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散骨した際に発行される「散骨証明書」は大切に保管しておこう

2021.09.03
海洋散骨
白いカードと花

最近では、遺骨をお墓に埋葬するのではなく、海や山などの自然に還す散骨を選ぶ方が増えています。しかし、散骨を選んだ場合は遺骨を直接土に埋めて墓石の代わりに植樹をする樹木葬と違って、「散骨した後は何の記録も残らないのだろうか」と不安に思う方は多いのではないでしょうか。

実は、海洋散骨を行ったときには、「散骨証明書」が発行されます。海に目印をつける代わりに、ここで散骨をしたという証明書を出してもらえます。散骨が実際に行われたという証明として大切に保管しましょう。

散骨を実施した証「散骨証明書」

証明書のサンプル

業者を通して海洋散骨を無事に終えると、ほとんどの場合で「散骨証明書」が発行されます。

日本海洋散骨協会のガイドラインには、「ご遺族から希望があった場合は、散骨証明書を交付する」との記載もあります。

また、この散骨証明書は公的なものではないので役所に提出する書類ではありません。しかし、公的なものでなくても、ご家族様にとっては故人様の散骨が実際に行われたという貴重な証明書です。紛失しないように大切に保管しておきしょう。

散骨証明書に記載されていること

晴れた日の広い海

散骨証明書には、散骨を実施した日付と故人様のお名前、散骨をした海域の緯度・経度が記載されています。

基本的に散骨スポットは沿岸から遠く離れた沖合になるため、ご自身でご遺骨を海にまいても、どこにまいたか場所を把握することは難しいものです。証明書により海域の緯度・経度が分かるため、法事などの節目ごとに再び同じ場所を訪れることができます。

また、委託散骨をした場合は、証明書とともに当日の様子を知らせてくれます。散骨を実施した日がどのような日だったか、天気や気温などを記載されていたり、散骨の様子を記録した写真や動画が送られてきたりすることもあります。サービスの内容は業者によって異なるので、事前の下調べを十分に行うことをすすめます。

シーセレモニーの年忌法要クルーズ

東京湾とレインボーブリッジ

心を込めて散骨を行うシーセレモニーでは、海洋散骨クルーズのことを海洋記念葬と呼んでいます。故人様が海に還る日は、ご家族様にとっても新しい記念日であってほしいと願いを込めています。また、散骨だけでなく年忌法要クルーズも運行しています。

ミッドブルー、献花、お食事プランと集合写真

一般的な法要でお寺やお墓に足を運ぶように、年忌法要クルーズを利用して散骨スポットに出かけることができます。仏式の一周忌や三回忌のような節目の法事を船上で行うのが年忌法要クルーズです。散骨を行なった海域をみなさんで巡りながらご会食をお楽しみいただき、故人様に想いを馳せるクルージングのことです。

弊社以外で散骨を行われた場合でも、年忌法要クルーズがご利用いただけます。お手元の散骨証明書に記載された緯度・経度をお知らせいただければ、その海域周辺を航行させていただきます。

故人様を偲ぶ年忌法要クルーズの主な流れ

波打ち際に置かれた花

年忌法要クルーズの主な流れ

  1. 1.お見積り・プラン確認
  2. 2.桟橋からご乗船
  3. 3.散骨ポイントを訪問
  4. 4.献酒、献花
  5. 5.遊覧、ご会食
  6. 6.みなさまで記念撮影

年忌法要クルーズは、東京・横浜の8つの桟橋のいずれかにてみなさまにご乗船いただき、出航いたします。

カジュアルな法要ですので皆様は平服でお越しいただきます。一般的なファミリー散骨プランなら定員まで何名乗船しても金額は変わらないので、なるべく大勢のご親族様の参加をおすすめしています。故人様が眠る海域に着きましたら、献酒、献花をします。

お酒やお花はこちらでご用意できますが、みなさまで故人様のお好きだったものをお持ち込みいただくことも可能です。黙祷までを終えましたら、揺れの少ない湾内へと移動して会食や遊覧をしながらゆっくりと過ごしていただきます。また、みなさまそろっての記念撮影のお手伝いもいたします。

乗船場所はこちら

中型以上のクルーザーをご紹介

桟橋に停泊するクルーザー

ご会食ができるのは中型以上のクルーザーです。法要クルーズにおすすめの中型クルーザー3隻をご紹介します。

ミッドブルー号

ミッドブルー 散骨クルーザー

「ミッドブルー号」は、ソファー席や個室があり快適な船内空間です。20名様全員がご着席可能。また後方デッキでは10名様までお座りいただけるので、海の香りを感じながらご会食を楽しんでいただけます。

ルナ・フェスタ号

係留された中型クルーザーのルナフェスタ号

「ルナ・フェスタ号」は定員18名様まで乗れる中型クルーザーです。船内は木の温もりを感じるインテリアが特徴です。みなさまでワンフロアに集うことができます。

ルーカス号

係留された大型クルーザーのルーカス号

そして、70名定員の大型クルーザー「ルーカス号」には、広々とした船内空間と屋上デッキがあるほか、マイクやモニターなども完備しています。

2階はすべて屋上デッキになっているので、海上からの景色を眺めたり、集合写真を撮影したりできます。クルーザーにより乗船場所、運行エリアが異なるので事前にご確認ください。

船舶(クルーザー)一覧

選べるビュッフェやバーベキュー

ビュッフェ料理

ご会食を希望される場合、ビュッフェコースかバーベキューよりお選びください。

ビュッフェコースでは、見た目の美しい「南国ビュッフェ」とシェフが乗船して温かい料理を提供する「アニバーサリービュッフェ」の2種類をご用意しています。

また、バーベキューではサポートスタッフが準備や後片付けのお手伝いをいたします。手間がかからないため、年齢を問わず楽しめます。年忌法要クルーズは、ご親戚のみなさまが集まる貴重な機会です。みなさまで故人様の思い出話に花を咲かせながら会食をお楽しみください。

お食事はこちら

散骨証明書は大切に保管しておきましょう

海に沈む夕日を見つめる後ろ姿

海洋散骨を終えた後に、正しく散骨が行われた証として発行される「散骨証明書」。故人様が眠る海の場所を示してくれる大切なものです。

散骨証明書があることで、正確な散骨ポイントを知ることができ、故人様に会いたくなったらその場所を訪れて手を合わせることができます。故人様の残した大切な思い出の品とともに飾っておくのも良いですね。大切に保管しておきましょう。


監修者 | 島田 快

散骨ディレクター・終活カウンセラーを務めております島田です。皆さまからいただきました疑問の声にお応えしながら、少しでも海洋散骨のご不安を和らげるお手伝いを出来ればと思っています。海洋散骨に限らず、終活や墓じまいに関してのお悩みなどもお気軽にお寄せください。

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