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散骨ではすべての遺骨を撒くの?分骨と手元供養の選択肢

2025.09.24
海洋散骨

令和の時代に入り、供養の形も多様化し、ライフスタイルに合わせた供養方法を選択しやすくなりました。

近年注目を集めている「散骨」ですが、「遺骨はすべて撒かないといけないの?」と疑問に思う方も少なくありません。実際には、すべてを散骨する必要はなく、一部を残して分骨や手元供養にするケースも一般的です。

今回は、散骨の基本や法的な位置づけ、残したご遺骨を身近で供養する手元供養について解説します。散骨や手元供養に興味はあるけれど不安や疑問がある方は、ぜひ参考にしてください。

【ファミリー散骨】

散骨とは

海洋散骨のイメージ

散骨とは、火葬後のご遺骨をお墓に納めるのではなく、粉末状にしたご遺骨を海や山などの自然に撒く葬送方法です。なかでも、船から海へご遺骨を撒く「海洋散骨」は、自然葬の代表的な形として広く認識されるようになっています。

法律で明確に定められているわけではありませんが、厚生労働省は「節度をもって行えば問題ない」との見解を示しており、専門業者に依頼して行うのが一般的です。

近年では「最期は自然と一体化したい」「お墓には入りたくない」といった思いから、生前にエンディングノートに散骨の希望を書き残す方も増えています。

実際にご遺族がその意思を尊重して散骨を行うケースも多く、著名人が海洋散骨を選んだことで社会的に注目を集めたこともあります。

関連記事:海への散骨は節度を持って行えば問題ない?「節度」とは何かを解説

散骨ではご遺骨はすべて撒く?

粉骨した遺骨を散骨するシーン

散骨を行う際、必ずしもすべてのご遺骨を撒く必要はありません。一部のみを散骨し、残りを手元供養や納骨に残すケースも多くあります。

ここでは「分骨」や「手元供養」との関わりについて解説します。

一部を残す「分骨」という選択肢

手元供養の納骨袋

ご遺骨を複数に分ける「分骨」は、古くから行われてきた供養の方法です。分骨することで、散骨や手元供養、納骨堂での供養などさまざまな選択が選べます。

なお、納骨堂やほかのお墓に分骨する場合は、「分骨証明書」が必要となるケースもあるため、事前に確認しておくと安心です。

ご遺骨すべてを散骨する必要はなく、一部だけを撒くことで十分に供養の意義は果たせます。

散骨と手元供養を組み合わせるケース

卓上に置かれた遺影と青い小型の骨壺

ご遺骨の一部を散骨し、残りやその一部を加工したものを手元供養として身近な場所に置いて保管・供養する方も増えています。

お墓に納める従来の形にとらわれず、「もっと故人を身近に感じたい」「いつでも手を合わせたい」という想いを叶える供養方法として注目されています。

手元供養品には、ミニ骨壺やフォトフレームなどがあり、ライフスタイルに合わせて選ぶことが可能です。近年の住宅事情で、仏壇を置くスペースがない場合でも供養ができるため、手元供養を選ぶ方が増えています。

シーセレモニーの手元供養品

ペンダント

シーセレモニーでは、さまざまなタイプの手元供養品を取り扱っています。

手元供養品ならシーセレモニー

例えば、自宅に置いても違和感のないシンプルなミニ骨壷は、真鍮やガラス、陶器製などさまざまな素材があります。デザインも豊富でお好みやライフスタイルに合わせて選ぶことが可能です。

手元供養品ころん 海洋散骨

また、温かみのある木製や味わい深い合成皮革のフォトフレームタイプのものや、ネックレスやリング型のメモリアルジュエリーもご用意しております。

さらに、ペットも大切な家族の一員として手元で供養したいという方のために、ペット用のミニ骨壷やメモリーペンダントもおすすめです。

【シーセレモニーの手元供養品】

海洋散骨と手元供養を組み合わせるメリット

ファミリー散骨シーン

故人様を自然に還したいと願う「海洋散骨」と、いつも身近に感じたいと願う「手元供養」。一見すると相反するように思えるこの2つの供養を組み合わせることで、以下のようなメリットがあります。

1.自然に還す安心感と身近に偲ぶ安心感

海洋散骨は「自然に還りたい」という故人様の願いを叶える方法であり、負担になりがちなお墓の維持管理がない点も魅力です。

しかし、すべてを散骨すると寂しさを感じる方もいます。手元供養を併用することで喪失感を和らげつつ、身近で故人様を偲ぶ安心感も得られます。

2.複数のご遺族で想いを分かち合える

海洋散骨後にご遺骨を分骨して手元供養にすれば、離れて暮らすご遺族もそれぞれ故人様を偲ぶことができます。

お墓が1つだけという従来の形では難しかった「想いを分かち合う」供養が可能になるのは大きなメリットです。

3.ライフスタイルに合わせて柔軟に供養できる

お墓が遠くお参りが難しいという悩みから解放されるのも、海洋散骨と手元供養を組み合わせるメリットです。

散骨エリアを再訪して故人様を偲ぶことも、身近で日常的に供養することも叶えられ、ライフスタイルに合わせた柔軟な供養が実現できます。

【ファミリー散骨】

海洋散骨と手元供養を行う際の注意点

女性と夫婦が相談するシーン

海洋散骨や手元供養を行う際は、事前にご親族でよく話し合うことが大切です。

散骨ではご遺骨を細かく粉骨する工程があり、抵抗を感じる方もいるため、お互いの意向や考えをしっかり確認して理解を深めましょう。

また、散骨は法律で明確に規定されているわけではありませんが、節度を守って行うことが重要です。

散骨や手元供養は個人で行うことも可能ですが、専門業者に依頼することをおすすめします。実績やサービス内容をチェックし、信頼できる業者に依頼することで、安全かつ安心して供養を行うことができます。

故人様の遺志とご遺族の想いに寄り添った供養を選ぼう

広い海と青い空

散骨は海や山などの自然にご遺骨を撒く供養方法ですが、すべてを撒く必要はなく、一部を手元供養として残すことも可能です。手元供養品にはミニ骨壺やフォトフレーム、アクセサリーなど多彩な種類があり、ライフスタイルに合わせて選べます。

海洋散骨は壮大な自然に故人様を還す安心感を、手元供養はいつでも身近に故人様を偲べる安心感を与えてくれるのが特徴です。

家族一同で手を合わせてお祈り

シーセレモニーでは、ファミリー散骨代理散骨など、ご遺族の想いに沿ったプランをご用意しています。遠方にお住まいの方には無料オンライン説明会も開催し、海洋散骨について丁寧にご説明しています。

海洋散骨プラン以外にも、年忌法要クルーズも行っています。故人様を弔うと同時に親族同士の親交を深めることもできるプランです。興味を持たれましたらいつでもお問い合わせください。

【ファミリー散骨】


監修者 | 島田 快

散骨ディレクター・終活カウンセラーを務めております島田です。皆さまからいただきました疑問の声にお応えしながら、少しでも海洋散骨のご不安を和らげるお手伝いを出来ればと思っています。海洋散骨に限らず、終活や墓じまいに関してのお悩みなどもお気軽にお寄せください。

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