本日は、横浜・ぷかり桟橋から出航した「リビエラ号」で執り行われたファミリー散骨の様子をご紹介いたします。
当日はぷかり桟橋の待合室にお集まりいただき、船内の準備が整い次第、スタッフがお迎えにあがりました。
ご乗船前にはリビエラ号の前で記念撮影を行いました。
お母様は娘様の思い出の服をお召しになり、その姿からご家族の深い愛情が伝わってまいりました。
船長より乗船中の注意事項を簡単にご説明し、皆様にはライフジャケットをご着用いただいてから、いよいよ出航となりました。
献花は毎回、弊社にてご用意しておりますが、今回はご家族様が当日追加でお花をお持ちくださいました。
環境への配慮のため、茎や葉を取り除いた状態で献花を行っていただいております。
当日は青空が広がり、絶好のクルーズ日和となりました。
穏やかな横浜港を進み、ベイブリッジ付近にてご家族皆様に見守られながらご散骨を執り行いました。
普段は目にすることのない海側からの横浜・みなとみらいの景色を眺めながら、皆様は歓談されたり写真を撮られたりと、和やかにお過ごしでした。
しばらく進み、船長が風の様子を見極め、穏やかなポイントにてご散骨を開始いたしました。
通常は「ご散骨 → 献酒 → 献花」の流れとなりますが、この日はご家族様のご希望により、先に花を海に手向けてからご散骨を執り行いました。
花びらが青い水面に静かに広がり、その上を故人様がゆったりと旅立たれる光景は、安らかで美しいものとなりました。
続いては献酒をお手向けいただきました。
この日は故人様がお好きだった豆乳もあわせてお手向けいただき、波間に静かに溶けていく様子に、皆様の想いが重なっているように感じられました。
黙祷を捧げ、最後にマリンベルを数回鳴らしてセレモニーは終了となりました。
その後はしばらく余韻に浸りながらの帰港です。
大さん橋や赤レンガ倉庫の横を通り抜け、海から望むみなとみらいの景色を楽しみながら、船はぷかり桟橋へと戻ってまいりました。
下船後にはご一緒に記念のお写真を撮影させていただき、皆様が笑顔で下船されるご様子を拝見し、私共もお手伝いできたことを大変嬉しく思いました。
この度はご乗船いただき、誠にありがとうございました。
この度は大切な娘様のお見送りをお手伝いさせていただき、心より感謝申し上げます。
海洋記念葬シーセレモニーでは、ファミリー散骨をはじめ、ご要望に合わせたさまざまなプランをご用意しております。
特に多くのご家族様にご利用いただいているファミリー散骨プランでは、ご人数や散骨海域・航行ルートに応じて最適な船舶をご提案し、故人様とご家族様の想いを大切にした“オンリーワンのセレモニー”をお届けいたします。
これからも私たちは、故人様とのお別れをご家族様とともに大切にし、心を込めてサポートしてまいります。