少しずつ春の訪れを感じる3月。
澄み渡る青空の下、ご家族様の深い愛情が込められた、お母様と愛犬の海洋散骨・ファミリー散骨セレモニーが執り行われました。
今回のご家族様は2度目の訪れ。3年前にお見送りされたお父様と愛犬のもとへ、お母様と愛犬をお連れするという特別な想いが込められていました。

ゆかりの地、日の出桟橋からの出航

出航場所は、お客様にとってゆかりの深い日の出桟橋です。
スタイリッシュなミッドブルー号をバックに記念撮影を行い、いよいよ出航です。
向かう先は3年前、先にお見送りされたお父様ともう一匹の愛犬が眠る場所。
生前、どこへ行くにもいつも一緒で、大変仲睦まじいご夫婦だったとお伺いしました。お父様が待つその場所で、「また二人一緒に過ごしてほしい」…。
お母様をお父様が眠るその海へお連れすることには、ご家族様のそんな温かな想いが込められていました。
海と繋がる家族の絆。

3年前、お父様と愛犬をお見送りしたのと同じ緯度・経度へ船を進めます。ご家族様が再びこの場所を選ばれたのは、ご夫婦と愛犬たちに再会してほしいという願いがあったからです。
青空を駆ける飛行機を間近に望む中、お母様と愛犬のご遺骨をご家族で囲み、黙とうを捧げます。
皆様、思い思いにお気持ちを馳せた後、お母様をお父様の元へと送り出します。
お孫様は、大好きなおばあ様とのお別れを惜しむように、ご遺骨を大切に胸に抱えていらっしゃいました。その小さな背中からは、言葉にならないほどの深い愛情が伝わってまいります。
その姿をご家族が優しく見守る―。船内は、目には見えない強い家族の絆で満ちあふれていました。
寂しさを超えた「再会」

勇気を出してお見送りした後は、故人様への敬意を込めた献酒、そして色とりどりの花びらを手向けます。海面を鮮やかに彩る花びらは、まるでお父様がお母様の手を取り、再会を喜んでいるかのように輝いていました。
ご夫婦と愛犬たちが再びひとつになったことを想いながら、ご家族様は海をじっと見つめていらっしゃいました。
最後に、ご散骨したポイントの周りをゆっくりと旋回し、お見送りの合図である汽笛を鳴らして帰港いたしました。

大空を飛ぶ飛行機や、きらめく海を見たとき、この温かなお見送りの記憶が、ご家族様の心に未来への希望として刻まれていることを願っております。
【お客様のお声】
本日の母の海洋散骨、お世話になりました。
天気も心配でしたが、無事に晴れて良かったです。
母も、娘家族や孫·姉と姪に送ってもらい幸せだと思います。
とても仲の良い両親でしたので、今頃は2人で好きなお酒を飲んでいるかなと思います。
スタッフ様、そして安全運転に努めて頂いた船長様に深く感謝申し上げます。

