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海洋散骨業者はどう選ぶ?業者を見極めるポイント

2024.08.14
海洋散骨
都会の街と海

近年、お墓を持たない方が増えており、お墓での供養に代わるものとして海洋散骨が注目を集めています。しかし、海洋散骨を請け負う業者は数多くあり、対応地域やサービス内容もさまざまなため、業者選びは容易ではありません。

そこで今回は、安全な海洋散骨業者に依頼するために重要な見極め方や散骨の流れ、注意点などを解説します。

海洋散骨業者を利用するメリット

数珠を持って手を合わせる様子

海洋散骨は、海に散骨をするという形です。これまでのお墓での供養とは異なる形式であることから、なかには反対される遺族の方もいます。そのような場合、遺族間でよく話し合わなければなりません。どのようなメリットがあるのかを伝えることで、納得してもらえる可能性もあるでしょう。

ここでは、海洋散骨業者を利用するメリットをご紹介します。

経済的な負担が少ない

お墓を持たない供養である海洋散骨は、お墓や土地などを購入して管理する永代供養墓や一般墓と比較して、経済的な負担を少なくできます。

また、お墓での供養の場合にかかる維持費や管理費などが、将来的になくなる点も大きなメリットです。

海洋散骨は、業者に委託して散骨サービスを受けるものや、家族や親族のみで散骨する「貸切散骨」、他の方と乗り合わせて散骨を行う「合同散骨」など、さまざまな方法があります。相場はそれぞれ異なりますが、10~50万円程度といわれています。

故人様の遺志を叶える

生前、海や自然が好きだった方の希望を尊重できるといった点もメリットの一つです。

故人様が「思い入れがある海に還りたい」と希望した場所が遠く、なかなか行けない場合もあります。遠方で足を運ぶのが難しい場合、委託業者の代行サービスを利用することで故人様の希望を叶えることが可能です。

また、家族や親族が「海に出るのが怖い」「船酔いするため乗りたくない」という場合でも、安心して散骨代行を依頼できます。

海洋散骨業者の見極め方

海と船の風景

海洋散骨を行っている業者は全国に複数あり、料金やサービス、対応可能な地域は業者ごとに違いがあります。自分のニーズに合った業者に依頼をするために、十分に比較・検討しましょう。

ここでは、業者を選ぶ際にチェックすべき項目について紹介します。

料金プランが分かりやすい

基本料金がリーズナブルでも、オプションの追加で料金が高くなる場合があるため、総額がどのくらいになるのか、あらかじめ見積もりを出してもらうことが大切です。

基本プランに含まれているものやオプションで追加できるもの、追加費用を明確にしてくれるか確認しましょう。散骨の際に必要な献花や献酒は、基本プランに含まれていることが多いです。

また、粉骨は散骨前に必須であり、粉骨がプランやサービスに含まれているのかどうかを確認することは重要です。粉骨がプランの料金に含まれていないときは、別料金で粉砕サービスを追加するか、粉砕を依頼できる業者を探しましょう。

対象エリアやスケジュールの柔軟性

「故郷の海に還りたい」「家族との思い出の場所に散骨してほしい」など、散骨場所の希望はさまざまです。請け負う対象エリアが広い業者に依頼をすれば、希望の場所に散骨してもらいやすく、選択肢も広げられるでしょう。

予約受付期間や出発日時、天候不良による予定変更など、スケジュールの柔軟性の高さもチェックしておきましょう。とくに天候不良による延期に関しては、どのような対応になるのか確認が必要です。

海洋散骨の実績がある

実績のある海洋散骨業者を選ぶのも一つです。

海洋散骨は法律上問題はありませんが、方法を誤るとトラブルになる可能性があります。経験豊富な業者であれば、散骨についてのルールやマナーも熟知しており、安心して依頼できます。

また、口コミや評判をチェックすることも重要です。口コミでは、該当の散骨業者を実際に利用した方の生の声を確認できます。業者に依頼をした側の貴重な情報が書かれているため参考になるでしょう。

海洋散骨の流れ

海に撒いた花びら

実際に海洋散骨をしたことがない場合、どのように行われるのかが分からず、疑問や不安を抱くのも無理はありません。ここからは、海洋散骨までの主な流れを紹介します。

ご遺骨の引き渡しと粉骨

申し込みが完了したら、まずは粉骨するためにご遺骨を業者に引き渡します。郵送や直接持ち込むなど、引き渡す方法は業者ごとに異なります。

ご遺骨をすべて散骨したい場合は、火葬場が発行する「埋葬許可証」を提示しなければなりません。また、お墓から遺骨を取り出して散骨する場合は、市町村役場発行の「改葬許可証」を求められる場合があります。あらかじめ、必要書類を確認してそろえておきましょう。

散骨ポイントへ出航

出航が決定したら、プランやセレモニーの手順、散骨をするにあたっての注意事項、散骨方法などを説明いたします。

安全な散骨を行うために、当日の天候によっては散骨場所の再調整や出航を中止する場合もあります。

セレモニーを実施

散骨ポイントに到着後、セレモニーを実施し散骨を行います。献酒や献花、黙祷を行い心をこめてお見送りをします。献花や献酒で故人の好きだったお花やお酒を供えたいという場合は、事前に業者へ相談してみましょう。

散骨証明の発行

セレモニーがすべて終わったら帰港し、「散骨証明」を発行してもらい終了です。

散骨証明には、散骨をした日時や場所が記されており、供養のために再び訪れたいとき、場所の特定がしやすくなります。業者によっては後日郵送される場合もあります。

海洋散骨を行う際の注意点

ファミリー散骨

海洋散骨はルールやマナーを守って実施する必要があります。海洋散骨を行う際の注意点をご紹介します。

散骨場所を検討

海水浴場や観光地、漁場、養殖場などの近くでの海洋散骨は禁止されています。また、ほかの乗客とトラブルの原因となるのを避けるために、旅客船からの散骨も避けるのが賢明です。

経験豊富な業者であれば、散骨場所への配慮もしっかりと行ってくれるため、トラブルを避けて滞りない海洋散骨を実現できます。

散骨時の服装

葬儀に参列する場合は喪服を着用するのが一般的ですが、海洋散骨の場合は喪服を着用する必要はありません。一般の方も利用する乗船場から出発するため、周囲への配慮をし平服が望ましいといえます。

動きやすい服装で足元はスニーカーといった服装であれば、揺れる海の上でも安心です。

シーセレモニーで心に残る海洋記念葬

水に浮かぶ花びら

海洋散骨は一般的なお墓を建てるよりも安く、お墓の維持や管理の心配もないため、近年では人気の供養方法です。一方で、周りに迷惑をかけないように散骨に対する知識を持ってルールやマナーを遵守する必要があります。

海洋散骨業者を選ぶ際には、料金プランが明確であることはもちろん、粉骨や周囲への配慮といったルールやマナーが守れる業者であるか見極めることが大切です。

シーセレモニーでは、実績と経験をもとに丁寧なプラン作成やセレモニーの実施を行います。お気軽にご相談ください。


監修者 | 島田 快

散骨ディレクター・終活カウンセラーを務めております島田です。皆さまからいただきました疑問の声にお応えしながら、少しでも海洋散骨のご不安を和らげるお手伝いを出来ればと思っています。海洋散骨に限らず、終活や墓じまいに関してのお悩みなどもお気軽にお寄せください。

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