夏の訪れを告げるような、眩いばかりの青空に恵まれた2026年7月11日。
「最期は海に還りたい」というお母様の生前の望みを叶えるため、懐かしいぬくもりと歴史を感じさせるマナセ号にご乗船されたご家族様の姿がありました。
マナセ号は定員8名様の小型クルーザー。屋根付きのフルオープンデッキからは360度広がる海を見渡すことができ、クラシックな木造船の趣を残した木目調のキャビンが、どこか懐かしい特別な航海を演出します。
ご家族だけで過ごす「ファミリー散骨プラン」
今回ご利用いただいたのは、クルーザーを1隻貸し切り、ご家族だけで故人様をお見送りいただくファミリー散骨プランです。
船の定員まででしたら何名様のご利用でも料金は変わらず、故人様が好きだった音楽をかけたり、思い出の品をお持ち込みいただいたりと、最後のお別れまでの時間をご家族のペースでお過ごしいただけます。
葉山港からマナセ号で出航

海を見渡すと、ヨットなどのマリンスポーツを楽しまれている方々の姿が多く見受けられました。そんなどこかのどかな雰囲気のなか、ご家族様を乗せたマナセ号が葉山港をゆっくりと出航いたします。
鎌倉や葉山の海は、お母様にとって思い出が深く刻まれた場所。それと同時に、昔から憧れを抱いていらっしゃった昭和の大スター・石原裕次郎さんゆかりの、特別な海でもありました。
憧れのスターが眠る、裕次郎灯台の立つ葉山沖へ

石原裕次郎さんといえば、湘南・葉山の海をこよなく愛し、その遺志によって葉山沖に散骨されたことでも知られています。
「せっかく見送るなら、母が憧れ続けた裕次郎さんと同じ、あの海で」
そんなご家族様の想いから、セレモニーは裕次郎灯台も立つポイントにて執り行われました。
葉山の沖合は、江ノ島や城ケ島の沖合とともに選ばれている湘南エリアの散骨ポイントのひとつ。開放感のあるひらけた海域で、ゆっくりと故人様とのお別れの時間をお過ごしいただけます。
心地よい風が吹き抜け、穏やかな時間が流れるなか、手を合わせ、お母様をそっと海へと送り出されます。
憧れのスターが眠る特別な場所へ、ご家族様に見送られる様子は、どこか心地よさそうに海へ身を委ねていらっしゃるようでした。
海に広がるお花と、いつでも会いに行ける森戸神社

お手向けしたお花が広がっていく様子を、ご家族様はいつまでも温かい眼差しで見守っていました。
そしてセレモニーの後には、これから先「お母様に会いたくなった時」にいつでも手を合わせに訪れることができる森戸神社を巡り、帰港いたしました。
お母様の願いを、憧れの情景に包まれるなか叶えた、温かな愛に満ちた時間となりました。
散骨の実施後には、散骨した位置の緯度・経度・時間を記録した散骨証明書をお届けしています。いつでも同じ海へ想いを馳せ、お参りに訪れていただくための大切な記録です。
このお見送りの日が、心に灯り続ける大切な「新たな記念日」となりましたことをスタッフ一同心より願っております。
お客様の声

憧れであった石原裕次郎さんと同じ海に還る事ができ、母の喜んでいる顔が浮かびます。
今回シーセレモニーさんにお願いして本当に良かった。
こちらの希望だけでなく、母が喜ぶプランまで提案していただき、心から感謝しています。
母に会いたくなったら、船長さんに教えてもらった森戸神社に行こうと思っています。
ありがとうございました。そしてお世話になりました。
散骨した海へ、また会いに
シーセレモニーでは、散骨した海域を再びクルーザーで訪れ、故人様を偲ぶ年忌法要クルーズもご用意しています。
「お母様に会いたくなった時」には、森戸神社へのお参りとあわせて、海の上からも想いを届けていただけましたら幸いです。
ご親族様への返礼品もご用意しています
ご乗船された方、そして乗船が叶わなかった方のどちらへもお送りできる返礼品をご用意しております。
故人様との思い出を分かち合い、これまでお世話になったご親戚やご友人へ贈る感謝のしるしとして。
あたたかなお見送りのご報告とともに、「ありがとう」の想いを届けるお手伝いができましたら幸いです。

