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散骨に関するガイドラインから見る散骨業者の選び方

2024.11.06
供養のお悩み
みんなで考える墓じまい

散骨は、ガイドラインに沿った適切な方法で行うことが大切です。散骨業者を選ぶ際は、ルールやマナーが守られているかはもちろんのこと、業者の信頼性、サービス内容なども確認しましょう。

今回は、散骨に関するガイドラインに基づき、安心して任せられる業者選びのポイントや、散骨を行う際のマナーについてご紹介します。ぜひ参考にして、ご自身に合った散骨業者を見つけてください。

散骨に関するガイドラインとは

夕焼け色に染まる海と自然

散骨に関するガイドラインは、厚生労働省が令和3年3月に発表したガイドラインです。このガイドラインの目的は、散骨を検討している人たちが安心して散骨を選択できるように、必要な情報やルールを明確にすることです。

散骨を行う業者向けに、散骨を行ううえでのルールやマナーが具体的に示されており、散骨を行う業者が法令を遵守して安全な散骨を行うための指針となっています。

自然に還る葬送方法として注目される散骨ですが、法律で詳細に定められていない部分も多くありました。そこで、散骨を行う人や業者が安全かつ適切に散骨を行えるように、このガイドラインが作成されました。

ガイドラインでは、散骨の定義や散骨を行う場所、散骨を行う際の注意点、事業者が守るべきことなどが詳しく定められています。例えば、散骨の際に遺骨をどのように処理するのか、どこで散骨を行えば良いのかなどの具体的な内容が盛り込まれています。

厚生労働省の散骨に関するガイドライン

散骨に関するガイドラインから見る散骨業者の選び方

携帯を見て悩む女性

散骨を検討している方にとって、最初に悩むのが散骨業者選びではないでしょうか。大切な故人様のご遺骨を散骨するにあたって、ルールやマナーを守ることはもちろん、丁寧に対応してくれる業者を選ぶことが大切です。

ここでは、散骨に関するガイドラインを基にした散骨事業者の選び方についてご紹介します。

散骨エリアはガイドラインに沿っているか

散骨が可能なエリアは、ガイドライン内の「3 散骨事業者に関する事項」で定められています。

(2) 散骨を行う場所
散骨は、次のような場所で行うこと。
① 陸上の場合 あらかじめ特定した区域(河川及び湖沼を除く。)
② 海洋の場合 海岸から一定の距離以上離れた海域(地理条件、利用状況等の実情を踏まえ適切な距離を設定する。)

引用元:厚生労働省『散骨に関するガイドライン

業者を選ぶ際は、上記のエリアを守っている散骨業者であるかを確認しましょう。

特に、陸での散骨は海への散骨に比べてエリアが限られているため、注意が必要です。海の場合、散骨できるエリアは広がりますが、海岸から一定距離離れている必要があり、漁業や海水浴場、釣り場などで散骨はできません。

散骨証明書を発行しているか

海洋散骨証明書

散骨証明書を発行してもらえるかも一つの判断基準となります。散骨証明書は、散骨した日時や故人様のお名前、散骨場所の経度・緯度などが記載された証明書です。

ガイドラインでは、散骨業者は散骨証明書を作成し利用者へ交付を行うよう明記されています。

⑤ 散骨証明書の作成、交付
散骨事業者は、散骨を行った後、散骨を行ったことを証する散骨証明書を作成し、利用者に交付すること。

引用元:厚生労働省『散骨に関するガイドライン

散骨証明書があると、節目の際に散骨場所を再び訪れて故人様の供養を行うことが可能です。

実績はあるか

散骨業者を選ぶ際は、公式ホームページで過去の実績や口コミを確認することをおすすめします。

実績が多く経験豊富な散骨業者は、散骨のルールやマナーについて熟知している可能性が高いです。

また、複数の口コミや評判を調べて、利用した方の意見を参考にしましょう。

対応は丁寧か

電話をする女性

電話やメールで問い合わせた際に、対応が丁寧であることも重要です。散骨は大切な故人様のご遺骨との最後のお別れの場であるため、丁寧に親身に対応してくれる業者を選びましょう。

質問にしっかりと答えてくれる、料金やプランについても分かりやすく説明してくれるなど、対応が丁寧な散骨業者がおすすめです。

プランが充実しているか

散骨プランが充実している業者であれば、自分が希望する方法で散骨できます。例えば、海洋散骨の場合、船を貸切にして散骨できるプラン、ほかの方と乗合で散骨を行うプラン、業者が代理で散骨するプランなどさまざまなプランがあります。自分に合うプランがある業者を選びましょう。

また、業者によって対応エリアが異なります。散骨したい場所で対応してもらえるのか、事前に問い合わせておくことが大切です。

散骨を執り行う際のマナー

紫と白の切り花

ここからは、散骨を行う際に気をつけたいマナーについてご紹介します。

ご遺骨は粉骨する

散骨をする際は、散骨に関するガイドラインに記されているとおり、ご遺骨を粉骨する必要があります。

(3) 焼骨の形状
焼骨は、その形状を視認できないよう粉状に砕くこと。

引用元:厚生労働省『散骨に関するガイドライン

自分で粉骨を行うことも可能ですが、すべてのご遺骨を粉状にするのは体力・精神的に負担が大きいため、専門業者に依頼することをおすすめします。

平服で参加する

散骨は、基本的に平服(カジュアルな服装)での参加が望まれます。海や山などの決められたエリアで行うため、動きやすい服装がおすすめです。

また、散骨をする海や山は、観光や仕事で訪れる方もいます。一般の方が見ても不快に思わないような服を選ぶのもマナーの一つです。周囲への配慮を忘れず、節度を持って散骨を行いましょう。

自然環境へ配慮する

自然環境への配慮も大切なマナーです。

例えば、海洋散骨では、プラスチックやビニールなど自然に還らないものを海に流さないよう注意します。

また、火葬の際ご遺骨に付着してしまう六価クロム。この六価クロムは、人体や環境に悪影響を及ぼす可能性があるといわれています。自然へ還す散骨では、こうした有害物質を除去したうえで行うのが望ましいです。

海洋散骨は実績豊富なシーセレモニーがおすすめ

船上で海を眺める女性

近年、海洋散骨を選ぶ方が増えています。「故人が生前愛していた海へ還したい」「家族との思い出が詰まった海で眠りたい」など、理由はさまざまです。

海洋散骨業者選びにお悩みの場合は、シーセレモニーの海洋記念葬がおすすめです。故人様の新しい旅立ちである散骨が一つの記念日となるように、ご遺族が心から笑顔になれる散骨サービスを行います。

粉骨した遺骨を散骨するシーン

ガイドラインに沿ってルールやマナーを守りながら、ご遺族の希望を形にできるプランを豊富にご用意しています。

また、散骨に参加する方の安心安全を守るために各種保険に加入し、万が一のトラブルにも手厚い補償で対応いたします。

散骨の業者選びでお悩みでしたら、シーセレモニーにお気軽にご相談ください。


監修者 | 島田 快

散骨ディレクター・終活カウンセラーを務めております島田です。皆さまからいただきました疑問の声にお応えしながら、少しでも海洋散骨のご不安を和らげるお手伝いを出来ればと思っています。海洋散骨に限らず、終活や墓じまいに関してのお悩みなどもお気軽にお寄せください。

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