我が子のように愛情を注いでいた猫が亡くなってしまったら、「きちんと供養してあげたい」と思うのが飼い主の自然な思いです。しかし、ペットの死に初めて向き合うという方は、火葬後の供養方法に悩むこともあるのではないでしょうか。
そこで今回は、火葬後の猫の遺骨の保管方法や、供養の仕方について解説します。併せて、シーセレモニーのペット専用の散骨サービス、手元供養品についてもご紹介します。
目次
猫の遺骨の供養方法
愛猫の遺骨を供養する方法にはさまざまな選択肢があります。ここでは代表的な供養方法をご紹介します。
ペット専用の納骨堂や永代供養墓
人間と同じように、火葬後にペット専用の納骨堂や永代供養墓にご遺骨を納めて供養する方法です。
納骨堂や永代供養墓は、複数の動物の遺骨と一緒に埋葬するほか、個別に埋葬できるところもあります。そのなかでも、ほかの動物の遺骨と同じ墓に納骨する合祀墓は、供養の費用を抑えることができます。
納骨堂や永代供養墓に埋葬することで、大切なペットの供養することができます。
散骨
散骨は、ご遺骨を海や山に撒いて供養する方法です。
愛猫の遺骨を自宅で保管するのに抵抗がある方や、お墓を建てることは難しいけれどきちんと供養したいと考える方は、散骨を検討してみてはいかがでしょうか。
ペットの散骨は、人間と同様に節度を守って行うことが重要です。山であれば所有者に許可を得るほか、海水浴場や海岸の近くで行わないといったマナーを守ったうえで行いましょう。散骨を行う場合は粉骨が必要ですが、自分でやるのは気持ちも体力もつらくなりやすいでしょう。そのため、粉骨作業は専門業者に依頼することをおすすめします。
粉骨の詳細はこちらをご確認ください。
手元供養
火葬後、猫の遺骨を自宅で保管する際は、手元供養という方法があります。
小さな骨壷や写真立てなどに猫の遺骨を納めることで、自宅にいながら愛猫をいつでも供養できます。また、ペンダントやカプセルに遺骨を納めれば、身につけることでいつでも愛猫を近くに感じられます。
猫の遺骨の保管方法
猫の遺骨を自宅で保管したり、手元供養したりする場合、湿気対策が重要です。これは、遺骨が湿気を帯びると、カビや劣化の原因になるからです。カビや劣化を防ぐために、以下のポイントを押さえながら遺骨を保管するようにしましょう。
湿気の少ない場所を選ぶ
遺骨をカビや劣化から守るには、場所選びが大切です。
湿度が高くなりがちな水回りや風通しの悪い場所での保管はおすすめできません。比較的乾燥している場所で骨壷を保管することで、遺骨をカビや劣化から守り、きれいな状態に保つことが可能です。
密閉性の高い骨壷を使用する
遺骨を自宅で保管する際は、骨壷の選び方にも気をつけましょう。
長期間の保管を想定して密閉性の高い骨壷を使用することで、湿気から猫の遺骨を守り、劣化しにくい状態を作ることができます。また、湿気対策として、吸湿剤を骨壷に入れておく方法もあります。
シーセレモニーの手元供養品
シーセレモニーでは、ペットのための手元供養品を販売しています。
かわいらしいデザインが特徴の骨壷や、ペットの遺骨をペンダントトップに収納できる分骨メモリーペンダントなどが人気です。また、持ち運びやすいようにお守りタイプの手元供養品もご用意しています。
大切なペットの遺骨の手元供養を検討している方は、ぜひこちらをご確認ください。
シーセレモニーのペット散骨サービス
シーセレモニーでは、ペットの遺骨を海へ散骨できる海洋散骨のサービスも展開しています。
ペット単独での散骨から、飼い主の故人様のご遺骨と一緒に散骨できるプランも用意しています。人間と動物を同じお墓に入れられない霊園が多いなか、海洋散骨であれば、愛猫と共に自然へと還ることができます。
また、何らかの事情で飼い主様が散骨に参加できない場合、シーセレモニーのスタッフが飼い主様に代わって散骨を行うペット専用の代理散骨プランも提供しています。
長年連れ添った愛猫だからこそ、「手厚く供養してあげたい」という方は、シーセレモニーのペット散骨プランや手元供養品をぜひご利用ください。