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散骨時にふさわしい花とは?選び方と注意点を解説

2025.03.19
海洋散骨
代理散骨献花のご様子

散骨をする際に花を添えることは、故人様を弔い、最後のお別れをする大切な儀式の一つです。しかし、初めての場合、「どのような花を選べばよいのか」「注意すべき点はあるのか」と分からない点も多く不安になる方もいるのではないでしょうか。

散骨に使う花は、基本的には自由に選ぶことができます。

今回は、花の選び方のポイントや献花をする際の注意点について解説します。
大切な方を供養するひとときを、より心に残るものにするためにぜひ参考にしてください。

散骨時に花を使う理由と意味

ファミリー散骨シーン

散骨の際に花を添えるのは、故人への弔いや感謝、愛情など、さまざまな思いを込められるからです。海面に浮かぶ花がゆっくりと船から離れていく光景は、故人が新たな旅へ旅立つ姿と重なり、見送る方にとっては別れを受け入れ、心を静める大切な時間となります。

また、亡くなった方へ花を手向けることは、古くから人々が行ってきた弔いの習慣でもあります。花は悲しみを癒す力があり、色鮮やかな花々は残された遺族の心を励ましてくれる存在です。散骨の際に花を使うことで、心を込めた最後の別れができるでしょう。

散骨に添える花の選び方

献花

一般的な葬儀では、宗派によって献花に使われる花の種類が決められていることがあります。

しかし、花びらだけを海へ撒く散骨では特定の花を選んだ方がよいという決まりはなく、自由に選ぶことが可能です。

ここからは、散骨に添える花の選び方を紹介します。

故人が好きな花を選ぶ

散骨で使う花を選ぶ際、故人様が好きだった花を選ぶことで、より心のこもったお別れができます。例えば、「生前、部屋に飾っていた花」「特別な日にもらった花」など、故人様にちなんだ花を選ぶことで、大切な思い出を心に持ちながら故人様を偲ぶ大切な時間を過ごせます。

花言葉で選ぶ

散骨に使う花を、花言葉で選ぶ方法もあります。故人様の人柄を表す花言葉や、故人様へ贈りたい気持ちに合う花言葉が込められた花を選ぶのもおすすめです。

例えば、ピンクのバラや白いダリア、ピンクのガーベラ、カスミソウなどは「感謝」の花言葉を持っています。これらの花を選ぶことで、故人様に感謝を伝えながら送り出すことができます。

季節に合った花を選ぶ

季節に合った花を選ぶことで、自然と調和した献花ができます。春には桜やチューリップ、夏にはひまわりやユリなど、その時期に咲く花を選ぶと、より自然な形で故人様を送り出せます。

旬の花は手に入りやすく新鮮なものが多いため、美しい状態で献花できるのもメリットです。

花びらが散りやすく色鮮やかな花を選ぶ

散骨の際は、基本的に茎や葉は取り除き、花びらのみを海へ撒きます。そのため、花びらが散りやすいものがおすすめです。

また、海へ撒いた際に鮮やかに見えるため、白だけでなくピンクや黄色などさまざまな色味の花を選ぶとよいでしょう。

散骨に花を添える際の注意点

故人様を見送る際の献花には、注意する点があります。自然や周囲の人へ配慮し、心を込めて故人様を送り出すための3つのポイントを紹介します。

1.自然に還る素材のみ海へ撒く

海洋散骨で花を撒く際は、自然に還る素材のみに限定することが重要です。ビニールやワイヤーが含まれた花束、リボンや造花は海洋汚染につながるため避ける必要があります。

花びらのみを献花することで、時間とともに自然へ還るとされています。大切な故人様を偲ぶ散骨は、自然への思いやりも大切にしながら、環境にやさしい形で行いましょう。

2.適量の花を撒く

散骨に使用する花は、多すぎると海洋汚染の原因になるため注意が必要です。大量の花を海へ撒くと、自然に還るまでに時間がかかり、環境への負担が増えて海が汚れてしまうおそれがあります。撒く花の量は、常識の範囲内で適量を心がけることが大切です。

3.周囲への配慮を忘れない

散骨での献花は、周囲への配慮を忘れずに行うことが重要です。風が強い場所では花びらが飛び散ってしまう可能性があるため、袋や容器に入れて持ち運び、撒く直前に取り出すようにしましょう。

散骨で献花をするタイミング

リビエラ号での散骨クルーズ

散骨をする際には、ご遺骨を撒いてから献花をすることが一般的です。シーセレモニーが提供している散骨の基本的な流れは、以下のとおりです。

  1. 指定の場所に出向く
  2. ご遺骨を散骨する
  3. 花びらを献花する
  4. お酒を献酒する
  5. 海域を3周して最後のお別れをする
  6. 後日、定期的に供養を行う

船で沖合の散骨エリアへ向かい、まずはご遺骨を海へ撒きます。その後、故人様を偲びながら花びらを捧げる献花の時間となります。

献花の花は海の環境に配慮し、スタッフがセロファンや包装紙を取り除き、茎から外した花びらの状態で準備しているのでご安心ください。十分な量を用意していますが、故人様が生前お好きだった花を持ち込むことも可能です。

ご遺族に寄り添うシーセレモニーの海洋記念葬

広大な海と晴天の青空

散骨に添える花は、故人様を偲び、最後のお別れをする大切な役割を果たします。献花は、故人様との思い出が詰まった花や花言葉の意味を大切にして花を選び、環境に配慮して行うことがマナーです。

シーセレモニーでは、ご遺族の想いに寄り添い、丁寧な海洋散骨をお手伝いしております。人数に合わせた船を手配し、ご予算に合わせたプランの作成も可能です。

経験豊富な専門スタッフが丁寧にサポートいたします。美しい海へと還る「海洋記念葬」にご興味のある方は、ぜひお気軽にご相談ください。


監修者 | 島田 快

散骨ディレクター・終活カウンセラーを務めております島田です。皆さまからいただきました疑問の声にお応えしながら、少しでも海洋散骨のご不安を和らげるお手伝いを出来ればと思っています。海洋散骨に限らず、終活や墓じまいに関してのお悩みなどもお気軽にお寄せください。

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