本日はM.P様にご乗船いただいた散骨クルーズをご紹介いたします。
この度はお父様のご散骨のお手伝いをさせていただきました。
実は本日のお客様、前回天候が悪く出航が延期に。そのため、今回は何とか乗船が出来ればと数日前から天候を確認し、やっとご案内できることとなりました。
当日、晴れ間がさし天気はとても良く安心しました。ただ、運航には差し支えありませんが風が少々強い予報が出ていたため、事前に酔い止め薬を飲んでいただくようご案内させていただきました。
今回ご乗船いただく「ドーバー号」は、船室がついているため水しぶきを浴びることなく散骨スポットまで運航できます。4名様のご乗船でゆったりお過ごしいただける船を選んでいただいて良かったです。
さて、船は越中島桟橋から、羽田空港沖に向けて出航します。
乗船後に本日の流れをお伝えし、船内でくつろいでいただきます。
いつもより風がでている為船長判断により、船はなるべく揺れが少ないルートを航行します。
乗船時間が40分程過ぎた頃、目的地の羽田空港沖に到着。
ご散骨セレモニーの準備に入ります。
皆様にご遺骨をそれぞれお手に取っていただき、お別れの準備の整った方より海にお返しいただきました。
次にはお酒を手向け、海を清めていただきます。
最後にお花を手向け、黙祷を捧げ、マリンベルを鳴らします。
船が散骨のポイントを周回してからホーンを鳴らします。
ご散骨セレモニーの終了でございます。
しばらく花びらが海面に浮かび、綺麗に彩っていました。
皆様にこれから帰港をする旨をお伝えして、船はゆっくりと桟橋に向かって帰っていきます。
行きも帰りもとても明るく元気にお話をされておりました。
越中島桟橋に到着。
最後にご挨拶をさせていただき、下船となります。
クルーズ中は終始、楽しくお過ごしになられていたように思われました。
皆様方がお話されている様子がとても温かく、わたしたちスタッフへも終始丁寧なご対応をしていただき誠に感謝いたします。
この度のご乗船誠にありがとうございました。