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海洋散骨に資格は必要?トラブルを防ぐために知っておきたい基礎知識

2025.08.13
海洋散骨

「海洋散骨は資格がないとできないの?」と疑問を持つ方も少なくありません。実際、日本では海洋散骨そのものに国からの資格や免許は義務づけられていません。

しかし、散骨には法律やマナー、専門知識が関わるため、適切に行わなければトラブルにつながる可能性も。安心して進めるには信頼できる業者選びが重要です。

今回は、海洋散骨に関わる資格や許可の有無、海洋散骨業者を選ぶ際のポイントを詳しく解説します。

\ 海洋散骨のことが良く分かるパンフレット /海洋散骨パンフレット

海洋散骨には資格が必要?

女性が資格の勉強をしている

現在の日本では、海洋散骨に国家資格や公的な免許は必要ありません。ただし、「資格がいらないから誰でも自由にできる」というわけではなく、自治体の条例や社会的マナー、周囲への配慮が欠かせません。

たとえば、海岸から一定距離沖に出ることや、観光地・漁場を避けることなど、細かなルールを守る必要があります。これらをすべて個人で調べて適切に実行するのは容易ではなく、トラブルの原因になることもあります。

夕方の海を進む船

安全かつ確実に散骨を行うために、経験豊富な専門業者に依頼するのが一般的です。

専門業者は、船の手配や粉骨、散骨マナーの遵守など一連の対応を行い、安心して供養を進められる環境を整えてくれます。

海洋散骨の専門業者は資格や許可を持っている?

青空と海

海洋散骨には国家資格や公的な免許は不要ですが、信頼できる専門業者は、適切な民間資格や事業許可を取得しています。

なかでも、安心して任せられる業者かどうかを判断するうえで重要なのが、「海洋散骨アドバイザー」資格と「旅客不定期航路事業許可」の有無です。以下で詳しく解説します。

資格:海洋散骨アドバイザー

老夫婦が女性に相談

「海洋散骨アドバイザー」は、一般社団法人日本海洋散骨協会が認定する民間資格です。日本の法律では散骨に国家資格は不要ですが、信頼性の高い業者の多くがこの資格を保有しています。

この資格では、以下のような専門知識と実務力が求められます。

  • 墓地埋葬法・遺骨遺棄罪などの法律知識
  • 自治体ごとの条例や社会的マナー
  • 海図の読み方・気象判断・散骨ポイントの選定
  • グリーフケア(ご遺族への心の配慮)

 

このような知識を備えた資格保有者が在籍する業者は、業界ガイドラインを遵守し、高い倫理観を持って散骨を行っています。そのため、ご遺族も安心して相談・依頼ができるでしょう。

許可:旅客不定期航路事業

ファミリー散骨

海洋散骨を行う際ご遺族を船に乗せて海へ出る行為は、「旅客不定期航路事業」に該当します。この事業を行うには、海上運送法に基づき、国土交通省の地方運輸局からの許可が必要です。

特に、旅客定員13名以上の船舶で不定期航路を運行する場合、この許可がなければ事業を行うことはできません。

許可を取得するには以下のような要件を満たす必要があります。

  • 船舶の安全性の確保
  • 船長の操縦免許
  • 損害保険への加入
  • 運行管理体制の整備

 

これらの基準をクリアしている業者は、安全性や運航管理の面でも信頼できる業者といえるでしょう。

関連記事:海洋散骨アドバイザーとは?海洋散骨がおすすめな理由

信頼できる海洋散骨業者を選ぶポイント

相談に乗る女性

故人様を自然に還す海洋散骨は、ご遺族にとってたった一度きりの大切なセレモニーです。

トラブルを避け、安心して任せられる専門業者を選ぶための6つのポイントをチェックしておきましょう。

1.ガイドラインの遵守

日本には海洋散骨を直接規制する法律がないため、各業者の運営姿勢には差があります。そこで基準となるのが「日本海洋散骨協会ガイドライン」。

このガイドラインでは、ご遺骨を必ず粉末状にすることや環境への配慮、ほかの利用者とのトラブル防止といった、海洋散骨を行う上でのマナーとルールが細かく定められています。

この指針に基づいて散骨を行っている業者であれば、一定の信頼性があると判断できます。

2.明確な料金体系

電卓と御見積書とボールペン

料金の透明性は業者選びの重要なポイントです。

散骨には粉骨、船のチャーター、証明書の発行、手続き代行など、さまざまな費用がかかります。「格安」や「一律料金」をうたう業者もありますが、あとになってオプション費用を請求されることも。

見積もりに含まれる項目と、追加料金が発生するケースについて、きちんと説明してくれる業者を選びましょう。

3.散骨対応エリアと実績をチェック

海洋散骨は業者ごとに対応可能な海域が異なります。希望のエリアがある場合は、事前に対応可能かどうか確認しておきましょう。

また、そのエリアでの実績があるかどうかも重要なポイントです。経験豊富な業者なら天候や海の状況への対応も的確で、安心して当日を迎えることができます。

4.サービス内容の充実度

サービスが充実している業者は、散骨前の説明からアフターケアまで丁寧です。粉骨を立ち合い可能で個別に行う、散骨証明書の発行があるなど細かな配慮が安心感につながります。

さらに、手元供養品の案内や、年忌法要で散骨場所を再訪できるクルーズプランがある業者なら、後の供養もスムーズです。

5.利用者の声や口コミ

携帯を見て悩む女性

海洋散骨業者選びでは、利用者の声や口コミの確認も欠かせません。公式サイトに掲載された感想だけでなく、第三者サイトやSNSのリアルなレビューも調べると、対応の良し悪しや満足度が見えてきます。

実際の体験談は、ご遺族にとって信頼できる業者かを判断する大切な材料です。散骨当日の様子やアフターサービスの評判も確認しておくと安心です。

6.資格や認証の確認

海洋散骨業者を選ぶ際は、資格や認証の有無を確認しましょう。

  • 日本海洋散骨協会が認定する「海洋散骨アドバイザー」資格を持つスタッフが在籍しているか
  • 国土交通省による「旅客不定期航路事業許可」を取得しているか

 

これらは、安全面や法律知識、グリーフケアに関する理解があることの証です。資格保有者や認可取得済みの業者であれば、法律やモラルに配慮した散骨が期待できます。

海洋散骨アドバイザーの資格を持つ業者なら安心して任せられる!

海へ献花する様子

海洋散骨は、適切な知識と配慮が求められる供養方法です。そのため、業者選びはとても重要なポイント。

一般社団法人日本海洋散骨協会が認定する「海洋散骨アドバイザー」の資格を持つスタッフが在籍する業者なら、必要な法的知識や配慮を備えているため、安心して任せられます。

老夫婦がプランナーに相談する

シーセレモニーでは、この資格を持つプロがご遺族に寄り添いながら丁寧にサポート。散骨に関わるすべての工程を一貫でお引き受けし、粉骨から証明書発行、年忌法要クルーズまで心を込めてお手伝いします。

広い海

海洋散骨を安心して進めたい方は、シーセレモニーまでぜひお問い合わせください。

シーセレモニーの海洋記念葬


監修者 | 島田 快

散骨ディレクター・終活カウンセラーを務めております島田です。皆さまからいただきました疑問の声にお応えしながら、少しでも海洋散骨のご不安を和らげるお手伝いを出来ればと思っています。海洋散骨に限らず、終活や墓じまいに関してのお悩みなどもお気軽にお寄せください。

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