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海洋散骨の服装マナー|喪服を控える理由と適している服装

2025.03.21
海洋散骨
喪服を着て白い花を持つ女性

近年、新しい供養の形として海洋散骨が注目されていますが、その際の服装に関しては迷う方も多いのではないでしょうか。一般的な葬儀は喪服が決まりごとですが、海洋散骨の場合、どのような服装が適切で、どのような点に配慮すべきなのかを知らない方は少なくありません。

そこで今回は、海洋散骨の参列に適した服装とその理由について詳しく解説します。

海洋散骨とは

青い海と青い空、白い雲

海洋散骨とは、ご遺骨を細かく粉末化し、海の沖合にまくことで供養を行う方法です。

これまでの供養方法では、墓石を建ててご遺骨を納めるのが一般的でした。しかし、近年は少子高齢化や核家族化の影響で、お墓を維持・管理する継承者がいないという問題が増えています。こうした背景から、自然へ還す供養方法として「散骨」が注目されるようになりました。

その中でも海洋散骨は、散骨できるエリアが広く、比較的費用を抑えたプランも多いため、選ばれる方が増えています。ほかにも、「故人が海を愛していた」「生前から海への散骨を希望していた」など、故人様の遺志を尊重する形で海洋散骨を選ぶ方もいます。

海洋散骨に適した服装は平服が理想

海洋散骨を行う際、多くの海洋散骨業者では、喪服ではなく「平服」を推奨してます。では、具体的にどのような服装が適しているのでしょうか。ポイントとしては、「肌の露出を控えた、きちんとした普段着」を意識すると良いでしょう。

黒い服を着た人

海洋散骨は船の上で行われるため、地上とは異なる環境になります。船は揺れることもあり、水しぶきが舞うこともありますので、動きやすい服装が理想です。足元はスニーカーやフラットシューズなど、ヒールのない履き慣れた靴を選ぶことをおすすめします。動きやすさと安全性を重視し、快適に過ごせる服装を選びましょう。

海洋散骨では喪服をさける理由

喪服を着用している男性

海洋散骨を行う際は、喪服の着用を避けるのがマナーとされています。ご遺骨を海へまくこと自体は違法ではありませんが、周囲への配慮をしながら行うことが大切です。喪服を着て乗船すると、漁業関係者や観光客など、さまざまな目的で海を訪れている方の中には、快く思わない方がいるかもしれません。

海は公共の場であり、多くの人が利用するため、周囲への気配りを忘れず、自然で落ち着いた服装で参加することが望ましいです。

また、海洋散骨は宗教や文化の形式にとらわれない自由な葬送の形として注目されており、一般的な葬儀のように喪服を着る必要はありません。船の上で行うセレモニーだからこそ、環境や周囲の視点も考慮し、適した服装を選びましょう。

平服を選ぶ際のポイント

デッキに座って海をクルージング

平服とは、「格式張らず、かつ常識の範囲で整えられた服装」のことを指します。では、海洋散骨の際にはどのような点に注意して平服を選べば良いのでしょうか。ここでは、具体的なポイントを3つ解説しますので、服装に迷った際には参考にしてください。

1.動きやすいデザインを選ぶ

海洋散骨では、普段から着慣れた服装で参列することをおすすめします。形式よりも安全性を優先し、動きやすく適度にフォーマルな服装を心がけましょう。

船上は波の影響で揺れることがあり、乗船中や移動時にバランスを崩しやすくなります。そのため、裾の長い服や動きにくいデザインのものはさけましょう。パンツスタイルを選ぶか、スカートの場合はタイトすぎず足さばきの良いものがおすすめです。

また、船の床はすべりやすいため、靴はスニーカーやローファーなど、フラットで安定感のある履き慣れたものが良いです。

2.天候や季節に合わせた準備

女性が手を合わせる

海の上は陸地よりも風が強く、日によっては肌寒く感じることがあります。天候の変化にも対応できるよう、薄手のジャケットやカーディガン、ウィンドブレーカーなど、サッと羽織れるものを持参すると安心です。

また、海の上は日差しをさえぎるものがなく紫外線を浴びやすいため、日焼けが気になる方は、UVカットの羽織りやストールを準備しておくと良いでしょう。

3.周囲への配慮を忘れずに

桟橋に停泊するアニー号

海洋散骨は、仏教やキリスト教などの宗教的な形式にとらわれない自由な葬送の形として注目されています。そのため、服装の選択肢も広く、格式にこだわらず参列できるのも特徴の一つです。

ただし、海や乗船場にはさまざまな目的で訪れる人がいます。周囲の人々に配慮し、不快感を与えない服装を心がけることが大切です。葬送の場であっても喪服はさけ、普段着に近い落ち着いた平服で参加しましょう。

シーセレモニーでも事前に服装の案内

老夫婦がプランナーに相談する

シーセレモニーでは、お申込みいただいたご遺族のみなさまへ、平服でお越しいただくよう事前の案内を行っています。海洋散骨の際に服装について迷う方が多いため、参列される方には服装を含めさまざまな注意点をしっかりと説明いたします。海洋散骨に初めて参加する方もご安心ください。

海洋散骨のマナーとして知っておきましょう

夕日と海

近年、海洋散骨を選ばれる方が増えていますが、新しい葬送の形であるため、ルールやマナーについて知らない方も少なくありません。海洋散骨では、喪服ではなく平服で参列するのがマナーであることを覚えておくと良いでしょう。

シーセレモニーでも、平服での乗船をお願いしております。服装のマナーを守ることで、心穏やかに故人様をお見送りすることができます。

また、シーセレモニーでは、ご遺族の思いに寄り添い、細部にまでこだわった格式ある海洋散骨の供養をお手伝いいたします。故人様の供養方法として海洋散骨をお考えでしたら、ぜひシーセレモニーへご相談ください。


監修者 | 島田 快

散骨ディレクター・終活カウンセラーを務めております島田です。皆さまからいただきました疑問の声にお応えしながら、少しでも海洋散骨のご不安を和らげるお手伝いを出来ればと思っています。海洋散骨に限らず、終活や墓じまいに関してのお悩みなどもお気軽にお寄せください。

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