。ご家族だけでなく、ご親戚やご友人など、より多くの方に来ていただくことで、故人様もきっと喜ばれるはずです。もちろん、ご家族のみで故人様とのお別れの時間を大切に過ごすのも一つの方法です。

故人様とのお別れの時を大切に

大野様お写真

出航してから散骨エリアに到着するまでの間、故人様の好きだった音楽を流したり、思い出の品物を持ち寄ってみんなで語り合ったり、お別れの時間をご遺族様だけでゆっくりと過ごせるのも、貸切クルーザーならではの特権です。

また、貸切にするクルーザーによっては、散骨後に参列者全員でのお食事会を船内で行うことも可能です。

オプション追加で理想的なお見送りを

海に向かって献花する様子

シーセレモニーでは、散骨時に利用しやすいオプションを複数ご用意しています。例えば、散骨の際に故人様が生前好んでいたお酒やお花などを一緒に撒いたり、故人様がお好きだった曲を流したりできます。複数のオプションを組み合わせていただくことで、理想のお見送りをしていただけます。

ファミリー散骨プランは、東京や横浜だけではなく、大阪や沖縄を含む全国各地、ハワイ島やオアフ島といった海外でのプランも提供しています。

エリアによって貸切にできる船の大きさや散骨場所も違ってきますので、お好きな場所をお選びいただけます。プラン内容の詳しい説明は以下のリンク先をご参照ください。

ファミリー散骨プラン(貸切散骨)

<代理散骨の特徴>

砂浜にまかれた花びら

シーセレモニーでは、「クルーザーに乗船できない」「遠方で現場まで足を運べない」など、さまざまな理由で散骨に立ち会うことができない方に向け、スタッフが代理で散骨を行うプランもご用意しています。

リーズナブルな価格で提供

代理散骨プランは、ファミリー散骨プランと比べると費用を抑えられるため、経済的な理由から貸切クルーザーでの散骨の選択が難しいという方もお気軽にご相談ください。当日はクルーザーには乗船できませんが、乗船場所までお見送りにお越しいただけます。

心を込めて故人様を見送る

粉骨した遺骨を散骨するシーン

代理散骨プランでは、シーセレモニーのスタッフがご遺族様に代わり、心を込めて散骨いたします。

散骨後は、当日の様子や散骨した海域の緯度経度などを記載し、散骨証明書としてお送りいたします。

リアルタイムで散骨が見られるオプション

タブレットを使用する高齢女性

実際の散骨の様子を見たいという方には、当日にオンラインで散骨の様子を見られるオプションも提供しております。こちらのオプションは、ファミリー散骨プラン・代理散骨プランを問わず、ご利用いただけます。

代理散骨プランも、ファミリー散骨同様に日本各地で定期的に行っております。費用の中には1柱の粉骨費用も含まれています。詳しくは以下のリンク先をご覧ください。

代理散骨プラン

シーセレモニーの散骨エピソード

ここでは、実際にシーセレモニーの散骨プランをご利用いただいたお客様の声をご紹介します。

ファミリー散骨

散骨クルーズでの家族写真

  • クルーザー:ミッドブルー号
  • プラン:ファミリー散骨
  • 乗船人数:11名
  • 散骨場所:羽田沖(東京)

こちらのお客様は、11名様でファミリー散骨を行っていただきました。暖かな日差しの下で、ご家族の皆様に見送られながら、海へ旅立ちました。

「お客様の声」を紹介

この度はお世話になりました。

おかげさまで、「波に乗って世界中を旅するんだ。」とゆう母の願いをかなえてあげることが出来ました。子供船長まで体験させていただき、楽しそうな孫の姿を母も喜んでいると思います。

打ち合わせから当日まで気持ちの良い対応で大変思い出に残るクルーズとなりました。ありがとうございました。

詳細はこちらからご確認ください。

初夏の陽気でミッドブルー号ファミリー散骨

代理散骨

横浜ベイブリックが見える場所で海洋散骨クルーズ

  • クルーザー:ミッドブルー号
  • プラン:ファミリー散骨
  • 散骨場所:本牧ふ頭付近の海域(横浜)

「故人様の生まれ育った横浜で散骨をして欲しい」とのお客様のご希望で、ご遺族様に代わり、シーセレモニーのスタッフが心を込めて横浜港での散骨式をさせていただきました。

シーセレモニーでは、散骨式終了後にお客様へのご報告として、当日の代理散骨のご様子のお写真をデータにてお渡しをしております。

「お客様の声」を紹介

海洋散骨完了報告を頂きまして、ありがとうございました。

当日は、天候にも恵まれて皆様にきちんと散骨して頂き父にとって本当に良かったと思っております。写真ですがダウンロードし拝見致しました。

色々とご親切に対応して頂きありがとうございました。

詳細はこちらからご確認ください。

横浜にて代理散骨を執り行いました

故人様とご遺族様のお気持ちを大切に

海に献花をする様子

時代や供養方法が変わっても、故人様を偲ぶご遺族様のお気持ちは変わりません。

例えば、ご遺骨の一部を散骨し、残りをご自宅で手元供養したり、アクセサリーに加工して持ち運んだりといった方法も可能です。大切なことは、ご家族やご親戚が話し合い、みんなが納得したうえで散骨を行うことです。どの供養方法がよいのかを事前にしっかりと決めておくことで、トラブルを回避することができます。

シーセレモニーの海洋記念葬では、経験豊富なコンシェルジュがご遺族様のご希望に合わせたプランを作成いたします。使用する船の種類やプランについてなど、気になる点があれば、お気軽にお問い合わせください。

海洋記念葬とは


監修者 | 島田 快

散骨ディレクター・終活カウンセラーを務めております島田です。皆さまからいただきました疑問の声にお応えしながら、少しでも海洋散骨のご不安を和らげるお手伝いを出来ればと思っています。海洋散骨に限らず、終活や墓じまいに関してのお悩みなどもお気軽にお寄せください。

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