散骨をする時期について明確な決まりは有りません。
故人様の葬儀が終わってすぐに実施する場合も有れば、四十九日が終わってからや、数年後に実施する場合など様々です。
いずれの場合でも、ご遺族様の間で充分に納得されたうえで実施されることが大切です。
事前のお手続きについて
散骨するご遺骨の量については明確に決められていません。
全て散骨してしまうと寂しいのでご遺骨の一部をお手元に残し、手元供養品(ミニ骨壺やアクセサリー)に納め、ご自宅で供養される方も多くいらっしゃいます。
詳細はこちらをご覧ください。
手元供養品
散骨には特定の宗教・宗派はありませんので、僧侶や牧師の方などが乗船いただいても問題ございません。
同乗いただく方も乗船定員には数えられますので、クルーザーの定員にご注意ください。
散骨には特定の宗教・宗派はございません。
故人様やご遺族様の死生観の変化に伴ってうまれた、新しい埋葬・供養の方法です。
散骨は違法ではありません。
散骨に関する法律はまだ整備されていませんが、総務省からは「節度を持って葬祭の一つとして行われる限りは遺骨遺棄罪(刑法190条)に違法しない」との見解が示されています。
シーセレモニーでは自然や周辺環境にはもちろん、厚生労働省の公開している散骨ガイドラインを遵守しながら、ご遺族様の心情にも配慮した散骨を行っております。
キャンセルは可能ですが、時期に応じて既定のキャンセル料が発生いたします。
また、無料で船を1週間抑える仮予約も可能ですのでご利用ください。
詳細はキャンセルポリシーをご覧ください。
キャンセルポリシー
生前のお申込みも可能です。
ご親族の方も同席でお打合せさせていただきますので、まずはお問合せ下さい。
代理散骨は各月に1回のペースで実施しております。
散骨の実施日が決定した際にはご連絡させていただきます。
また、散骨を実施した日付を記載した散骨証明書を後日郵送させていただきます。
ご遺骨の郵送は郵便局のゆうパックをご利用ください。
また、弊社でのお打合せ時にお持ち込みいただくことや、弊社社員が出張で引き取りにお伺いすることも可能です。
可能です。
お墓に納めてあるご遺骨を取り出したい場合、役所や霊園の管理者からの
「改葬許可証」または墓地管理者からの「遺骨引き渡し証明書」の取得をお願いいたします。
墓地の所有地を管轄している「役所」と「霊園の管理者」の双方に散骨する旨をお伝えいただき、
改葬許可証が必要かどうかを問い合わせてください。
※自治体によって一部異なります。
【改装許可証のお手続き】
各市町村へ役場への「納骨証明書」を提出してのお手続きになります。
「納骨証明書」はお墓を管理する霊園墓地からもらうことができます。
役所や霊園管理者に改葬許可証が不要と言われた場合には、お手続きは不要でご遺骨をそのまま取り出せます。
【お墓からご遺骨を取り出す場合や、お墓を閉じるのに必要な法要】
「閉眼供養・魂抜き」があります。
仏様となった故人の魂が宿っているとされる墓石に、
僧侶を呼んで、閉眼供養を行い、墓石をただの石に変えるという意味を持つ儀式です。
お骨のお引き取り・粉骨について
お骨のお引き取り方法は、以下3つございます。
(1)シーセレモニーの事務局までお持ち下さい。
【住所:東京都港区海岸3-18-21 ブライトイースト芝浦1F】
初めてご検討される方にとって、
海洋散骨は分からないことだらけで不安を感じることも多いかと思います。
是非、お打合せも兼ねてお骨のお渡しにお越し頂ければと思います。
打合せ・アクセスについて詳しくはこちらもご覧ください。
(2)お客様のご自宅まで引き取りに伺います(有料サービス)
東京23区内でしたら 出張料16,500円(税込)にてスタッフがご遺骨のお引き取りに伺うことも可能です。
23区外は22,000円(税込)からとなりますが、お問い合わせ下さい。
(3)郵パックにてお送り下さい。
上記の(1)(2)どちらも難しい場合には、郵パックでのご郵送をお願いしております。
ゆうパックは「荷物の縦・横・高さの合計が170cm以下、重さ25kg以内」であればご郵送が可能です。
なるべくぴったりとサイズの合った段ボールに、骨壺を入れて頂き(桐箱のままでも構いません)
気泡緩衝材(プチプチシート)や、新聞紙等を周りに詰め、中が動かないように固定して頂き、ご郵送を頂ければと存じます。
※桐箱の中に入っている火葬証明書をコピーして頂き、ご一緒にご郵送ください。
原本は大切な書類になりますので、お客様で保管をお願い致します。
伝票のご記載の際、骨壺と記載頂いても結構ですし、
気になるようであれば「花瓶」、「壺」などと記載頂いても、こちらはわかりますので問題ございません。
ご遺骨をそのまま散骨することはできません。
刑法190条、死体損壊罪の一種とする「遺骨遺棄罪」に該当するとみられる可能性があります。
法務省は「葬送のための祭祀として節度をもって行えば違法ではない」との見解を出しており、
お骨をそのまま海に還すと、他の人の目にふれたときに、何かの事件だと思われかねないため、遺骨とわからない程度に粉砕する必要があります。
散骨当日について
船の乗船定員を超えない範囲でしたら、問題なくご乗船いただけます。
お食事のご用意などは直前では難しい場合がございますので、お早めにご相談ください。
小型クルーザーは雨天の場合は無料で日程変更を承ります。
小雨の場合は出航することも可能ですので、コンシェルジュにご相談ください。
中型以上のクルーザーの場合は、しっかりとした船室が有りますので雨天でも出航可能です。
風や波が高く、船長が危険と判断した場合には順延日のご相談をさせていただきます。
お子様ももちろん乗船可能ですが、小さいお子様の場合は大人の方が目を離さないようにお願いいたします。
3歳以上~小学生未満のお子様は2名様で1名様分の乗船定員として数えられます。
3歳未満のお子様は乗船定員には数えられません。
基本的には東京エリアですと90分、横浜・湘南エリアですと60分となりますが、乗船場所とクルーザーの組み合わせによってはもう少し長くなる場合もございます。
お打合せの際にコンシェルジュから所要時間をご案内させていただきます。
クエスト号以外のクルーザーには水洗トイレが備え付けられていますので、ご自由にお使いいただけます。
クルーザーには音響機材が有りますので、iPodなどをイヤホンジャックで繋いでお好きな音楽を流すことができます。
CDなどの音源によってはご対応できない場合も有りますので、事前にご相談いただけますと確実です。
クルーザーによって可能なご対応が変わってまいりますので、コンシェルジュまでお問合せ下さい。
乗下船時にはスタッフがお手伝いさせていただきますので、事前にご連絡いただけますようお願い申し上げます。
ご乗船されたみなさまが、片手に持って撒くのに充分な量のお花をご用意いたします。
ご遺族様でお花やお酒をお持ち込みいただくことも可能です。
献花をする際には、自然に還りやすいようビニール等の包装を外し、茎から外して花びらの状態にして撒いていただきます。
可能な限りご調整いたしますが、ご乗船場所の利用時間が定められているため、お待ちできない場合もございます。
どうか遅刻されないよう、余裕を持ってお越しください。
散骨の際に一緒に撒けるものは弊社からお願いする適量のお花やお酒、好きだった食べ物など自然に還るものに限られます。
貴金属や遺品などは撒くことが出来ませんので、なにとぞご了承ください。
全てのクルーザーで喫煙可能です。
ミッドブルー号やルナフェスタ号など、船室が有るクルーザーはデッキの喫煙所でお願いいたします。
東京エリアの、羽田空港沖の海域になります。
横浜エリアは、ベイブリッジ沖の海域になります。
湘南エリアは、三崎・城ヶ島・江の島方面をお選び頂けます。
他海域での散骨をご希望の場合は事前にご相談ください。
ご心配なお客様には事前に市販の酔い止め薬を服用されることをお勧めしております。
空腹や疲労が船酔いの原因となる場合も有りますので、睡眠時間を長く取り、事前に軽くお食事をされるのもお勧めです。
年忌法要クルーズのご会食は波がほとんど無いお台場海浜公園前の停泊中にご提供いたします。
当日の波や天候に応じてコースの変更も可能ですので、お気軽にご相談ください。
冬の場合は船室サロンルームが有り、暖房完備の中型以上のクルーザーがお勧めとなります。
小型クルーザーの場合は足元にジェットヒーターとブランケットをご用意いたします。
喪服は避け、通常の平服でお越しください。
斎場で行う場合と違って船の上で実施されるため、ご乗船頂く桟橋に、観光や結婚式など様々な目的のお客様がいらっしゃいます。
周囲への配慮を考え、喪服での参列はご遠慮頂いております。
具体的には、服装は自由ですが、ポイントとしては「肌の露出を控えたよそ行きの普段着」をイメージして頂ければと思います。
船の上では揺れたり、水しぶきが舞ったり、地上とは異なる環境になりますので動きやすさも重要です。
足元はスニーカーやフラットシューズなどヒールのない、履き慣れた靴を選ぶことをおすすめします。
墓じまいについて
一般的には30万円~300万円程度と言われております。
1㎡あたり~万円と計算されるところがほとんどです。
費用に幅があるのは、目に見える墓石だけでなく、かろうと(カロート)という土の下のお部屋部分の大きさの違いや、運搬する作業車が入りやすい場所かどうかや、木が植わっている場合には更地に戻すための抜根の費用がかかるなど様々です。
散骨では粉骨・洗浄・乾燥や六価クロムの無害化処理などを行い、大切にかつ適切にお支度いたします。墓じまいでは安心のできる業者をご紹介させていただきます。
霊園(お寺)によっては指定の墓石業者が決まっている場合もございます。
その際はご遺骨のお預かりからでも承ることができます。
全国どこでもご対応可能です。
お気軽にご相談ください。
改葬とは埋葬先を新しい埋葬先へ移すことをいいますが、海洋散骨は埋葬行為にはあたりません。
ですが、改葬先を海洋散骨と記載し、改葬許可証を発行してくれる市区町村も少なくありません。しかしながら全ての市区町村がそのように対応するのにはもう少し時間がかかると思います。
なにかお困りのことがございましたら、お気軽にご相談ください。
墓じまいしたご遺骨は全て散骨しなくてはならないわけではありません。
シーセレモニーでは適切に処理したうえで、一部を手元供養としてミニ骨壺やペンダントとしてお持ちいただくことをおすすめしております。
その他
お客様の安心と安全を守るため、3つの保険に加入しています。
万が一のトラブルの際にも、お客様へ手厚い補償が可能ですので、安心してご用命ください。
※散骨料金はすべて保険料込の価格となります。
①船客保険および船体保険
②旅行業保険
③事業活動包括保険
詳しくはこちらもご覧ください。
弊社で粉骨のお仕度をする際は、六価クロム還元剤を使い還元作業を行っており、
粉骨後は、安全な三価クロムとなりますので、ご安心下さい。
また、粉骨したお骨が飛ばないよう 水溶性の袋に入れておりますので、
散骨の際に風に舞ったりすることはなく、ご遺骨を海に還すことができます。
お客様で粉骨されたお骨をお持ち込みいただく場合でも、水溶性の袋に入れてお持ち下さい。
(弊社で別途、水溶性の袋のみのご用意もできますので、スタッフまでご相談下さい。)